2023年11月10日
第24回 長崎国際大学開国祭茶道部茶席
11月3日(金・祝)、4日(土)の2日間、第24回長崎国際大学開国祭が開催されました。
今年は、コロナ禍以前の体制に少しずつ戻り、飲食を伴う露店が多く出店され、大盛況でした。茶道部は、茶室「自明堂」に於いて、立礼席を設け、3年生と2年生が中心となり、お客様を薄茶でもてなしました。
今回のお茶会には、多くの卒業生が駆けつけてくれ、後輩たちや茶道文化の教職員と久しぶりの再会をとても喜んでいました。
今年の開国祭のテーマは「青春(あおはる)」でした。
初めての亭主、半東を務める学生もおり、道具組を覚えることや授業で習っている濃茶点前(茶道文化ⅡA・Bの授業で実施)との違いに苦労しながらも練習を重ね、立派に役目を果たしていました。大学4年間という短い期間ですが、青春の思い出の1ページになったことと思います。
そんな茶道部の学生からは次のような感想を聞くことが出来ました。
健康栄養学科2年生(亭主、半東、お運び)
本番は緊張してしまい、茶会の雰囲気に慣れるのに時間がかかりましたが、練習した成果を発揮することができたと思います。
健康栄養学科2年生(亭主、半東、お運び)
今回、亭主と半東を担当してとても良い経験を積むことができました。1年生の時は、薄茶点前を最初から最後までできるようになるとは思っていませんでしたが、1年間茶道部の活動を通して、自分自身が「こんなにも成長できるんだ」と実感し、自信がつきました。この経験を今後の学校生活にも活かしていきたいです。
薬学科2年生(亭主、半東、お運び)
開国祭のお茶会は、亭主、半東そしてお運びと全てが初挑戦の役割だったので、とても緊張しました。特に、亭主・半東はお点前の流れから道具のことまで、知っているべきことがたくさんあり、「正しくできているか?」、「質問に答えられるか?」など、ずっと不安と緊張の中にいました。しかし、昨年の水屋に比べて、実際にお客様と顔を合わせて、言葉を交わし、表情や様子を見たりすることが出来たのはとても嬉しい体験でした。
また、今回は2日間合わせて8席ありましたが、一つとして同じ茶席はなく、すべてに学びがあり、自分の足りないところを多く自覚することができたお茶会でもありました。
これからの部活動では、今回のお茶会でのまだを意識しながら練習に励んできたいと思います。
【開国祭での学生たちの様子】
今回のお茶会での経験を後輩たちに受け継ぎ、これからも茶道部が活気あふれる部活動であることを願っています。
今から、来年の開国祭でのお茶席が楽しみです!