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大学総合

教員・研究者教員・研究紹介

Virág Viktor(ヴィラーグ ヴィクトル)講師

Virág Viktor

所属

人間社会学部 社会福祉学科

専門分野

反差別・抑圧的実践、文化的力量等のソーシャルワーク理論
多様性に配慮した社会福祉教育

研究テーマ

先住民・移民・難民等の文化的少数者の福祉
LGBTQ等の性的少数者の福祉

担当科目

相談援助の理論と方法ⅠA、相談援助の理論と方法ⅡAB、相談援助演習Ⅰ・ⅡAB、相談援助演習ⅢAB、専門基礎演習AB、社会福祉調査論、相談援助実習、相談援助実習指導Ⅰ・ⅡAB、社会福祉総合演習(福祉専門)、社会福祉総合演習(福祉共通)、教養セミナーAB

所属学会

日本社会福祉学会、日本ソーシャルワーク学会、日本社会福祉教育学会、国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)、日本ソーシャルワーカー協会

研究室

研究棟205号室

連絡先

0956-20-5559(研究室)

E-mail

virag

URL

-

プロフィール

ブダペスト出身
2008年 東京大学 文学部 行動文化学科 社会学専修課程 卒業(文学学士)
2008年 日本社会事業大学 社会事業研究所 共同研究員
2010年 日本社会事業大学 大学院 社会福祉学研究科 博士前期課程 修了(社会福祉学修士)
2010年 東京外国語大学 多言語・多文化教育研究センター フェロー
2011年 日本学術振興会 特別研究員(DC)
2016年 日本社会事業大学 大学院 社会福祉学研究科 博士後期課程 修了(社会福祉学博士)

研究紹介

多様性に対応できるソーシャルワークに向けて

 文化・民族的マイノリティとセクシュアル・マイノリティの福祉を中心に研究しています。日本の場合、前者には、アイヌに代表される先住民族、在日コリアンなどの旧植民地出身者及びその子孫のような歴史的な少数民族(いわゆる「オルドカマー」移民)、より新しい「ニューカーマ―」移民、庇護希望者や難民、そして国際結婚等を通じて外国につながる背景をもつ人々が含まれています。また、後者は「異性愛者の男女」という狭くて、二分法的な枠組みに当てはまらないLGBTQ等の性的少数者を意味しています。
 社会の中でマイノリティの立場にいる人々は、差別の対象になりやすく、不利益を被ることが多いです。日常から受ける様々な不利益は、社会的な脆弱性(social vulnerability)に結び付き、不平等と不公平の原因になり、当事者を被抑圧(oppressed)の状態に追い込むことがあります。そして、最終的には貧困や格差という社会問題、また社会的な不正義(social injustice)と人権侵害が生じてしまいます。
 社会福祉士・精神保健福祉士のソーシャルワーク専門職は、このような問題の解決に取り組む倫理的な責任があります。しかし、当事者に対して強い権限をもつソーシャルワーカーなどの対人援助の専門家は、無意識的にも逆に差別等を助長し、社会の中にある抑圧に加担してしまうこともあり得ます。このようなことを避け、かつクライエント(利用者)がおかれている社会的な立場をよく理解し、それを踏まえて個々人の「かけがえのなさ」を重視した最適の支援を展開するために、文化・民族や性に対する感受性(sensitivity)と力量(competence)を高めることが必要です。
 研究の中では、このような多様性(diversity)に配慮したソーシャルワーク実践及び教育の理論と、国内外のグッド・プラクティスの事例や政策・制度について重点的に扱っています。

