[徒然雑感] 成人式
佐世保市の成人式に出席した。市全体の成人者は2600人程度ということであったが、この人たちの中から式典実行委員が選出され、企画・運営を任されていた。本学の学生も実行委員の一員となっていた。
たまたま新成人に短いスピーチをと依頼されていたこともあり、私は舞台裏で実行委員の動きを垣間見る機会があった。緊張感の中にもきびきびとした行動、相互連携や役割を終えて降壇してくる仲間に賛辞やなぐさめのことばを掛ける雰囲気は、実に清々しく一生懸命さが感じられて気持ち良かった。
ところで、会場は.........。今年は「兎」の干支だからではないだろうが、白い羽織、因幡の素兎(出雲神話)よろしく赤やピンク、はたまた龍馬ブームの影響だろうか黒羽織に髪の毛を後ろにかき集めてチョンを束ねた若者たちもいた。馬の耳に念仏という同じ意味を持つ「兎に祭文」ということばもある。成人式の一日、高揚した気持ちには大人の想いは届かないのかも知れない。
兎は坂を上ることが巧みである。この様子から、最も得意とするところで力を出すことの譬えに「兎の上り坂」ということばもある。今年成人を迎えた人たちは、少子化の中で数が低下しているという現象があると指摘されている。願わくばこのことばのように、一人一人が持っている得意な力を豊かに社会で発揮して欲しい。
何より心身健勝で!












