目的と3つのポリシー、アセスメント・ポリシー
目的
大学の目的
本学は、教育基本法及び学校教育法に基づき、学術の中心として、広く知識を授け、深く専門の学芸を教授研究するとともに、学校法人九州文化学園の建学の精神に則り、高い知性と豊かな教養、優れた徳性と品格、たくましい意志と健康な身体の備わった人間を育成することを目的とする。
学部の目的
- 人間社会学部は、学部に設ける国際観光学科及び社会福祉学科の専門分野に関する知識と技能を修得し、知性、感性、人間性を備え、観光産業、スポーツ、国際交流、教育、社会福祉の領域において地域社会・国際社会に貢献できる人材を育成することを教育研究上の目的とする。
- 健康管理学部は、学部に設ける健康栄養学科の専門分野に関する知識と技能を修得し、知性、感性、人間性を備え、健康と栄養の維持・管理における栄養学、管理栄養学、栄養教育の領域において地域社会・国際社会に貢献できる人材を育成することを教育研究上の目的とする。
- 薬学部は、学部に設ける薬学科の専門分野に関する知識と技能を修得し、知性、感性、人間性を備え、医療薬学、衛生薬学、創薬研究の領域において地域社会・国際社会に貢献できる人材を育成することを教育研究上の目的とする。
学科の目的
- 国際観光学科は、観光及び関連する領域の専門的知識・技能を修得し、観光産業・事業、国際交流、まちづくりの各分野で実践的に活動できる人材を育成する。
- 社会福祉学科は、社会福祉及び関連する領域の専門的知識・技能を修得し、福祉行政・計画、福祉臨床、福祉経営の各分野で実践的に活動できる人材を育成する。
- 健康栄養学科は、健康と栄養に関する領域の専門的知識・技能を修得し、健康と栄養の維持・管理の分野で実践的に活動できる栄養士・管理栄養士を育成する。
- 薬学科は、人間尊重を理念に薬学に関する専門的知識・技能を修得し、医療薬学、衛生薬学、創薬の各分野で研究を遂行できかつ実践的に活動できる薬剤師を育成する。
大学院の目的
大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめ、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする。
研究科・専攻の目的
人間社会学研究科
地域に根ざした教育研究を基本とし、社会が求める高度専門職業人及び研究者の育成を行うとともに、観光、福祉及びそれらを基礎とした地域マネジメント領域における研究を行うことを目的とする。
- 観光学専攻は、観光と観光産業に関する高度な研究及び専門知識の教授によって、広く観光関連分野で社会に貢献しうる高度専門職業人及び研究者を育成することを目的とする。
- 社会福祉学専攻は、社会福祉の理論と実践に関する高度な研究及び専門知識の教授によって、広く社会福祉関連分野で社会に貢献しうる高度専門職業人及び研究者を育成することを目的とする。
- 地域マネジメント専攻は、人間尊重の精神に支えられた新たな概念の地域マネジメントに関する高度な研究及び専門知識の教授によって、特に観光学と社会福祉学を基礎としたまちづくりに関し広く地域社会に貢献し、指導者となりうる高度専門職業人及び研究者を育成することを目的とする。
健康管理学研究科
健康管理において指導的立場を担う高度専門職業人の育成を目的とする。
- 健康栄養学専攻は健康と栄養を中心とした健康管理において中核を担う高度専門職業人の育成を目的とする。
薬学研究科
薬学の全ての分野において最高水準の教育・研究活動を行い、高度医療を担う医療系薬学研究者、生命科学の発展に寄与する研究者および医療行政に貢献する人材を育成することを目的とする。
- 医療薬学専攻は医療薬学、社会薬学、育薬学を機軸に最高水準の教育・研究活動を行い、「医療社会薬学」、「薬物治療設計学」、「予防薬学」および「医療基盤薬学」などの分野で実践的な研究能力を有する優れた先導的医療系薬学研究者(在宅医療研究者、がん・疼痛緩和研究者、処方設計研究者、予防薬学研究者、育薬研究者、医療行政研究者等)を育成することを目的とする。
長崎国際大学3ポリシー
ディプロマ・ポリシー(本学の学位授与の方針)
長崎国際大学(以下本学という)は、「人間尊重」を基本理念に、「ホスピタリティの獲得」をその具体像としています。必須単位数等を定めた学士課程カリキュラムを履修することによって、身に付けた深い専門的知識と高い技能、及び社会の課題に対する思考力、判断力、表現力を活用し、主体的に問題解決を行って、地域社会及び国際社会に貢献することができる人物の育成が目的です。また、この基盤には高い人間性が存在します。伝統文化や書物からの学びによって、静かに考え、一歩先を読む態度を育成することが、変化の激しい社会の中にあって、人間性をより豊かにすると考えています。