研究活動

科研費・競争的資金

1. 2011-12年 特別研究員奨励費『日本における多文化ソーシャルワーク教育プログラムの構築』

共同(受託)研究

1. 2017-18年 日本社会事業大学『アジアにおける「子どもの貧困」への支援の国際比較研究 ― 相対的・絶対的貧困を踏まえた「子どもの貧困」ソーシャルワークの展開に関する研究』
2. 2016-17年 日本社会事業大学『アジアにおける子どもの権利擁護の国際比較研究 ― 子どもの貧困の現状とソーシャルワーク実践のあり方の検討』
3. 2011-12年 日本社会事業大学『欧州の交流協定校との国際共同研究』
4. 2010-11年 日本社会事業大学『欧米の多文化ソーシャルワーク先進事例研究』
5. 2009-10年 日本社会事業大学『外国籍等児童の現状と支援に関する研究』
6. 2009-10年 日本社会事業大学『ボローニャ宣言とEUのソーシャルワーク教育』

社会活動

社会貢献・地域連携

1. 2015-17年 国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW) アジア太平洋地域 会長補佐

各種委員

1. 2014-17年 関口グローバル研究会 運営委員

教育活動

非常勤講師

1. 2013-17年 上智社会福祉学専門学校 介護福祉士科
2. 2014-17年 昭和女子大学 人間社会学部 福祉社会学科
3. 2015-17年 法政大学 現代福祉学部
4. 2016-17年 上智大学 国際教養学部(Faculty of Liberal Art、FLA)
5. 2016-17年 法政大学 グローバル教養学部(Department of Global and International Studies、GIS)
6. 2016-17年 首都大学東京 都市教養学部/大学院 人文科学研究科

講演会

1. 2017年3月 関東ウタリ会 第30回アイヌ文化と人権の集い『先住民族と人権』「ソーシャルワークの立場から」(亀戸文化センター)
2. 2017年2月 (特非)ASIAN PEOPLE’S FRIENDSHIP SOCIETY『外国出身コミュニティ・リーダー育成講座』「多文化ソーシャルワーク ― 相談の際に使うべき社会資源」(板橋グリーンホール)
3. 2016年10月 日本社会福祉教育学校連盟・日本社会福祉士養成校協会・日本精神保健福祉士養成校協会 第46回全国社会福祉教育セミナー 第1分科会『性的マイノリティ(LGBTQIA等)に関するソーシャルワークのあるべき姿 ― 「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」と「人権」の視点から考えよう!』「ソーシャルワーク専門職と性の多様性 ― 基礎概念の整理、国際組織の姿勢、LGBTIQ等のニーズとソーシャルワーカーの対応」(淑徳大学)
4. 2012年12月 神奈川県 多文化ソーシャルワーク実践者講座 フォローアップ研修「自分の中の“常識”を自覚し、多様なモノの見方・考え方を身に付ける?! ― 文化的な感受性の向上のためのワークショップ」(かながわ県民センター)
5. 2010年11月 Roundtable for Empowering Migrant Women and Children「Oldcomer Koreans and the Kawasaki Fureai Kan」(日本社会事業大学)
6. 2011年7月 神奈川県 多文化ソーシャルワーク実践者講座 自主勉強会「多文化ソーシャルワークの世界的動向と日本の現状」(横浜市市民活動支援センター)
7. 2010年6月 日本スクールソーシャルワーク協会 総会 記念講演「多文化とスクールソーシャルワーク ― スクールソーシャルワーカーに求められる文化的対応能力(カルチュラル・コンピテンシー)」(東京ウィメンズプラザ)
8. 2009年2月 (特非)亜州道路 第1回日中介護セミナー「日本の介護労働市場における外国人の参入 ― 現状と可能性」(日本社会事業大学)

