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2015年11月04日

高校生夏休み薬学茶道体験


日  時:2015年8月7日(金)12:40~14:00
場  所:長崎国際大学 茶室「自明堂」
主  旨:薬学部が地域貢献の一環として開催している行事で、今年で4回目となります。長崎・佐賀両県の高校生を対象としており、夏休みの期間に高校では体験できない実験等を行い、自然科学や薬学に興味を深めてもらうことが目的となっています。この薬学の研究体験のプログラムの一つとして茶道体験が組み込まれており、本学のホスピタリティ精神に触れ、茶道の魅力について感じてもらいたいと思います。
参加者:長崎・佐賀県下の高校生26名(茶道体験サポート学生7名)

1.茶席に入るために礼儀作法
武家茶である鎮信流独特の作法について講義を受け、立礼の「会釈・敬礼・最敬礼」と座礼の「爪甲礼・双手礼」を実践しました。

初めてとは思えないぐらい綺麗な双手礼でした。本学の教職員、学生も感動していました。

2.お茶の飲み方とお菓子の取り方
ここでは、本学で茶道文化の授業を履修している学生にもサポートをしてもらいました。
授業で得た知識をしっかりと高校生に伝えようと、積極的にコミュニケーションをはかっていました。この頃になると高校生も緊張がとれ、大学生との交流を楽しんでいました。

さて、お菓子の取り方では、相客のことを考え「お先に」と声をかけてからお菓子を取ります。
お茶の飲み方では、武家茶である鎮信流の作法に沿ってお茶碗を回さない飲み方を学んでもらいました。「茶碗を回すのでは?」と思っていた高校生は驚いていました。

3.はじめての茶席体験
前半に学んだ作法を活かして席入りをし、お菓子を取り回しました。
茶席では本学の学生が亭主と半東を務め、高校生をもてなしました。

初めて見るお点前に興味深々の高校生。
高校生は、美味しそうにお茶とお菓子をいただいていました。

わずかな時間ではありましたが、茶道体験を通して「おもてなしの心」を感じてもらえたのではないでしょうか。
ぜひ、茶道だけでなく様々な日本文化にも興味を深めてもらいたいと思います。


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2014年08月11日

正午の茶事


皆さん、こんにちは。

今回は茶道文化Ⅳを履修する学生のお茶会、正午の茶事について紹介します。

茶道文化Ⅳの茶会は7月26日(土)に行われました。

 

・寄付きの様子

本学の学生とお客様の対面の様子です。

今回のお客様は学外からホテルオークラの松本様と桑田様におこし頂きました。

正客と末客は学生が務めます。着物姿の学生はいつもと違って凛々しく感じます。

 

・料理班の様子

盛り付けの様子です。慎重に盛り付けている緊張感が学生の表情から伝わってきますね。

 

・懐石料理と炭点前の様子

学生が盛り付けた料理は、いかがですか?

皆、笑顔でこちらまで楽しくなってきますね。どんな事を話しているのでしょうか?

  

亭主は炭点前を披露します。お客様は炭の拝見をします。

上手に炭を起こす事は出来たのでしょうか?

この後、薄茶と濃茶のお点前になります。

 

・集合写真

集合写真をとりお茶会の締めくくりです。

素敵な思い出がまた一つ出来た瞬間ですね。

 

今回は寄付きから炭点前までのご紹介でした。次のお茶会ではどんな出会いが待っているのか、次回のお茶会もご期待ください。


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2014年03月07日

茶道文化ⅣB 卒業茶会を終えて


皆さんこんにちは。 

 今回は茶道文化を4年間履修した学生の集大成である卒業茶会について、茶会を終えた学生達の感想を混じえながらご紹介していきたいと思います。

 卒業茶会は茶道文化Ⅳを履修する学生がお客様を招く、最後のお茶会になります。場所は耳順亭のお茶室で行われました。 

 茶会前日には、みんなで茶室と庭の掃除をして、お客様を気持ちよく迎えられるよう、準備にも余念がありません。

 その甲斐あってか、当日の朝の耳順亭の空気は澄んでいてとても清々しく感じられました。

 お客様が揃ったところでお茶会が始まります。

こちらは寄付きでの一場面です。

 この写真は、末客がぐい飲みにお湯を注いでいる所です。夏には硝子製のぐい飲みを使用しましたが、冬場は温かみのある陶器を使用しています。このように、茶席の中では季節を表現したものが数多く存在します。

例えば、2月2日に行われた茶会で使用した香合、菓子器、主菓子は以下の通りです。

      

  香合は鬼、菓子器はお福、主菓子は豆マスです。これらから何を連想しますか?「節分」ですね。

  節分とは、本来季節が移り変わる節目を意味し、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの前日を指していました。ところが、日本では冬から春になる時期を一年の始まりとして考え、特に尊ばれたため、現在では立春の前日のみを節分と呼ぶようになったそうです。 

最後に四年間茶道文化を履修した学生のコメントをご紹介したいと思います。

 

