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大学総合

目的と3つのポリシー、アセスメント・ポリシー

目的

大学の目的

本学は、教育基本法及び学校教育法に基づき、学術の中心として、広く知識を授け、深く専門の学芸を教授研究するとともに、学校法人九州文化学園の建学の精神に則り、高い知性と豊かな教養、優れた徳性と品格、たくましい意志と健康な身体の備わった人間を育成することを目的とする。

学部の目的

  • 人間社会学部は、学部に設ける国際観光学科及び社会福祉学科の専門分野に関する知識と技能を修得し、知性、感性、人間性を備え、観光産業、スポーツ、国際交流、教育、社会福祉の領域において地域社会・国際社会に貢献できる人材を育成することを教育研究上の目的とする。
  • 健康管理学部は、学部に設ける健康栄養学科の専門分野に関する知識と技能を修得し、知性、感性、人間性を備え、健康と栄養の維持・管理における栄養学、管理栄養学、栄養教育の領域において地域社会・国際社会に貢献できる人材を育成することを教育研究上の目的とする。
  • 薬学部は、学部に設ける薬学科の専門分野に関する知識と技能を修得し、知性、感性、人間性を備え、医療薬学、衛生薬学、創薬研究の領域において地域社会・国際社会に貢献できる人材を育成することを教育研究上の目的とする。

学科の目的

  • 国際観光学科は、観光及び関連する領域の専門的知識・技能を修得し、観光産業・事業、国際交流、まちづくりの各分野で実践的に活動できる人材を育成する。
  • 社会福祉学科は、社会福祉及び関連する領域の専門的知識・技能を修得し、福祉行政・計画、福祉臨床、福祉経営の各分野で実践的に活動できる人材を育成する。
  • 健康栄養学科は、健康と栄養に関する領域の専門的知識・技能を修得し、健康と栄養の維持・管理の分野で実践的に活動できる栄養士・管理栄養士を育成する。
  • 薬学科は、人間尊重を理念に薬学に関する専門的知識・技能を修得し、医療薬学、衛生薬学、創薬の各分野で研究を遂行できかつ実践的に活動できる薬剤師を育成する。

大学院の目的

大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめ、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする。

研究科・専攻の目的

人間社会学研究科

地域に根ざした教育研究を基本とし、社会が求める高度専門職業人及び研究者の育成を行うとともに、観光、福祉及びそれらを基礎とした地域マネジメント領域における研究を行うことを目的とする。

  • 観光学専攻は、観光と観光産業に関する高度な研究及び専門知識の教授によって、広く観光関連分野で社会に貢献しうる高度専門職業人及び研究者を育成することを目的とする。
  • 社会福祉学専攻は、社会福祉の理論と実践に関する高度な研究及び専門知識の教授によって、広く社会福祉関連分野で社会に貢献しうる高度専門職業人及び研究者を育成することを目的とする。
  • 地域マネジメント専攻は、人間尊重の精神に支えられた新たな概念の地域マネジメントに関する高度な研究及び専門知識の教授によって、特に観光学と社会福祉学を基礎としたまちづくりに関し広く地域社会に貢献し、指導者となりうる高度専門職業人及び研究者を育成することを目的とする。

健康管理学研究科

健康管理において指導的立場を担う高度専門職業人の育成を目的とする。

  • 健康栄養学専攻は健康と栄養を中心とした健康管理において中核を担う高度専門職業人の育成を目的とする。

薬学研究科

薬学の全ての分野において最高水準の教育・研究活動を行い、高度医療を担う医療系薬学研究者、生命科学の発展に寄与する研究者および医療行政に貢献する人材を育成することを目的とする。

  • 医療薬学専攻は医療薬学、社会薬学、育薬学を機軸に最高水準の教育・研究活動を行い、「医療社会薬学」、「薬物治療設計学」、「予防薬学」および「医療基盤薬学」などの分野で実践的な研究能力を有する優れた先導的医療系薬学研究者(在宅医療研究者、がん・疼痛緩和研究者、処方設計研究者、予防薬学研究者、育薬研究者、医療行政研究者等)を育成することを目的とする。
人間社会学部
国際観光学科 社会福祉学科
健康管理学部
健康栄養学科
薬学部
薬学科
人間社会学研究科
観光学専攻 社会福祉学専攻 地域マネジメント専攻
健康管理学研究科
健康栄養学専攻
薬学研究科
医療薬学専攻

長崎国際大学3ポリシー

ディプロマ・ポリシー(本学の学位授与の方針)

 長崎国際大学(以下本学という)は、「人間尊重」を基本理念に、「ホスピタリティの獲得」をその具体像としています。必須単位数等を定めた学士課程カリキュラムを履修することによって、身に付けた深い専門的知識と高い技能、及び社会の課題に対する思考力、判断力、表現力を活用し、主体的に問題解決を行って、地域社会及び国際社会に貢献することができる人物の育成が目的です。また、この基盤には高い人間性が存在します。伝統文化や書物からの学びによって、静かに考え、一歩先を読む態度を育成することが、変化の激しい社会の中にあって、人間性をより豊かにすると考えています。
この実現のために、所定の単位数を修得し、ホスピタリティを構成する次の諸能力を身に付け活用することができる人物に学位を授与します。

  1. 専門力
    学士課程カリキュラムに沿って専門的知識・技能を修得し、それらを様々な課題に適用して解決を図ることができる。
  2. 情報収集、分析力
    社会に存在する情報を収集し、それを分析して自己の成長や課題解決等に役立てることができる。
  3. コミュニケーション力
    他の人の意見を傾聴するとともに自分の考えを明確にした上で、静かに意見を交換し、相互理解を図ることができる。
  4. 協働・課題解決力
    課題を的確に把握し、他の人と協力して課題解決に向けた方策を立案し、着実に実行できる。
  5. 多様性理解力
    自国の文化を深く理解するとともに他国の文化や障がいを持った人たちを広く受け入れ、共生に向けた行動がとれる。