研究実績

原著論文

1. 2017年3月 「Child Poverty in Malaysia and NGOs Committed to Break the Cycle of Poverty」『アジアにおける子どもの権利擁護の国際比較研究 ― 子どもの貧困の現状とソーシャルワーク実践のあり方の検討』日本社会事業大学(共著)
2. 2017年1月 「スリランカの社会福祉 ― ソーシャルワークにおける貧困と仏教に関する諸課題」『社会事業研究 第56号』日本社会事業大学(共著)
3. 2016年5月 「International Social Work Training on Poverty and Buddhism in the Asia Pacific - Inquiries by the Japan College of Social Work (JCSW) to the Profession in Sri Lanka」『CHECK IT OUT! APASWE Vol. 17』 Asian and Pacific Association for Social Work Education(共著)
4. 2016年1月 「インドネシアの社会福祉とソーシャルワークの姿 ― 社会省の取り組みを中心に」『社会事業研究 第55号』日本社会事業大学(共著)
5. 2015年11月 「Experiencing Social Work in a Fundamentally Different Context - International Social Work Training at the Japan College of Social Work: Field Trip to Indonesia」『Social Dialogue Vol. 12』International Association of Schools of Social Work(単著)
6. 2015年3月 「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義と先住民族アイヌの福祉 ― 国際専門職団体の立場と国内状況」『ソーシャルワーカー 第14号』日本ソーシャルワーカー協会(単著)
7. 2015年2月 「ベトナムにおける国際ソーシャルワーク ― 子ども・若者支援と人身取引対策」『社会事業研究 第54号』日本社会事業大学(共著)
8. 2013年3月 「文化的多様性に関するグローバル基準を満たしたソーシャルワーク教育プログラム ― アメリカとカナダにおける学士課程(BSW)の訪問調査から」『日本社会事業大学研究紀要 第59集』日本社会事業大学(共著)
9. 2012年3月 『文化的多様性に対応した先駆的ソーシャルワーク教育 ― 移民国家オーストラリアとニュージーランドの経験』日本社会事業大学(単著)
10. 2011年3月 「イギリス社会における文化的多様性への対応 ― 対人援助実践とソーシャルワーク教育を中心に」『ヨーロッパにおける多文化共生ソーシャルワーク教育の動向』日本社会事業大学(単著)

学会発表

1. 2017年3月 日本社会福祉学会 関東部会研究集会 シンポジウム『当事者固有の文化にもとづいた社会福祉の構築』「LGBTQ等コミュニティ固有の文化とソーシャルワーク ― 性(sexuality)の多様性(diversity)とそれに対応すべき文化的な力量(cultural competence)の基礎枠組みを中心に」(明治学院大学)
2. 2016年10月 第3回アジア未来会議「先住民の権利とアイヌ民族のソーシャルワーク」(北九州大学)
3. 2016年6月 Joint World Conference on Social Work, Education and Social Development2016「Ethnic Diversity in Japan and the Marginalization of Minorities」(韓国)
4. 2016年3月 日本社会福祉学会 関東部会研究集会 シンポジウム(日本社会福祉教育学校連盟・社会福祉専門職団体協議会共催)『ソーシャルワーク専門職のグローバル定義からナショナルレベルへの展開』「先住民族アイヌのソーシャルワーク ― 首都圏を中心に」(東洋大学)
5. 2015年7月 日本ソーシャルワーク学会 第32回大会「先住民のソーシャルワークに関する国際比較研究 ― グローバル定義からみた先住民族アイヌと我が国のソーシャルワーク専門職への期待」(日本社会事業大学)
6. 2014年8月 2nd Asia Future Conference「Social Work Training for Cultural Competence Responding to Diversity in Japan」(インドネシア)
7. 2014年3月 日本社会福祉学会 関東部会研究集会「日本社会における文化的多様性に対応したソーシャルワーク教育プログラムによる介入研究 ― 準実験デザインを用いた文化的力量レベルの前後比較を中心に」(日本社会事業大学)
8. 2012年10月 日本社会福祉学会 第60回大会「多文化ソーシャルワーク教育の国際比較研究 ― グローバル基準、学校認定基準、カリキュラムの比較検討」(関西学院大学)
9. 2012年6月 日本ソーシャルワーク学会 第29回大会「文化的に多様なクライエントに対応できるソーシャルワーク専門職の育成課程 ― アメリカとカナダにおける大学教育に焦点をあてて」(関東学院大学)
10. 2008年10月 5th International Conference of East Asian Social Policy「Foreign Nationals Entering Japan’s Long-term Care Labor Market: Tendencies and possibilities」(台湾)

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