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大学院

人間社会学研究科人間社会学研究科概要

概要

人間社会研究科の教育理念

 少子高齢化と人口減少が進む21世紀の日本社会で、持続可能な地域社会の発展をめざすには、社会構造の変化への対応と、自立した地方のコミュニティづくりが不可欠です。この社会構造の変化とは、少子高齢化の進展と地方分権の流れであり、それに伴う地域活性化のための観光政策の新たな役割です。換言すれば、観光・福祉・まちづくりが一体となり、持続可能な社会の発展と自立した地方のコミュニティづくりが実現したとき、21世紀の日本社会の新たな方向性が見えてきます。

 本学では、人間社会学研究科の3専攻を「人間尊重を基本としたホスピタリティの探求・実現と、幸福な社会の建設」という共通のミッションのもと、それぞれに独自の専門性を有しながらも、こうした相関関係のなかで互いの研究・教育内容を深化できるよう位置づけています。

博士後期課程で一つの学問分野となる意義

 地域における行政、経済、教育、文化の視点から地域マネジメントの現状、課題、あり方を多角的に考察した場合、観光の地域経済・運営などへの重要性や、社会福祉の生活課題の解決に向けた福祉コミュニティ創造の重要性に気づきます。また、人間尊重の地域づくり・まちづくりを実現するうえで、観光と社会福祉の社会活動によって現実化するホスピタリティの理念と実践も見過せません。両者はそれぞれに特色を持ちながら、「地域政策」「地域開発」「地域計画」で一体となって地域マネジメントに大切な役割を果たしています。

 人間社会学研究科「地域マネジメント専攻」が、従来の経済学・経営学の視点からの考察とは異なり、観光学と社会福祉学を柱とする新しい地域マネジメントの研究・教育に取り組むのはそのためです。この2つの専門を柱とした研究によって、住民の安全、仕事、健康、利便性、さらにはアメニティに配慮したまちづくりが可能となるのです。

 したがって、人間社会学研究科では、「観光学専攻」「社会福祉学専攻」を修士課程とし、そこでの研究・教育をベースとした「地域マネジメント専攻」を博士後期課程として設置しています。つまり、本研究科では、博士後期課程での学びをもって一連の研究・教育が完結するように構成しています。

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