カリキュラム・ポリシー(ディプロマ・ポリシーを達成するための教育課程編成方針)

 本学は、卒業認定及び学位授与の方針に掲げた知識・技能を始めとした諸能力の獲得を可能にするために、初年次教育、教養教育、及び専門教育の授業科目の順次性を考慮して体系的に配置するとともに、講義や実習等を効果的に組み合わせたカリキュラムを編成します。さらに、その構造を理解しやすくするために、各授業科目が学士課程カリキュラムでどのような位置を占めるかを示し(カリキュラムマップという)、さらに学修段階や履修順序を示す番号を各授業科目に割り振ります(ナンバリングという)。

A. 教育内容

初年次教育

 4年間あるいは6年間の学修の基盤となる資質(大学理念の理解、アクティブ・ラーニングの理解、大学での学修習慣の形成、省察の意味やポートフォリオ活用の理解等)の修得を行う場であり、「茶道文化」、「ホスピタリティとSDGs」及び「教養セミナー」という授業科目が核になります。

教養教育

  1. ここでは、ディプロマ・ポリシーで掲げた能力・態度の基礎を培う授業科目が展開されます。特に、主体的に考え、判断し、表現する能力・態度の修得に必要な内容や方法が組み込まれています。
  2. ICTに関する科目においては、時代とともに進化する状況に応じた、情報活用能力の修得を可能にします。

専門教育

  1. 学科及びコースごとに専門分野の体系と最新の知見を踏まえた適切な内容を講義や実習等に組み込んでいます。ディプロマ・ポリシーで掲げる専門力向上の主な場となります。
  2. 大学内で獲得した能力・態度を統合して活用するとともに、将来のキャリアと結びつけての省察を可能にする体験実習(ハイ・インパクト・プラクティス)を行います。

B. 教育方法

 アクティブ・ラーニングを全授業科目で展開するとともに、その成果を生かす実習を組み込み、毎日の授業をディプロマ・ポリシーで掲げた能力・態度の形成につなげます。
 また、学生一人ひとりに対して担任となる教員を決め、ポートフォリオを活用した面談を行うことによって、それぞれの長所を伸ばし、短所を修正するための適切な学修支援を行います。ポートフォリオは、大学での学びやその成果、担任教員との面談記録を記録したものであり、各学生の成長の記録と位置付けています。

アドミッション・ポリシー(本学が受け入れ、教育したいと考えている入学者像)

 本学は理念に掲げる人物を育成するために、本学の教育方針を理解し、それを素直に受け入れて主体的に学修を進めることができる次のような入学者を求めています。

  1. 高等学校の履修内容を幅広く獲得している人。
    ただし、学科によっては特に深い習得を求められる分野が加わります。
  2. 高等学校までの知識・技能を活用して、学校内外の課題解決活動に取り組んだ経験がある人。
  3. 自分の将来の選択肢と視野を拡げるため、総合的な英語力を伸ばした人。
  4. ボランティア活動等を通して、社会的な課題に取り組んだ経験がある人。
  5. 日本文化や書物等から多くの学びを得た人、あるいはその学びを身に付けたいと考えている人。
  6. 学びたい学部・学科があり、そこで獲得した能力・態度を社会で生かしたいと考えている人。
  7. 大学での履修を円滑に進めるために、自己の不足する能力の向上に入学前から取り組むことができる人。

 入学者を適正に選抜するために、学習成果を重視する一般選抜による入試に加え、修学で必要な基礎学力、総合的な学習や探究での成果、資格や高等学校内における諸活動等を適正に評価する学校推薦型、総合型選抜入試を実施します。また、キャンパスの多様性向上・実現のため外国人留学生特別入試や多様な経験を持つ社会人及び、帰国子女のための入学者選抜を行います。これら全ての入学者選抜において、高校で培った学力の3 要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」)を多面的・総合的に評価します。

長崎国際大学アセスメント・ポリシー

 アセスメント・ポリシーは学生の学修成果の評価について、本学が、その目的、達成すべき質的水準、評価の具体的実施方法などについて定めた学内の方針です。
 教育成果を可視化し、教育改善を実施する目的で、3つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)を踏まえて、教育課程や学生の学修成果を測定・評価します。

アセスメント・ポリシー(学修成果の評価に関する方針)

 どのような時代にあっても、学位授与の方針で求められる能力・態度が確実に獲得することができる教育を提供するために、自己評価と外部評価を実施し、その結果を公表します。

  1. 大学レベル
    学生及び教職員を対象とした直接的あるいは間接的な調査、及びステークホルダーである企業等を対象とした調査等を集計・分析し、理念の達成度等の評価を行います。修正の必要がある場合は、すぐに改善に取りかかります。
  2. 学科レベル
    所属する学生の単位修得状況、進級状況、休学・退学状況及び学生による授業評価等によって、学科で掲げた目標の達成度を評価し、不足がある場合は改善を加えます。
  3. 科目レベル
    それぞれの科目で設定した目標を達成しているかどうかについては、「成績評価」、「成績分布データ」、「授業アンケート」等を組み合わせ、分析・評価します。また、授業を重ねる中で、受講者からの意見を聴取し授業改善等につなげます。
  4. 学生レベル
    理念に掲げる能力・態度の獲得については、学期毎にそれぞれのルーブリックをもとに学生が行った省察と自己評価を、担任の教員が点検評価し、改善に向けた適切な助言を行います。この4年間あるいは6年間のポートフォリオを踏まえて、学生はディプロマ・ポリシーで求められている能力の獲得状況等を、卒業ポートフォリオに記載します。
    学位授与にあたっては、一定水準以上の卒業論文であることや、ディプロマ・ポリシーで求めている各能力が獲得されていることが問われますが、ともに外部の専門家あるいはステークホルダーが参加した委員会等で、その評価を行います。

