[徒然雑感] センター試験
1月15日・16日の両日は、大学入試センター試験日であった。本学も試験会場となったが、何のトラブルもなく終えることができ、肩の荷がおりたと同時に感動した両日であった。
雪とひどい寒気の中に、試験会場に参集する受験生の姿をマスコミは報道していたが、1日目、本学への一番乗りは何と午前6時35分。その報告を耳にした私は「早朝の試験室はさぞ寒かったでしょうに...。」と問うと、「いいえ。すでに教室は適温になっていました。」
2日目。さらにひどさを増した寒気の中で、校門や駐車場の扉が凍りついてしまい、少々のお湯をかけても溶けず、この作業に1時間近くを要したという。それでも受験生が集合する時間には何事もなかったかのように扉は開かれていた。
受験生たちが良い環境で受験ができるように、自分が受験者のつもりでの会場設営をとお願いをしていたが、本学のモットー、「いつも、人から。そして、心から。」の実践を如実に物語る関係者の姿に、外気の寒さをも溶かすあたたかさ、おもてなしの心が私の情感の中に広がった2日間であった。