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鎮信流と教育

鎮信流と教育

授業内容の紹介


茶道文化Ⅰ

1年次の全学共通科目。本学の特色ある教養教育「茶道文化」の入門編

薄茶点前
個々の学生が「薄茶点前」を修得するために、少人数での実技指導を中心とする。「割稽古」と呼ぶ点前指導の方法に沿った、授業毎の段階的到達目標を定める。

茶会参加
学外授業として観月茶会、平戸茶会、他流派の茶会、長崎短期大学・高校・専修学校の学園祭、茶道大会等の何れか1つを選び参加する。

基本的な礼法
礼法について講義をし、茶室の出入りの作法を学ぶ。お辞儀の仕方、立ち方、座り方などを学ぶ。これから使用する茶道具の名称と、使い方について学ぶ。客作法の基本となる、菓子の取り方、頂き方、茶の飲み方を説明し実施する。

講義
茶道の歴史と武家茶鎮信流について講義する。

茶道文化Ⅱ

2年次の全学共通科目。「茶道文化」の基礎編

濃茶点前
個々の学生が「濃茶点前」を修得するために、少人数での実技指導を行う。「割稽古」と呼ぶ点前指導の方法に沿った、授業毎の段階的到達目標を定める。茶道の歴史を講義する。

濃茶点前(中風炉)・濃茶点前(隅切棚)
個々の学生が「濃茶点前(中風炉)」「濃茶点前(隅切棚)」を修得するために、少人数での実技指導を行う。「割稽古」と呼ぶ点前指導の方法に沿った、授業毎の段階的到達目標を定める。

炭点前(風炉・炉)
炭を直し、炭をつぐことにより火種を燃焼させ、「濃茶」を練るのに適した状態を作り上げる。その「炭点前」の意味を理解する。

オプション授業
オプション方式で授業内容を提供する。茶道具作り(茶杓削り、服紗作り)や、着付け、生け花、和菓子作り、茶会体験(数寄屋使用)などの講義内容のうちから1つもしくは2つを選び、体験学習をする。

マナー講座
日常でのTPOについて学ぶ。

講義
日本における茶の始まりと展開、茶の湯に関わった人々について講義する。

茶道文化Ⅲ

3年次の全学共通科目。点前の基礎編から応用編へ

不時点前・雪吹点前・唐物点前
個々の学生が、「不時点前」・「雪吹点前」・「唐物点前」を修得するために、少人数での実技指導を行う。基本点前から茶会に応じた各種の点前や所作の違いを修得する。

濃茶点前(逆勝手)
個々の学生が、「濃茶点前(逆勝手)」・「炉」の濃茶点前を修得するために、少人数での実技指導を行う。基本点前から茶会に応じた各種の点前や所作の違いを修得する。

観月茶会
観月茶会の企画・運営をする。茶会に備えて会場の準備設営を行う。観月茶会は、外部からの参加者、教職員と学生が一体となり、茶会を通して地域貢献を行う。

煎茶講義
煎茶の歴史と種類について講義する。煎茶を実際に入れてみる。

講義
芸術としての茶道と、その精神について講義する。

茶道文化Ⅳ

4年次の全学共通科目。4年間の集大成

正午の茶会・卒業茶会
個々の学生が茶会を企画し実践するために、10人1グループでの茶会の実践指導(案内状作成・懐石料理の献立作成・挨拶・「濃茶点前」・「薄茶点前」・「炭点前」・花生け・道具決め等)を行う。実際に外部より客人を招き、風炉による「正午の茶会」、炉による「卒業茶会」を行う。