「相談援助実習指導ⅡA」の高齢者福祉・医療福祉クラスでは、前回（5月23日）の高齢者福祉分野に続いて、医療福祉分野の外部講師をお招きしての講話を実施しました。講師は、佐世保共済病院で医療ソーシャルワーカー（MSW）としてご活躍の末竹加代子氏です。

　末竹さんからは、病院の機能や組織、医療ソーシャルワーカーの役割や職務、社会福祉士としての心構え、実習にあたっての心構えなどについて、詳細な資料に基づき懇切にお話をいただきました。また、最後には、現場で想定される具体的な事例が出題され、「医療ソーシャルワーカーになりきって」とのご指示のもと、皆で必死に対応を検討し、発表しました。

　受講者からは、「MSWの役割や存在意義を知ることができた」「心構えができた。準備不足のないよう実習にのぞみたい」といったコメントが寄せられました。

　末竹さんは本学の卒業生です。立派な先輩に負けないよう、しっかり準備をして実習にのぞんでほしいと思います。末竹さん、お忙しいなか本当にありがとうございました。