学びの特色
長崎国際大学では、「人間尊重」を建学の理念としています。人間の本質を見つめ、お互いを思いやる心豊かな人間社会の実現。そのための学びの基本精神として、「ホスピタリティ(もてなしの心)」をベースに、徹底した少人数教育のもと、それぞれの分野で幅広く活躍できるスペシャリストを養成します。
学びの3つの特長
ホスピタリティの意味を茶道で体験
本学は全学共通科目の「人間理解」の分野で、「茶道文化」を取り入れています。茶道は、移ろいやすい人の心を律するために、カタチから入ることを重視しています。そこで学ぶべき作法や決まりごとには、すべてに深い意味があります。本学が茶道を必修科目として取り入れているのは、茶道には学びの基本となる精神「ホスピタリティ(もてなしの心)」に通じるさまざまな精神文化や芸術文化、情操の文化が包括されているからです。授業では、茶道文化の歴史的な位置づけなどを講義で学ぶほか、平戸藩に受け継がれてきた鎮信流の流儀に則った実際の点前を茶室で学習し、ホスピタリティの意味を体得します。
徹底した実学教育と少人数指導
本学は、社会で即戦力となる人材を育成するため、実学主義を教育・研究の柱としています。そのため、カリキュラムには学内外での実習・調査・研修などの実践的授業を豊富に取り入れています。さらに、教員が学生一人ひとりとしっかり向き合ってこそ能力を確実に引き出せるという考えに基づき、いずれの学科においても少人数での指導を展開。学生の個性や学習への意欲を伸ばすためのきめ細かな指導を実施しています。
ゼミナール等で学力を基礎から育成
大学教育の大きな使命の一つに、学生の自主性と創造性の涵養があります。この目標達成のために、本学では少人数のゼミナール(演習)教育を重視しています。すべての学生は1年次からゼミナールに参加し、ゼミナール担当教員との密な交流のなかで意見発表や学生同士のディベートを盛んに行っています。
また、「基礎の化学」「基礎の数学」など、高校で十分に身につけられなかった科目を復習できる機会を設けることで、専門的な学習への移行をスムーズにしています。さらに、授業でわからなかったことを補う「リメディアル」も設けています。