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大学総合

教員・研究者教員・研究紹介

池永 正人(いけなが まさひと)特任教授

池永 正人

所属

人間社会学部 国際観光学科

専門分野

観光地理学、特にスイスアルプスや日本の国立公園(山岳)の研究。

研究テーマ

海外  スイスアルプスの自然環境保全と観光振興
国内  国立公園の観光資源

担当科目

〔学部〕地理学、観光政策論、観光地理学、卒業研究、社会科地理歴史科教育法、地理歴史科教育法
〔大学院修士課程〕観光地理特講、事例研究(観光地理)、観光自然資源特講、事例研究(観光自然資源)、特別研究
〔大学院博士後期課程〕地域マネジメント研究方法、観光資源特別演習、特別研究指導Ⅰ~Ⅲ

所属学会

日本地理学会、人文地理学会、地理空間学会、日本温泉地域学会(副会長)、スイス山地地域協会、インスブルック地理学会、オーストリア地理学会、長崎国際大学国際観光学会(会長)

研究室

研究棟304号室

連絡先

TEL:0956-20-5526(研究室)

E-mail

mikenaga

URL

プロフィール

地域計画・環境調査の民間会社技師、高等学校教員の職を経る
千葉大学大学院自然科学研究科博士号取得
2000年4月 長崎国際大学人間社会学部助教授
2006年4月 教授
2014年4月~2016年3月 国際観光学科長
2014年4月~2017年3月 大学院観光学専攻長
2016年4月~現在 大学院地域マネジメント専攻長
2017年4月~現在 人間社会学部長、大学院人間社会学研究科長

研究紹介

スイスアルプスの研究

スイスのアルプス地方では、山地の自然や農業、歴史や文化を観光資源として有効に活用し、夏季は登山・ハイキング、冬季はスキーを中心とした自然体験型観光が盛んです。これは、年間を通して多様なスポーツや文化的催事が可能な自然環境と、宿泊・交通・スポーツ・商業・医療など各種施設が十分に整備されていることに起因します。スイスのアルプス地方の研究は、日本の山岳観光地の将来動向を考えるうえで重要な指針となります。以下は、公表した近年の研究内容です。


  • 「スイスの世界遺産ユングフラウ-アレッチ-ビエッチホルンの自然保護と観光業の推進」,人文地理学会大会,2010年

  • 「スイスアルプス・ベットマーアルプにおける山岳観光の多様性」,日本地理学会春季学術大会,2011年

  • 「スイスアルプス・アレッチ地域におけるカーフリーリゾートの発展」,日本地理学会春季学術大会,2012年

  • 「スイスアルプス・サンモリッツにおける冬季観光の多様性」,人文地理学会大会,2013年

  • 「スイスアルプスの自然環境保全と多様なアクティビティ」(単著),『地理空間』第7巻第2号,2014年

  • 「スイスアルプスにおける温泉保養地の観光多様性」,日本温泉地域学会・秋季大会,2016年

  • 「スイスアルプスの温泉保養地リギカルトバート」(単著),『地理』第62巻第5号, 2017年

  • 「スイスにおける温泉保養地の統合型リゾートの形成」、日本温泉地域学会・春季大会、2019年

  • 「スイスアルプスの高地療養地の形成」(単著),『温泉地域研究』第35号,2020年

  • 「スイスアルプスにおける休暇旅行の進展と最古の温泉療養ホテル」(単著),『温泉地域研究』第39号,2022年


日本の国立公園と温泉地の研究

日本の国立公園と温泉地を対象に、地理学の立場から近年以下に示す研究を行っています。


  • 「雲仙地獄の観光資源性」(単著),『温泉地域研究』第12号,2009年

  • 「雲仙古湯地区のファサード整備」(単著),『温泉地域研究』第14号,2010年

  • 「雲仙温泉におけるランドマークの観光資源評価」(単著),『温泉地域研究』第16号,2011年

  • 「雲仙古湯地区ファサード整備の効果」(単著),『温泉』 第80巻第848号,2012年

  • 「近代における雲仙リゾートの形成とシービューホテル」(単著),『温泉地域研究』第19号,2012年

  • 「雲仙観光の観光資源ミヤマキリシマの保護」(単著),『新地理』第60巻第3号,2012年

  • 「長崎県雲仙温泉:山岳宗教の霊場と外国人避暑地として繁栄」(単著),『温泉地域研究』第20号,2013年

  • 「ヘレン・ケラーの雲仙温泉来訪事情」(単著),『観光学論集』第13巻,2018年

  • 「九州横断観光ルートの観光地域区分と観光多様性の試論」(単著),『温泉地域研究』第31号,2018年

  • 「西九州新幹線開業記念催事 秋田竿燈まつり in 武雄」『温泉地域研究』第40号,2023年

社会活動

各種委員・役員等

・九州風景街道推進会議委員
・ながさきサンセットロード推進協議会委員

研究実績

著書

【単著】
・『チロルのアルム農業と山岳観光の共生』,風間書房,2002年
・『観光地理学入門-美観の観光資源の活用-』,同文舘出版,2021年

【共著】
・『農業地理学の課題』,上野福男先生喜寿記念会編,大明堂,1986年
・『オーストリアにおけるアルム農業と観光』,上野福男編著,農林統計協会,1997年
・『ハイベスト教科事典日本地理』,学習研究社,2001年
・『観光の新たな潮流』,総合観光学会編,同文舘出版,2003 年
・『観光地域社会の構築―日本と世界―』,山村順次編著,同文舘出版,2006年
・『新時代の観光―課題と挑戦―』,総合観光学会編,同文舘出版,2007年
・『体験取材! 世界の国ぐに スイス』,池永正人(監修),岡崎務(文・写真),ポプラ社,2008年
・『図説 新・日本地理―自然環境と地域変容―』,山村順次編,原書房,2008年
・『地理教育と系統地理』,中村・高橋・谷内・犬井編,古今書院,2009年
・『長崎学への道案内(改訂新版)』(地理の部,石川雄一・池永正人監修),長崎文献社,2009年
・『観光地理学―観光地域の形成と課題―』,山村順次編著,同文舘出版,2010年
・『観光の地平』,長崎国際大学人間社会学部国際観光学科編,学文社,2011年
・『長崎学への道案内(改訂3版)』(地理の部,石川雄一・池永正人監修),長崎文献社,2011年
・『観光地理学―観光地域の形成と課題―(第2版)』,山村順次編著,同文舘出版,2012年
・『日本の地誌10-九州・沖縄-』,山本正三ほか編,朝倉書店,2012年
・『温泉の百科事典』,阿岸祐幸編,丸善出版,2012年
・『観光先進地ヨーロッパ-観光計画・観光政策の実証分析-』,淡野明彦編著,古今書院,2016年

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