2013年06月26日
補助員から見たハイスクール茶会
ハイスクール茶会は、これからの補助員活動や学生生活に生かすことができ、今の自分にプラスαとなる経験ができる機会だと思います。
それはなぜかというと、お茶会を円滑に行えるように学生をひっぱる力、そして、後輩や高校生、先生に合わせた対応からつくコミュニケーション能力、急な出来事が起きたときに臨機応変に判断し、ピンチをチャンスに変える能力が、身につくと思うからです。これは、例えば授業で茶道を学生に教える時はもちろんのこと、学生生活のアルバイトでも生かせる必要な要素であるし、社会に出たときの基礎力として、これらの力が生かせると思います。したがって、私は、学生に積極的にハイスクール茶会に参加することをお勧めします。
また、ハイスクール茶会は、高校生にとってもコミュニケーション能力が身につく良い機会だと思います。普段は、仲のいい友達や、ほぼ同年の人とコミュニケーションをとるため、あまり会話の中に変化が生まれません。しかし、この行事に参加することで、大学生や外部(国際大学の先生、お茶の先生、ハウステンボス職員)の方など、年齢層が幅広い人と話すことや接することができます。それにより、視野が広くなり、多くの刺激を受けることができると思います。高校生も大学生も、お茶に関する知識がつくことはもちろんですが、それと同時に自分の基礎力が身につくと思います。
田中 梨子