学部のポリシー

  • 国際観光学科
  • 社会福祉学科
  • 健康栄養学科
  • 薬学科

人間社会学部 国際観光学科

ディプロマ・ポリシー(本学科の学位授与の方針)

 国際観光学科(以下本学科という)では、全学のディプロマ・ポリシーに基づき、観光及び関連する領域の専門的知識・技能を修得し、観光産業・事業、国際交流、スポーツによる地域貢献、まちづくりの各分野で実践的に活動できる人材を育成します。観光及び関連する領域では、特に「人間尊重」を基本理念とした「ホスピタリティの獲得」が重要です。よって、本学科が求める所定の単位数を修得し、ホスピタリティを構成する次の諸資質・能力を身に付け活用することができる人物に学位を授与します。

  1. 専門力
     学位プログラムの基本となる専門的知識・技能を修得し、それらを観光及び地域社会の様々な課題に適用して解決することができる。
  2. 情報収集、分析力
     社会に存在する情報を収集し、それを分析して自己の成長や観光及び地域社会の課題解決などに役立てることができる。
  3. コミュニケーション力
     グローバルな視点で、意見を傾聴するとともに、自分の考えを明確にした上で、意見を交換し、相互理解を図ることができる。
  4. 協働・課題解決力
     観光及び地域社会の課題を的確に把握し、他の人と協力して課題解決に向けた方策を立案し、着実に実行できる。
  5. 多様性理解力
     自国の文化を深く理解するとともに他国の文化を尊重し、障がいの有無などによらず、共生に向けた行動がとれる。

カリキュラム・ポリシー
(本学科のディプロマ・ポリシーを達成するための教育課程編成方針)

 本学科では、全学のカリキュラム・ポリシーをもとに、以下の観点からカリキュラムを編成します。

A. 教育内容

 初年次教育や教養教育に関しては全学のディプロマ・ポリシーに従って展開し、専門教育に関しては、次の方針で臨みます。

専門教育

  1. 高年次のハイ・インパクト・プラクティス(教育効果の高い学外での体験実習)の基盤となる経験や学びをカリキュラムに組み込み、ホスピタリティを構成する様々な資質・能力や次世代の教育に携わる人材となるための知識・技能を段階的に身に付けることができるようなカリキュラムを編成します。
  2. 全学共通科目及び学部共通科目を通して、社会人として必要な幅広い教養やホスピタリティ精神の習得を図ります。
  3. 学科共通科目では、観光学の根幹を学ぶための科目を配置し、観光学の基礎的知識を理解し、多文化が共生する現代社会の諸問題を解決するための資質・能力の伸長を図ります。
  4. 3つの専門コースから選択したコース科目を中心に学ぶことにより、専門的な知識・技能と分析能力の向上を図ります。
  5. ハイ・インパクト・プラクティスとして設定した「国内観光研修」「海外観光研修」「海外留学」「インターンシップ」「長期インターンシップ」「地域連携活動」等の学外での学びを通して、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を身に付けるとともに、現場で学んだことを活かし成長することを可能にします。
  6. 少人数の専門演習、及び卒業研究では、特定のテーマに関する調査・研究によって知識を深め、その学修成果を発表することにより表現力を身に付けるとともに、様々な問題解決のための思考力・判断力の向上を図ります。

B.教育方法

 アクティブ・ラーニングを全授業科目で展開するとともに、その成果を生かす研修や実習を組み込み、毎日の授業をディプロマ・ポリシーで掲げた資質・能力の形成につなげます。
 また、学生一人ひとりに対して担任となる教員を決め、全学のディプロマ・ポリシーに沿った教育を行い、それぞれの長所を伸ばし、短所を修正するための適切な学修支援を行います。

アドミッション・ポリシー
(本学科が受け入れ、教育したいと考えている入学者像)

 本学科では、本学の理念に掲げる人物を育成するために、本学の教育方針を理解し、それを受け入れ、主体的に学修を進めることができる次のような入学者を求めています。
 そのために本学科では、入学者を適正に選抜するために、「学生募集要項」に記載している多様な入試方法(学力検査、外部の英語資格・検定試験、調査書、多面的・総合的な評価のための自己申告書、面接、グループ面接、小論文)を用いて、本学が求める資質・能力を多面的・総合的に評価します。

  1. 高等学校の履修内容を幅広く獲得している人。
  2. 自分の将来の選択肢と視野を拡げるため、総合的な英語力を伸ばし入学後も高めたい人。
  3. 高等学校までの知識・技能を活用して、学内外の課題解決に取り組んだ経験がある人。
  4. スポーツ活動、文化活動、ボランティア活動等を通して学校内外での社会的な課題に取り組んだ経験がある人。
  5. 日本文化や書物等から多くの学びを得た人、あるいはその学びを身に付けたいと考えている人。
  6. 国際観光学科の学びである観光産業・事業、国際交流、スポーツによる地域貢献、まちづくり等に関心があり、そこで獲得した能力・態度を社会で生かしたいという強い希望を持っている人。
  7. 大学での履修を円滑に進めるために、自己の不足する能力の向上に、入学前から取り組むことができる人。

人間社会学部 社会福祉学科

ディプロマ・ポリシー(本学科の学位授与の方針)

