2014年02月03日
初釜
新しい年を迎えての最初の記事は・・・「初釜」についてです!!
普段の生活ではなかなか着る機会がない着物を着て、学生たちがお点前を披露しました。
こちらの写真は茶道文化ⅠBの授業の写真です。
1年生にとっては初めての初釜!長板のお点前に、緊張しながらも興味深そうに見入っていました。
ここで少し、学生が初釜を体験した感想を紹介したいと思います。
1年生・・・初釜を初めて体験しました。貴重なお点前を見せて頂いたので2年生になったら、少しでも先輩方のお点前に近づけるように沢山練習したいと思います。
4年生・・・初釜のお点前を見る事によって身を引き締め、新しい年を迎える事が出来たのだなと感じました。
留学生・・・日本の文化に触れる事ができて、良かったです。緊張感がある素晴らしいお点前が見ることができました。
こちらはパワーポイントによる嶋内先生の講義の様子です。
お正月に門松やしめ縄を飾る意味合い、年神様とはどんな神様なのか?若水とは、どんな儀礼なのか?お年玉を贈る由来は?といった日本古来からの正月のしきたりについて、学びました。
講義を聞きながらメモをとっている学生もいたようです。
次は床飾りの説明の様子です。
左の写真:三宝には餅の代わりに餅米を乗せ、シダと譲り葉、海老が飾ってあります。
右の写真:真ん中の学生が持っている花を「衝羽根」といいますが、その花弁がお正月に遊ぶ羽子板のハネに似ていることを説明している様子です。羽子板を初めて見るという学生も何人かいたようです。
年中行事には、お正月だけでも、日本の文化が詰まっている事が分かりますね。この意味合いを知ることで、形だけにとらわれず、「何故そうするのか?」という文化の認識を深める事ができると思います。
この後、各班で点て出しをして初釜の授業が終了しました。