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[徒然雑感] 「大学入試センター試験」

2010年01月18日

[徒然雑感] 「大学入試センター試験」

 1月16日、17日は大学入試センター試験の日。本学も試験会場になっていた。

 理事長をはじめ私、法人本部長、事務局長、教職員共々で、会場の再点検、疾患者への対応、受験票を忘れた生徒への対応等、最後のチェックを早朝より念入りに行った。会場に不備があったり、関わる教職員が受験の妨げになってはならない。我々にとって最大の気がかりは、英語(リスニング)であったが、1日目は何のトラブルもなく終わり、ほっとした。

 2日目、2人の発熱者が出てしまったが、別室での受験でなんとか対応出来た。こんな時、本学には社会福祉、健康栄養そして薬学科各々に複数の医師を常勤教授としており、強みであることを実感させられた。ともあれ、大学入試センター試験の成績によって志望校選択も決定していくので、より良い状態で両日を終えて欲しいと心から願ったところであった。

 1月17日は特別な日。阪神大震災から15年目の日である。幾多の生命が失われたその日である。目に余る建物の崩壊は、ハードなはずの物質が、自然の前ではかくも脆いものだったのかという現実を見せつけた。同時に、この現実が生活そのものの破壊であったことも私達は実感した。

 センター入試の最中に、阪神大震災に思いを馳せる人は居ないと思う。しかし、受験生の皆さんは、この特別な日に2日目を迎えたことを忘れないで欲しい。"生きたい"と願いつつも、生きることのままならなかった人々の思いを背負って、未来を拓くという気概を担って欲しい。

 1月15日の朝日新聞「天声人語」に、

 「おばあちゃん これが高校の制服だ 勇んで見せる 春の墓の前」(高1 奈良岡 貴大 君)

という句が紹介されていた。胸が詰まったのは私ばかりではないと思う。高校であれ、大学であれ、合格を手に入れる本人のみならず、様々なドラマがそこにはあるだろう。

 さぁ、目の前にある受験というハードルを越すのは君!!

 見ず知らずの多くの生命も、君の前途にエールを贈っているよ!!