 社会福祉学科(以下本学科という)は、大学ディプロマ・ポリシーを基本精神として踏まえた上で、必須単位数等を定めた本学科の学士課程カリキュラムを履修することによって、身に付けた深い専門的知識と高い技能、及び社会の課題に対する思考力、判断力、表現力を活用し、主体的に問題解決を行って、地域社会及び国際社会に貢献することができる人物を育成します。
 また、自らの専門を軸に生涯にわたって学び、人間性を豊かにする以下の諸資質・能力を身に付け、活用することができる人物に学位を授与します。

  1. 専門力
     学士課程カリキュラムに沿って専門的知識・技能を修得し、それらを国際社会、及び社会生活における様々な課題に適用して解決を図ることができる。
  2. 情報収集、分析力
     社会の課題を情報収集し、分析するための専門的資質・能力を身に付け、そのことを自己及び社会の成長に役立てることができる。
  3. コミュニケーション力
     ホスピタリティの精神に基づいて、多様な立場の人々と相互理解を図ることができる。
  4. 協働・課題解決力
     周りの人々を巻き込んで、協力して課題解決に向けた方策を立案し、着実に実行できる。
  5. 多様性理解力
     世代間や障がい等による人間の多様性について理解し、真の共生社会を実現するための活動ができる。

カリキュラム・ポリシー
(本学科のディプロマ・ポリシーを達成するための教育課程編成方針)

 本学科では、大学カリキュラム・ポリシーを基本精神として踏まえた上で、初年次教育(1年生)、教養教育、及び専門教育の授業科目を、難易度順に積み重ね、体系的にしっかりと学修できるように科目を学年配置します。そして、講義や実習を効果的に組み合わせることにより、真に学問を体得できるカリキュラム編成を行います。

A. 教育内容

初年次教育

教養セミナー(ゼミ)を軸に、4年間の学修の基盤となる大学理念、学修態度の基盤形成、ホスピタリティに関する知識とその精神を身に付けられるカリキュラムを編成しています。

教養教育

生涯にわたって自ら学び続ける基礎的教養を身に付けます。

専門教育

  1. 専門教育のカリキュラムは、学生が個々の学問的関心と探究心を抱くように編成されています。特に、専門演習、卒業研究は少人数のゼミナールという形でより深く探究できる形式となっており、これらを通してポートフォリオの作成や省察が行うことが出来ます。
  2. 学科共通科目では、社会福祉の知識・技術を理解し実践できるための科目を段階的に学び、専門的な観点から人間と社会を理解する視点を身に付けます。
  3. コース科目と学科自由選択科目の学びを通じて、人をかけがえのない存在として捉え、生活課題を抱える人々を支援し、国際社会、及び地域社会の課題に対応する資質・能力を身に付け、様々な問題解決のための思考力・判断力の向上を図ります。
  4. 専門家としての知識・技能・表現力・適切な態度を身に付けるために、学修過程の成果物を蓄積し、ルーブリックによる評価を行いながらポートフォリオを形成します。
  5. 社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の国家試験受験資格をはじめ、スクールソーシャルワーカー、教育職員免許状、福祉心理士、初級パラスポーツ指導員、生きがい情報士の資格が取得できるカリキュラムを編成しています。なお、社会福祉主事任用資格は卒業と同時に全員が取得できます。

B.教育方法

 全学のディプロマ・ポリシーに沿った、アクティブ・ラーニング(本学科では、学修者が主体的・能動的・協働的に学べる学修法とする)を授業科目で展開するとともに、その成果を活かす演習や実習科目を組み込み、毎日の授業をディプロマ・ポリシーで掲げた資質・能力の形成につなげます。
 また、学生一人ひとりに対して担任となる教員を決め、ポートフォリオを活用した面談を行うことによって、それぞれの長所を伸ばし、短所を修正するための適切な学修支援を行います。ポートフォリオは、大学での学びやその成果、担任教員との面談記録等からの学びを記録したものであり、各学生の成長の記録と位置付けています。

アドミッション・ポリシー
(本学科が受け入れ、教育したいと考えている入学者像)

 本学科では、大学アドミッション・ポリシーを基本精神として踏まえた上で、本学科のディプロマ・ポリシーに掲げる人物を育成するために、教育方針を理解し、主体的に学修を進めることができる入学者を求めています。
 そのために本学科では、入学者を適正に選抜するために、「学生募集要項」に記載している多様な入試方法(学力検査、外部の英語資格・検定試験、調査書、多面的・総合的な評価のための自己申告書、面接、グループ面接、小論文)を用いて、本学が求める資質・能力を多面的・総合的に評価します。

  1. 高等学校の履修内容を幅広く獲得している人。
  2. 学級活動、部活動、ボランティア活動、スポーツ活動などを通じて、周囲の大人や友人と協力して課題に取り組んだ経験のある人。
  3. 本学科で開講する社会福祉やその関連領域において、自分の専門基盤を作る学修がしたい人。
  4. 福祉関連機関、民間企業や公務員を目指すなど、しっかりと将来設計を考えている人。
  5. 国際社会、及び地域社会の活性化に向けて、将来、活躍したい人。
  6. 大学での履修を円滑に進めるために、自己の不足する資質・能力の向上に、入学前から取り組むことができる人。

健康管理学部 健康栄養学科

ディプロマ・ポリシー(本学科の学位授与の方針)

 健康栄養学科(以下本学科という)では、全学のディプロマ・ポリシーに基づき、食と健康に関連する領域の専門的知識・技能を修得し、「健康管理」および「栄養の指導」ができ実践的に活動できる人材を育成します。栄養・食生活を通して人々の健康と幸福に寄与する管理栄養士として、専門的知識・技能を身につけるだけでなく、人間尊重を基本理念としたホスピタリティを獲得し、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力に長けることが大切です。よって、本学科が求める所定の単位数を修得し、栄養士・管理栄養士として必要な基礎と専門的知識・技能のみならず、ホスピタリティを構成する次の諸能力を身につけ活用することができる人物に学位を授与します。