この実現のために、所定の単位数を修得し、ホスピタリティを構成する次の諸能力を身に付け活用することができる人物に学位を授与します。
- 専門力
学士課程カリキュラムに沿って専門的知識・技能を修得し、それらを様々な課題に適用して解決を図ることができる。 - 情報収集、分析力
社会に存在する情報を収集し、それを分析して自己の成長や課題解決等に役立てることができる。 - コミュニケーション力
他の人の意見を傾聴するとともに自分の考えを明確にした上で、静かに意見を交換し、相互理解を図ることができる。 - 協働・課題解決力
課題を的確に把握し、他の人と協力して課題解決に向けた方策を立案し、着実に実行できる。 - 多様性理解力
自国の文化を深く理解するとともに他国の文化や障がいを持った人たちを広く受け入れ、共生に向けた行動がとれる。
カリキュラム・ポリシー(ディプロマ・ポリシーを達成するための教育課程編成方針)
本学は、卒業認定及び学位授与の方針に掲げた知識・技能を始めとした諸能力の獲得を可能にするために、初年次教育、教養教育、及び専門教育の授業科目の順次性を考慮して体系的に配置するとともに、講義や実習等を効果的に組み合わせたカリキュラムを編成します。さらに、その構造を理解しやすくするために、各授業科目が学士課程カリキュラムでどのような位置を占めるかを示し(カリキュラムマップという)、さらに学修段階や履修順序を示す番号を各授業科目に割り振ります(ナンバリングという)。
A. 教育内容
初年次教育
4年間あるいは6年間の学修の基盤となる資質(大学理念の理解、アクティブ・ラーニングの理解、大学での学修習慣の形成、省察の意味やポートフォリオ活用の理解等)の修得を行う場であり、「茶道文化」、「ホスピタリティとSDGs」及び「教養セミナー」という授業科目が核になります。
教養教育
- ここでは、ディプロマ・ポリシーで掲げた能力・態度の基礎を培う授業科目が展開されます。特に、主体的に考え、判断し、表現する能力・態度の修得に必要な内容や方法が組み込まれています。
- ICTに関する科目においては、時代とともに進化する状況に応じた、情報活用能力の修得を可能にします。
専門教育
- 学科及びコースごとに専門分野の体系と最新の知見を踏まえた適切な内容を講義や実習等に組み込んでいます。ディプロマ・ポリシーで掲げる専門力向上の主な場となります。
- 大学内で獲得した能力・態度を統合して活用するとともに、将来のキャリアと結びつけての省察を可能にする体験実習(ハイ・インパクト・プラクティス)を行います。
B. 教育方法
アクティブ・ラーニングを全授業科目で展開するとともに、その成果を生かす実習を組み込み、毎日の授業をディプロマ・ポリシーで掲げた能力・態度の形成につなげます。
また、学生一人ひとりに対して担任となる教員を決め、ポートフォリオを活用した面談を行うことによって、それぞれの長所を伸ばし、短所を修正するための適切な学修支援を行います。ポートフォリオは、大学での学びやその成果、担任教員との面談記録を記録したものであり、各学生の成長の記録と位置付けています。
アドミッション・ポリシー(本学が受け入れ、教育したいと考えている入学者像)
本学は理念に掲げる人物を育成するために、本学の教育方針を理解し、それを素直に受け入れて主体的に学修を進めることができる次のような入学者を求めています。
- 高等学校の履修内容を幅広く獲得している人。
ただし、学科によっては特に深い習得を求められる分野が加わります。 - 高等学校までの知識・技能を活用して、学校内外の課題解決活動に取り組んだ経験がある人。
- 自分の将来の選択肢と視野を拡げるため、総合的な英語力を伸ばした人。
- ボランティア活動等を通して、社会的な課題に取り組んだ経験がある人。
- 日本文化や書物等から多くの学びを得た人、あるいはその学びを身に付けたいと考えている人。
- 学びたい学部・学科があり、そこで獲得した能力・態度を社会で生かしたいと考えている人。
- 大学での履修を円滑に進めるために、自己の不足する能力の向上に入学前から取り組むことができる人。