古川班の学生・・・初めは何も分からなかったけど、一つ一つ学んでいく中で、少しずつ茶道の事を理解 できたので、続けることは大切だと思いました。お茶を通して、私の人格形成に、とてもすばらしいものを得ました。

 

大山班の学生・・・最初は軽い気持ちで始めた茶道でしたが、4年間続けて先生方に良くしてもらい、いい 仲間にも出会うことができ毎回の授業が楽しかったです。茶道での経験を活かし、社会人になっても頑張っていこうと思います。

  

瓜生班の学生・・・茶道は自分と向き合える時間が増え、とてもやりがいを感じました。本格的なお茶会も 経験でき、茶道を通して礼儀作法やチームワークを身に付けることが出来たので、とても充実した4年間を過ごせたと思います。

 

龍・髙木班の学生・・・1年目はお点前を覚えることだけに必死になっていたので、周囲への気配りや協調 性が身についていない状態でした。ですが、2年、3年と経って行くにつれて、お点前だけでなく、茶道文化全体の雰囲気や流れを楽しめるようになっていき、少しずつですが気配りや協調性も身についてきたと思います。茶会を皆でやりとげることが出来、茶道を4年間履修して本当に良かったと思いました。


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2014年02月03日

初釜


新しい年を迎えての最初の記事は・・・「初釜」についてです!!

普段の生活ではなかなか着る機会がない着物を着て、学生たちがお点前を披露しました。

            

 こちらの写真は茶道文化ⅠBの授業の写真です。

1年生にとっては初めての初釜!長板のお点前に、緊張しながらも興味深そうに見入っていました。

 ここで少し、学生が初釜を体験した感想を紹介したいと思います。

1年生・・・初釜を初めて体験しました。貴重なお点前を見せて頂いたので2年生になったら、少しでも先輩方のお点前に近づけるように沢山練習したいと思います。

4年生・・・初釜のお点前を見る事によって身を引き締め、新しい年を迎える事が出来たのだなと感じました。

留学生・・・日本の文化に触れる事ができて、良かったです。緊張感がある素晴らしいお点前が見ることができました。

 

こちらはパワーポイントによる嶋内先生の講義の様子です。

お正月に門松やしめ縄を飾る意味合い、年神様とはどんな神様なのか?若水とは、どんな儀礼なのか?お年玉を贈る由来は?といった日本古来からの正月のしきたりについて、学びました。

講義を聞きながらメモをとっている学生もいたようです。

      

次は床飾りの説明の様子です。

 

左の写真:三宝には餅の代わりに餅米を乗せ、シダと譲り葉、海老が飾ってあります。

右の写真:真ん中の学生が持っている花を「衝羽根」といいますが、その花弁がお正月に遊ぶ羽子板のハネに似ていることを説明している様子です。羽子板を初めて見るという学生も何人かいたようです。

 

年中行事には、お正月だけでも、日本の文化が詰まっている事が分かりますね。この意味合いを知ることで、形だけにとらわれず、「何故そうするのか?」という文化の認識を深める事ができると思います。

この後、各班で点て出しをして初釜の授業が終了しました。

 


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2013年12月18日

観月茶会


今回は、観月茶会を紹介します。 

観月茶会とは、茶道文化ⅢBを履修している学生が主体となって実施する、手作りの茶会です。

学生達は、茶会の組み立て方や各役割を理解し、茶道を通して地域の方々と交流しながら「もてなし」を実践することを目的としています。 

さて、観月茶会は主に三柱で構成されています。お客様の前でお点前をする亭主・半東の学生、裏でお客様にお茶を点てる水屋の学生、水屋とお客様をつなぐ接待の学生です。 

どれ一つ欠けても、茶会は成り立たなくなってしまいます。それぞれが自分の役割に責任と誇りを持って動きます。 

会場は国際大学の1101の教室です。日頃の空気と何かが変わった様な気がしませんか。

   

  室内では、月を見ることができないので、壁に月を映しだしてみましたが?秋の風情を感じてもらえましたでしょうか? 

この会場にお客様が入ると・・・

      

 いつも講義があっている教室とは雰囲気が、がらりと変わっているように感じます。 

 最初の点前で点てたお茶は、お月様に差し上げたり、季節を感じる俳句を亭主やお客様が披露したりと、とても楽しいひと時でした。 

それでは、お点前の様子を見て行きましょう。

      

お点前は左右対称で羽が広がり羽ばたいて行くイメージです。

学生も息がぴったり合っていますね。阿吽の呼吸の様に揃っていてとても綺麗なお点前です。 

 1部・2部ともに練習に練習を重ね、お点前の呼吸を合わせていきました。本番でその成果を出せたのではないでしょうか。 

水屋の学生         接待の学生

        

水屋と接待の学生は連携してお客様にお茶を出していきます。

お茶を点てるタイミングと出すタイミングはとても重要で、お客様に満足して頂けるよう努めます。 

観月茶会を終え、学生達にとって実りのある充実したお茶会になったのではないでしょうか。 

それでは、今回ご参加下さいました皆様、本当に有難うございました。