新年のご挨拶

新春を寿ぎ皆様のご多幸とご健勝を心からお祈り申し上げます。

　昨年は我が校のモットーである「いつも、人から。そして、心から。」の具現化として、茶道文化の必修化、ハイスクール茶会の開催、子ども食堂の開設、熊本震災でのボランティア活動などに学生と教職員、あるいは大学と地域が一体となって取り組み、ホスピタリティーの醸成に努めました。また、アーチェリー部２名の学生の全国優勝を始め空手、バレーボール、ゴルフ、テニス等の各スポーツ部の九州・全国レベルでの活躍、さらには新設の硬式野球部の活躍が光りました。
　一方、社会情勢の変化に伴い、大学教育改革が大きなうねりとなって押し寄せています。高大接続やディプロマ、カリキュラム、アドミッションの３ポリシーの設定と実施などが大きなものですが、これに応えるべく様々な企画・改善を検討しました。
　本年は大学のモットーの具現化をさらに深化させホスピタリティーの精神を醸成させるとともに、大学教育改革を推進するための環境整備を実施します。まずは、ラーニングコモンズの設置やIT環境の整備、学習支援等を目的とした教育基盤センターの設置から始めたいと思います。

　大学のモットーを大切にし、学生に密着した柔軟で誠実な教育と学生生活を目指す長崎国際大学をよろしくお願いいたします。

長崎国際大学学長　　中島憲一郎