入学者を適正に選抜するために、学習成果を重視する一般選抜による入試に加え、修学で必要な基礎学力、総合的な学習や探究での成果、資格や高等学校内における諸活動等を適正に評価する学校推薦型、総合型選抜入試を実施します。また、キャンパスの多様性向上・実現のため外国人留学生特別入試や多様な経験を持つ社会人及び、帰国子女のための入学者選抜を行います。これら全ての入学者選抜において、高校で培った学力の3 要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」)を多面的・総合的に評価します。
長崎国際大学アセスメント・ポリシー
アセスメント・ポリシーは学生の学修成果の評価について、本学が、その目的、達成すべき質的水準、評価の具体的実施方法などについて定めた学内の方針です。
教育成果を可視化し、教育改善を実施する目的で、3つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)を踏まえて、教育課程や学生の学修成果を測定・評価します。
アセスメント・ポリシー(学修成果の評価に関する方針)
どのような時代にあっても、学位授与の方針で求められる能力・態度が確実に獲得することができる教育を提供するために、自己評価と外部評価を実施し、その結果を公表します。
- 大学レベル
学生及び教職員を対象とした直接的あるいは間接的な調査、及びステークホルダーである企業等を対象とした調査等を集計・分析し、理念の達成度等の評価を行います。修正の必要がある場合は、すぐに改善に取りかかります。 - 学科レベル
所属する学生の単位修得状況、進級状況、休学・退学状況及び学生による授業評価等によって、学科で掲げた目標の達成度を評価し、不足がある場合は改善を加えます。 - 科目レベル
それぞれの科目で設定した目標を達成しているかどうかについては、「成績評価」、「成績分布データ」、「授業アンケート」等を組み合わせ、分析・評価します。また、授業を重ねる中で、受講者からの意見を聴取し授業改善等につなげます。 - 学生レベル
理念に掲げる能力・態度の獲得については、学期毎にそれぞれのルーブリックをもとに学生が行った省察と自己評価を、担任の教員が点検評価し、改善に向けた適切な助言を行います。この4年間あるいは6年間のポートフォリオを踏まえて、学生はディプロマ・ポリシーで求められている能力の獲得状況等を、卒業ポートフォリオに記載します。
学位授与にあたっては、一定水準以上の卒業論文であることや、ディプロマ・ポリシーで求めている各能力が獲得されていることが問われますが、ともに外部の専門家あるいはステークホルダーが参加した委員会等で、その評価を行います。
学部のポリシー
-
国際観光学科
-
社会福祉学科
-
健康栄養学科
-
薬学科
人間社会学部 国際観光学科ディプロマ・ポリシー(本学科の学位授与の方針)国際観光学科(以下本学科という)では、全学のディプロマ・ポリシーに基づき、観光及び関連する領域の専門的知識・技能を修得し、観光産業・事業、国際交流、スポーツによる地域貢献、まちづくりの各分野で実践的に活動できる人材を育成します。観光及び関連する領域では、特に「人間尊重」を基本理念とした「ホスピタリティの獲得」が重要です。よって、本学科が求める所定の単位数を修得し、ホスピタリティを構成する次の諸資質・能力を身に付け活用することができる人物に学位を授与します。
カリキュラム・ポリシー
|
人間社会学部 社会福祉学科ディプロマ・ポリシー(本学科の学位授与の方針)
社会福祉学科(以下本学科という)は、大学ディプロマ・ポリシーを基本精神として踏まえた上で、必須単位数等を定めた本学科の学士課程カリキュラムを履修することによって、身に付けた深い専門的知識と高い技能、及び社会の課題に対する思考力、判断力、表現力を活用し、主体的に問題解決を行って、地域社会及び国際社会に貢献することができる人物を育成します。
カリキュラム・ポリシー
|
健康管理学部 健康栄養学科ディプロマ・ポリシー(本学科の学位授与の方針)健康栄養学科(以下本学科という)では、全学のディプロマ・ポリシーに基づき、食と健康に関連する領域の専門的知識・技能を修得し、「健康管理」および「栄養の指導」ができ実践的に活動できる人材を育成します。栄養・食生活を通して人々の健康と幸福に寄与する管理栄養士として、専門的知識・技能を身につけるだけでなく、人間尊重を基本理念としたホスピタリティを獲得し、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力に長けることが大切です。よって、本学科が求める所定の単位数を修得し、栄養士・管理栄養士として必要な基礎と専門的知識・技能のみならず、ホスピタリティを構成する次の諸能力を身につけ活用することができる人物に学位を授与します。