  1. 専門力
     学位プログラムの基本となる専門的知識・技能を修得し、それらを健康・栄養・食生活に関する様々な課題に適用して解決することができる。
  2. 情報収集、分析力
     社会に存在する情報を収集・分析し、地域の健康・栄養・食生活に関する課題の抽出を行い、それらの解決などに役立てることができる。
  3. コミュニケーション力
     管理栄養士としての専門的な視点を持ち、様々な意見を傾聴することができるとともに、自分の考えを明確にした上で意見交換し、相互理解を図ることができる。
  4. 協働・課題解決力
     健康・栄養・食生活に関する課題を的確に把握し、管理栄養士としての専門的な視点を持ち、他の人と協力して解決に向けた方策を立案して解決することができる。
  5. 多様性理解力
     自国および多様な地域に暮らす人々の文化やあらゆるライフステージ、また様々な疾患や障がいを有する人など多種多様な人の状況を深く理解するとともに、他国や他地域の文化や多様な人を広く受け入れ、共生に向けた行動ができる。

カリキュラム・ポリシー
(本学科のディプロマ・ポリシーを達成するための教育課程編成方針)

 本学科では、全学のカリキュラム・ポリシーを基に、以下の視点からカリキュラムを編成します。

A. 教育内容

 初年次教育や教養教育に関しては、全学のディプロマ・ポリシーに従い、全学共通科目を通して、栄養士・管理栄養士として幅広い教養やホスピタリティの精神の基盤を身につけます。さらに専門教育に関しては、次の方針で臨みます。

専門教育

  1. 栄養学に深く関連する化学および生物学の基礎科目を設定し、講義や実習を通して、高等学校で身につけた基礎を活かしながら、専門基礎科目を学ぶための土台を築きます。
  2. 栄養学の専門基礎科目群として社会・環境と健康、人体の構造と機能および疾病の成り立ち、食べ物と健康の分野の科目を設定し、講義や実習を通して専門的知識・技能の基礎を身につけます。
  3. 栄養学の専門基幹科目群として基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論の分野の科目を設定し、講義や実習を通して専門的知識・技能を身につけます。
  4. 専門的知識・技能をもとに、総合演習Ⅰを経て3年次以降のハイ・インパクト・プラクティス(教育効果の高い学外での体験実習:臨地実習)で専門的知識・技能の統合を図り、社会性や協調性を育むとともに実践的知識と技術を身につけます。
  5. 総合演習Ⅱと管理栄養士演習、栄養学専門演習を通して、栄養学の知識を再確認します。さらに卒業研究において、特定のテーマに関する実験・調査研究によって調査や分析方法の技能を修得し、知識を深め、それらを発表することにより表現力を養います。これにより様々な問題解決のための論理的思考力・判断力を総合的に身につけます。

B.教育方法

 アクティブラーニングを全授業科目で展開するとともに、その成果を生かす演習や実習を組み込み、毎日の授業をディプロマ・ポリシーで掲げた能力・態度の形成につなげます。

アドミッション・ポリシー
(本学科が受け入れ、教育したいと考えている入学者像)

 本学科では、本学の理念に掲げる人物を育成するために、本学の教育方針を理解し、それを素直に受け入れて主体的に学修を進めることができる次のような入学者を求めます。
 そのために本学科では、入学者を適正に選抜するために、「学生募集要項」に記載している多様な入試方法(学力検査、外部の英語資格・検定試験、調査書、多面的・総合的な評価のための自己申告書、面接、グループ面接、小論文)を用いて、本学が求める資質・能力を多面的・総合的に評価します。

  1. 高等学校の履修内容を幅広く理解し、大学で更に深めるべき知識の修得に必要な基礎を身につけている人。
  2. 高等学校までの知識・技能を活用して課題解決を行った経験がある人。
  3. ボランティア活動等を通して学校内外で社会的な課題に取り組んだ経験のある人。
  4. 自己の不足する能力向上のために、入学前から粘り強く取り組むことができ、失敗に屈せず、自分を成長させようとする人。
  5. 食や健康に関する出来事やそれらに関わる専門職に興味があり、大学で得た能力・態度を社会で生かし管理栄養士として活動したいという強い希望を持っている人。

薬学部 薬学科

ディプロマ・ポリシー(本学科の学位授与の方針)

 薬学部薬学科(以下本学科という)では、本学建学の基本理念「人間尊重」を理解し、薬学に関する専門的知識・技能を備え、医療薬学、衛生薬学、創薬の各分野で研究を遂行できかつ実践的に活躍できる医療人(薬剤師)を養成するため、学生の「ホスピタリティ」獲得を目的とした教育を実践します。
 よって、本学科が求める所定の単位数を修得し、薬の専門家として次のホスピタリティを構成する5つの能力を有すると認められる学生に、「学士(薬学)」の学位を授与します。

  1. 専門力
    • 高度化・複雑化する社会の医療ニーズに対応するために必要な知識を備えている。
    • 医療の進歩に関心を払い、生涯にわたり学び続けることができる。
  2. 情報収集、分析力
    • 高度化・複雑化する医療や薬学に関する諸問題について、有用な科学的データを選択し、自ら論理的に思考・判断できる。
  3. コミュニケーション力
    • 多様な患者やチーム医療を担う他の医療従事者と相互理解を図ることができる。
  4. 協働・課題解決力
    • 基礎的な科学力・研究能力を備えている。
    • チーム医療に参画し、責任を持って安全で適切な薬物療法を提案し、実践できる。
    • 後進の指導に当たる意欲と教育能力を備えている。
  5. 多様性理解力
    • 患者・生活者本位の視点、倫理観及び責任感を持って地域医療・保健・環境衛生に参画することができる。

