現代社会に生きる私たちは、国境を越えた地球規模の国際交流の活発化、人口減少にともなう地方の生活共同体(コミュニティー)の衰退、長寿社会を健康に暮らすための施策など、数多くの課題に直面しています。このことは、日本のみならず世界的な事象です。
人間社会学部では、このような現代社会の事象を観光学と社会福祉学の学問領域から学びます。国際観光学科は、観光及び関連する領域の専門的知識・技能を修得し、地域の観光産業、国際交流、まちづくりの各分野で実践的に活動できる人材育成をめざしています。社会福祉学科は、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士などの国家資格を有して地域社会で活躍できる人材育成に取り組んでいます。両学科の学びに共通するキーワードは、「地域社会」です。