カリキュラム・ポリシー
|
薬学部 薬学科ディプロマ・ポリシー(本学科の学位授与の方針) 薬学部薬学科(以下本学科という)では、本学建学の基本理念「人間尊重」を理解し、薬学に関する専門的知識・技能を備え、医療薬学、衛生薬学、創薬の各分野で研究を遂行できかつ実践的に活躍できる医療人(薬剤師)を養成するため、学生の「ホスピタリティ」獲得を目的とした教育を実践します。
カリキュラム・ポリシー
|
大学院のポリシー
-
観光学専攻
-
社会福祉学専攻
-
地域マネジメント専攻
-
健康栄養学専攻
-
医療薬学専攻
大学院 人間社会学研究科/観光学専攻ディプロマ・ポリシー観光学専攻では、次の資質・能力を有すると認められる学生に、「修士(観光学)」の学位を授与します。 関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
カリキュラム・ポリシー観光学専攻では、次の指針にもとづいて科目を設置していますので、学生諸君はその内容を十分に理解した上で履修してください。 関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
アドミッション・ポリシー観光学専攻では、広く次のような人材を求めています。
|
大学院 人間社会学研究科/社会福祉学専攻ディプロマ・ポリシー社会福祉学専攻では、次の資質・能力を有すると認められる学生に、「修士(社会福祉学)」の学位を授与します。 関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
カリキュラム・ポリシー社会福祉学専攻では、次の指針にもとづいて科目を設置していますので、学生諸君はその内容を十分に理解した上で履修してください。 関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
アドミッション・ポリシー社会福祉学専攻では、広く次のような人材を求めています。
|
大学院 人間社会学研究科/地域マネジメント専攻ディプロマ・ポリシー地域マネジメント専攻では、次の資質・能力を有すると認められる学生に、「博士(地域マネジメント)」の学位を授与します。 関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
カリキュラム・ポリシー地域マネジメント専攻では、次の指針にもとづいて科目を設置していますので、学生諸君はその内容を十分に理解した上で履修してください。 関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
アドミッション・ポリシー地域マネジメント専攻では、広く次のような人材を求めています。
|
大学院 健康管理学研究科/健康栄養学専攻ディプロマ・ポリシー健康栄養学専攻に2年間在籍し、必要な研究指導を受けたのち、修士論文あるいは特定の課題についての課題研究レポートを提出し、審査会での審査および最終試験に合格することが必要です。さらに、設定された講義・演習科目の所定の単位を取得し、修士課程における幅広い専門的知識と技能を身につけた学生に、「修士(健康管理学)」の学位を授与します。 関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
カリキュラム・ポリシー健康栄養学専攻では、次の指針にもとづいて科目を設定していますので、その内容を十分に理解した上で履修してください。 関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
アドミッション・ポリシー健康栄養学専攻では、広く次のような人材を求めています。
|
大学院 薬学研究科/医療薬学専攻ディプロマ・ポリシー医療薬学専攻では、次の資質・能力を有すると認められる者に、「博士(薬学)」の学位を授与する。 関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
カリキュラム・ポリシー医療薬学専攻では、次の指針にもとづいて科目を設置しているので、その内容を十分に理解した上で履修すること。 関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
アドミッション・ポリシー医療薬学専攻では、広く次のような人材を求めています。
|