カリキュラム・ポリシー
(本学科のディプロマ・ポリシーを達成するための教育課程編成方針)

 本学科では、全学共通科目・学科専門科目に加え、本学建学の理念である「人間尊重」を重視した独自の科目を加えた体系的なカリキュラム(学位プログラム)を通じて、ディプロマ・ポリシーに示す素養および能力を有する学生の育成を実施します。

A. 教育内容

 初年次教育や教養教育に関しては、全学のディプロマ・ポリシーに従って展開します。 また、全授業科目を通して、社会人・医療人・薬剤師として必要な基本的教養、および「人間尊重」に基づく豊かな人間性を身につけます。

専門教育

  1. 早期体験学習・臨床体験学習・ヒューマニズム教育等を通して、社会が求める医療人としての責任感・倫理観、医療人として生涯学び続ける心構えを修得します。
  2. 学科専門科目を、順次性を持って学修することにより、薬剤師に必要な知識と技能を効率よく修得します。
  3. 薬学実務実習を通して、幅広い薬剤師業務に必要な知識、技能、態度を修得します。
  4. 他学部と連携した高齢者医療・在宅介護に重点をおいた科目を通して、予防医学や地域医療に貢献できる薬剤師としての実践力を修得します。
  5. 薬学の専門知識と技能の融合を目的とした総合演習科目を通して、薬剤師としての実践力を修得します。
  6. 卒業研究を通して、深い専門性、研究する心と態度、問題発見・解決の能力、さらに後進の指導にあたる能力を修得します。

B. 教育方法

  1. 入学から卒業まで、担任教員が中心となって一貫した個別指導を実施します。
  2. 初年次教育では基礎科目において少人数クラス授業を導入し、多様な入学者が主体的な学びを実践できるように配慮します。
  3. 講義・実習・演習など様々な教育方法を用いて、ディプロマ・ポリシーに示す素養および能力(専門力、情報収集・分析力、コミュニケーション力、協働・課題解決力、多様性理解力)の育成を図ります。その評価は、「シラバス」に記載する科目毎の特性に応じた多様な評価方法(定期試験、随時試験、課題レポート、プレゼンテーション、授業態度など)を用いて実施します。また、外部評価者が参加する科目では、客観的な視点を取り入れた教育・評価を実施します。
  4. アクティブ・ラーニングを全授業科目に導入することで、能動的学習態度を醸成します。
  5. 卒業研究は専任教員の指導のもと、調査・研究活動を行います。卒業研究発表と卒業論文について複数教員によるルーブリック評価を行い、「専門力」「情報収集・分析力」「基礎的な科学力・研究能力」を評価します。

アドミッション・ポリシー
(本学科が受け入れ、教育したいと考えている入学者像)

 本学科は、本学の基本理念である「人間尊重」を理解する医療人(薬剤師)を育成するために、本学の教育方針を理解し、将来医療に従事する者として非喫煙を含め自らの健康に留意するとともに、主体的に学修を進めることができる学生を求めています。
 また、入学後の学修において、化学系薬学、生物系薬学、物理系薬学の3つが基礎的な分野となることから、「化学」、「生物」、「物理」の基礎をしっかり学習しておくことが重要です。したがって、大学での履修を円滑にするために、学力の維持または向上に入学前から取り組む必要が有ります。
 そのために本学科では、入学者を適正に選抜するために、「学生募集要項」に記載している多様な入試方法(学力検査、外部の英語資格・検定試験、調査書、多面的・総合的な評価のための自己申告書、面接、グループ面接、小論文)を用いて、本学が求める資質・能力を多面的・総合的に評価します。

  1. 高等学校の履修内容を幅広く、積極的に学習している人。
  2. 他者への思いやりを持ち、ボランティア活動や課外活動等を通して社会に奉仕することができる人。
  3. 社会においては、まわりの意見に耳を傾け、協調して行動できる人。
  4. 進歩著しい医療の世界で必要な絶えず学び続ける強い意志と向上心を持っている人。
  5. 地域医療に貢献することに関心や意欲を持っている人。
  6. 大学で獲得した知識や能力を医療の発展に活かしたいと考えている人。

大学院のポリシー

  • 観光学専攻
  • 社会福祉学専攻
  • 地域マネジメント専攻
  • 健康栄養学専攻
  • 医療薬学専攻

大学院 人間社会学研究科/観光学専攻

ディプロマ・ポリシー

観光学専攻では、次の資質・能力を有すると認められる学生に、「修士(観光学)」の学位を授与します。

関心・意欲・態度

  • 観光開発と観光産業の研究に関心をもつことができる。
  • 地域の自然環境や固有の文化を尊重した観光開発や観光産業の推進について、その見識を深めることができる。

思考・判断

  • 観光によるまちづくりが、観光客と住民の両者にとって安全・安心な快適空間の実現を目指すべきであることを認知できる。
  • 観光地域の歴史・事象を客観的に分析・考察して、課題解決のための理論と方策を見出すことができる。

技能・表現

  • 観光開発と観光産業における企画・経営・管理の能力を身につけ、観光事業やまちづくりの指導的立場で活躍することができる。
  • ホスピタリティを体得し、良好な対人関係の技能を磨くことができる。

知識・理解

  • 観光に関連する人文・社会科学の専門知識を修得している。
  • 観光開発や観光産業の普遍的問題と身近な地域や世界の国々における地域性を理解することができる。

カリキュラム・ポリシー

観光学専攻では、次の指針にもとづいて科目を設置していますので、学生諸君はその内容を十分に理解した上で履修してください。

関心・意欲・態度

  • 「特講」、「事例研究」、「特別研究」の3分類科目の履修により観光開発や観光産業の諸事象を学ぶことができる。
  • 地域の自然や産業・文化などの諸事象を観光活用する意識をもつことができる。

思考・判断

  • 観光開発や観光産業のあり方を社会情勢に照らして考えることができる。
  • 観光地域の事象を科学的に分析して課題を導き出し、その対応策を見いだすことができる。

技能・表現

  • 観光事業やまちづくりに必要な企画・経営・管理の能力を身につけることができる。
  • 各種観光事業におけるホスピタリティの実践方法を修得できる。

知識・理解

  • 観光開発と観光産業に関連する理論と実践の専門的知識を修得することができる。
  • 観光開発や観光産業における普遍性と地域性を理解することができる。

アドミッション・ポリシー

観光学専攻では、広く次のような人材を求めています。

  • 観光開発と観光産業の担い手となる高度専門職業人や研究者を目指す人。
  • 国際社会や地域社会のリーダーとして専門能力を発揮するという強い意思を持った人。
  • 観光産業やまちづくりに関連する理論と実践の専門能力を身につけたい人。

大学院 人間社会学研究科/社会福祉学専攻

ディプロマ・ポリシー

社会福祉学専攻では、次の資質・能力を有すると認められる学生に、「修士(社会福祉学)」の学位を授与します。

関心・意欲・態度

  • 多様な生活課題を抱える人びとの人権を尊重することができる。
  • 高度な福祉専門職者を目指す意欲と姿勢を有している。

思考・判断

  • 多様な生活課題を抱える人びとの自己実現を支援することができる。
  • 変動する地域社会の課題に対応できる。

技能・表現

  • 人びとのウェルビーイング実現に向けての社会をデザインできる。
  • 他の関連領域とも連携しうる高度な実践的能力、研究能力を身につけている。

知識・理解

  • 人間尊重の理念を基礎とし社会福祉の高度な専門的知識、技術を理解している。

カリキュラム・ポリシー

社会福祉学専攻では、次の指針にもとづいて科目を設置していますので、学生諸君はその内容を十分に理解した上で履修してください。

関心・意欲・態度

  • ホスピタリティの体得・実現を通じて、人間的資質を磨くことができる。
  • 社会福祉の実践において、指導的立場で活躍できる。

思考・判断

  • 被援助者の生活実態を理解し、真に必要な対人援助を把握できる。
  • 地域社会の多様な課題に対応できる。

技能・表現

  • 高度な福祉専門職者として必要な専門的技能を修得できる。
  • ニーズに対応した公私協働による多元的サービス供給を理解し支援できる技術を修得できる。

知識・理解

  • 高度な福祉専門職者として必要な専門的知識を修得できる。
  • 地域福祉実践をリードしうる知識を修得できる。

アドミッション・ポリシー

社会福祉学専攻では、広く次のような人材を求めています。

  • 高度な研究を継続してこれからの社会福祉実践をリードできる福祉専門職者を目指す人。
  • 人間尊重の理念を基礎とし高いレベルのソーシャルワークの知識、技術を修得したい人。

大学院 人間社会学研究科/地域マネジメント専攻

ディプロマ・ポリシー

地域マネジメント専攻では、次の資質・能力を有すると認められる学生に、「博士(地域マネジメント)」の学位を授与します。

関心・意欲・態度

  • 市民の生活の場である地域社会において、安全・安心で豊かなあり方の実現に向けて、行動することができる。
  • 21世紀の新しいまちづくりのリーダーとして活動することができる。

思考・判断

  • 地域社会の安全・安心で豊かなあり方にとって、何が必要であるかを考えることができる。
  • 地域マネジメントのあるべき方向性について的確に判断することができる。

技能・表現

  • 地域社会のさまざまな場面で、地域マネジメントに必要な企画・立案をすることができる。
  • 理論と実践を体系化して、地域マネジメント活動に実効性のあるサポートを行うことができる。

知識・理解

  • まちづくりの実践・運営・管理に必要な知識を修得している。
  • 地域社会のあり方に資する観光あるいは社会福祉の高度な専門的知識を理解することができる。

カリキュラム・ポリシー

地域マネジメント専攻では、次の指針にもとづいて科目を設置していますので、学生諸君はその内容を十分に理解した上で履修してください。

関心・意欲・態度

  • 人間尊重の精神に支えられた新たな地域マネジメント理論の構築を目指すことができる。
  • ホスピタリティの精神にもとづいて安全・安心で豊かな地域づくりのリーダーとなることを目指すことができる。

思考・判断

  • 地域マネジメントにおける観光、社会福祉をはじめ、経済・経営、文化、行政の課題について幅広く考えることができる。
  • 観光と社会福祉が「地域政策」「地域開発」「地域計画」を通じて、地域マネジメントにどのような効果を及ぼし得るかを判断することができる。

技能・表現

  • まちづくりを実践・運営し、経営管理していくための高度な専門技術を地域マネジメントの具体的な場面で発揮することができる。
  • 観光と社会福祉の分野におけるホスピタリティの実践によって、高度専門職業人・研究者として活躍することができる。

知識・理解

  • まちづくりの実践・運営と経営管理に関する高度な専門的知識を修得することができる。
  • 観光と社会福祉の高度な専門的知識を、新たな地域マネジメント概念の構築へと統合していくことができる。

アドミッション・ポリシー

地域マネジメント専攻では、広く次のような人材を求めています。

  • 新しいまちづくりのリーダーを目指す人。
  • 観光関連施設や社会福祉関連事業の経営・運営者を目指す人。
  • 地域マネジメントに関する理論と実践を求められる公務員を目指す人。
  • 地域マネジメントに実効性のあるサポートを行うことのできる研究者を目指す人。

大学院 健康管理学研究科/健康栄養学専攻

ディプロマ・ポリシー

健康栄養学専攻に2年間在籍し、必要な研究指導を受けたのち、修士論文あるいは特定の課題についての課題研究レポートを提出し、審査会での審査および最終試験に合格することが必要です。さらに、設定された講義・演習科目の所定の単位を取得し、修士課程における幅広い専門的知識と技能を身につけた学生に、「修士(健康管理学)」の学位を授与します。

関心・意欲・態度

  • 健康の維持・増進に必要な健康づくりの三要素である「運動・栄養・休養」をもとに、健康管理について必要な幅広い専門的知識を身につけ、かつ関連分野で活躍しうる高度専門職業人としての意欲と姿勢を有している。

思考・判断

  • 健康管理に関わる適切な問題解決や適正情報の管理・伝達に必要な知識を有し、高度専門職業人としての態度および行動力を身につけている。

技能・表現

  • 教育・研究を通じてホスピタリティを体得し、健康管理に関する高度な実践力を身につけている。

知識・理解

  • 健康管理に必要な専門的・包括的な、知識・技能を有する高度専門職業人としての能力を身につけている。

カリキュラム・ポリシー

健康栄養学専攻では、次の指針にもとづいて科目を設定していますので、その内容を十分に理解した上で履修してください。

関心・意欲・態度

  • 健康管理の分野に関してその現状と将来の発展に対応して、研究分野を「栄養科学」と「健康科学」の2分野に大別し各分野の整合性を図ることにより、健康管理に関する高度な専門的知識を学ぶことができる。

思考・判断

  • 特別研究において、研究テーマの設定、実施、分析・考察、結果発表、論文作成などを通して、客観的かつ持続的な研究能力を養うことができる。

技能・表現

  • 関連領域の知識を幅広くかつ系統的に活用し、健康管理に関する高度な専門的知識と技能およびプレゼンテーション能力を修得することができる。

知識・理解

  • 栄養科学分野では、臨床栄養学、栄養管理学、代謝栄養学、公衆栄養学、栄養教育学、食品衛生学等、健康科学分野においては、地域保健学、栄養疫学、臨床生化学、形態機能学、食環境学、運動生理学、健康免疫科学等を中心とした各研究分野による2年間の一貫教育指導において専門的知識を修得することができる。

アドミッション・ポリシー

健康栄養学専攻では、広く次のような人材を求めています。

  • 栄養学および関連領域を基礎とした人間の健康管理に関する知識と技能を修得し、社会に貢献できる高度専門職業人や教育者・研究者を目指す人。
  • 人間尊重の理念を基礎とし、栄養学および関連領域を基礎とした人間の健康管理に関する高度な実践力を修得したい人。

大学院 薬学研究科/医療薬学専攻

ディプロマ・ポリシー

医療薬学専攻では、次の資質・能力を有すると認められる者に、「博士(薬学)」の学位を授与する。

関心・意欲・態度

  • 高度化・複雑化する医療や薬学に関する諸問題に高い関心を持ち、有用で新規な科学的データを見いだそうとする意欲と真摯に取り組む態度を有する。
  • 豊かな教養と人間性および高い倫理観を有する。

思考・判断

  • 医療や薬学に関する諸問題について、有用な科学的データを選択し、自ら論理的に思考・判断できる。

技能・表現

  • 進歩を続ける医薬品の品質、安全性及び有効性について十分な科学的根拠を有するデータを創りだすことができ、それを社会に分かりやすく公表することができる。

知識・理解

  • 医療や薬学に関する科学論文を理解することができ、その内容について評価する知識と能力を有する。また、研究成果を科学論文にまとめることができる。

カリキュラム・ポリシー

医療薬学専攻では、次の指針にもとづいて科目を設置しているので、その内容を十分に理解した上で履修すること。

関心・意欲・態度

  • 社会の超高齢化を迎え、疾病の多様化とともに、医療のあり方や薬物療法が多岐に渡ってきている。この様な社会背景において、先端の医療や薬学に関心を持ち、社会貢献を目途に、高い倫理観のもとに学問、研究を探求する意欲と態度を醸成する。

思考・判断

  • 先端医療や薬学について、先導的医療系薬学研究者はどうあるべきか、何を修得すべきかを十分に思慮するとともに、現場において活用するための判断能力を身につける必要があり、それに即した講義をもうける。

技能・表現

  • 先導的医療系薬学研究者として身につけるべき技能を特別研究で修得するとともに、得られた研究成果を学会発表や論文にまとめ公表していく。

知識・理解

  • 医療の現場をはじめ、先導的医療系薬学研究者として活躍する場所で必要不可欠な知識を幅広く涵養するとともに、現場サイドで要求される先端科学データを理解できるようになるための講義をもうける。

アドミッション・ポリシー

医療薬学専攻では、広く次のような人材を求めています。

  • 深い専門性に根ざし、薬学的な思考法、論理的で先端的な方法論や評価能力などを身につけることができる人材。
  • 高度な知識と研究能力を礎として薬学がカバーすべき広範な基礎及び臨床科学の諸分野をリードし、将来にわたり地域社会と国際社会に貢献することを目指す人材。
  • 高度化医療、医療行政、育薬などの職域で実践的な研究能力を有する優れた先導的医療系薬学研究者(在宅医療研究者、がん・疼痛緩和研究者、処方設計研究者、予防薬学研究者、医療行政研究者)を目指す人材。
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