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大学総合

教員・研究者教員・研究紹介

中村 尚生(なかむら なおき)助教

中村 尚生

所属

人間社会学部 社会福祉学科

専門分野

臨床心理学

研究テーマ

重度・重複障がい児のコミュニケーション発達支援に関する研究,発達障がい児をもつ保護者への集団心理療法に関する研究

担当科目

心理学(国際観光)、児童心理学、臨床心理学(栄養・薬)、ホスピタリティとSDGs、教養セミナーAB、専門基礎演習AB、キャリア開発Ⅰ、ソーシャルワーク演習(共通)、相談援助実習指導ⅡAB、相談援助実習、障害者スポーツ、社会福祉総合演習(福祉共通・福祉専門)、特別支援教育、教職実践演習(中・高)

所属学会

日本心理臨床学会,日本特殊教育学会,日本リハビリテイション心理学会

研究室

研究棟214研究室

連絡先

URL

プロフィール

私は大学院を修了後、公立小中学校や精神科クリニック、発達支援センターなどにおいて臨床心理士として働いてきました。その経験のなかで、発達障がいや重度・重複障がいをもつ子どものコミュニケーションの発達を援助することに関心を持ち、研究をおこなってきました。また、グループアプローチの方法を用いて発達障がい児を育てる保護者への臨床心理学的援助の実践や研究にも取り組んできました。
障がいをもつ子どもについて、個人内要因から環境要因にわたって幅広く理解し、障がい児への包括的な支援体制の構築に取り組んでいきたいと考えています。

研究紹介

重度・重複障がい児の主体的な反応を促進する関わり手の在り方に関する研究

重度・重複がい児は、意志や感情を表現するための手段が限られています。重度・重複障がい児とコミュニケーションをおこなう際には、関わり手が障がい児の意志や感情といった心理的な状態を適切に把握することがとても重要です。私は、ビデオ分析を用いて関わり手と重度・重複障がい児の相互作用の様相を分析したり、生理的指標(心拍や動脈血酸素飽和度)を用いて重度・重複障がい児の応答性について多角的に検討したりしています。そのなかで、重度・重複障がい児と関わり手のより良いコミュニケーションの在り方を探究しています。

発達障がい児をもつ保護者への集団心理療法プログラムの開発に関する研究

支援やサポートには、専門家がおこなうものだけではなく、仲間が相互に支え合う形もあります。私は、発達障がい児をもつ保護者の親の会を実践してきました。親の会では、保護者同士が日常生活や社会資源に関する情報を交換したり、発達段階や発達特性に基づいて子どもへの理解を深めたり、そのなかで受容され、承認されたりすることが大切だと考えています。これらの親の会の意義が果たせるようなプログラムの開発や、支援者のグループファシリテートの在り方について研究しています。

社会活動

社会貢献・地域連携


  • 2021年~ 長崎県および佐賀県における動作法による障がい児・者への心理リハビリテイション活動の実践

  • 2020年~ 自閉症児子育て親育ちの会にじいろサロンアドバイザー

  • 2017年~2020年 九州大学大学院人間環境学府附属総合臨床心理センターにおける集団心理療法におけるスーパービジョン

  • 2012年~2018年 「NPO法人くるめSTP」主催 行動療法による注意欠如・多動症を有する児童の行動修正・変容を促進する夏期集中型治療プログラム(サマートリートメントプログラム)の実践および指導

  • 2010年~2012年、2017年~ 社会福祉法人夜須高原福祉村「やすらぎ荘」主催 動作法による障がい児・者への心理リハビリテイション活動の実践

  • 2010年~2012年、2017年~2020年 九州大学大学院人間環境学府附属総合臨床心理センターにおける相談活動

各種委員

2012年~2013年 福津市就学相談委員会 委員

教育活動

講演会


  • 2021年3月 「自閉症児子育て親育ちの会にじいろサロン」主催 こころとからだのリラクセーション講座(佐世保市まちなかコミュニティセンター)

  • 2021年12月 「自閉症児子育て親育ちの会にじいろサロン」主催 知能検査結果の見方・活かし方―支援者編(佐世保市まちなかコミュニティセンター)

  • 2021年12月 令和3年度長崎県児童福祉司任用前講習会・任用後研修 子ども家庭支援のためのケースマネジメント(県北振興局天満庁舎)

  • 2021年11月 令和3年度長崎県要保護児童対策調整機関調整担当者研修 子ども家庭支援のためのソーシャルワーク(県北振興局天満庁舎)

  • 2021年10月 「自閉症児子育て親育ちの会にじいろサロン」主催 子どもの行動の理解とかかわり方(佐世保市しみん活動交流プラザ)

  • 2021年7月 「自閉症児子育て親育ちの会にじいろサロン」主催 知能検査結果の見方・活かし方―保護者編(佐世保市しみん活動交流プラザ)

  • 2020年11月 令和2年度長崎県児童相談所一時保護所職員研修会 一時保護所での子どもへの支援を考える―子どもの権利の視点から(佐世保こども・女性・障害者支援センター/長崎こども・女性・障害者支援センター)

  • 2020年11月 令和2年度長崎県要保護児童対策調整機関調整担当者研修 子ども家庭支援のためのソーシャルワーク(佐世保市中央保健センターすこやかプラザ/長崎こども・女性・障害者支援センター)

非常勤講師


  • 九州龍谷短期大学 非常勤講師 カウンセリング概論(2014年)

  • 久留米信愛短期大学 非常勤講師 障害児保育Ⅰ・Ⅱ(2015年~2016年)

研究実績

原著論文


  • 「機能的観点からみた自閉スペクトラム症のこだわり行動の支援に関する研究動向」 長崎国際大学教育基盤センター紀要第5巻 単著(2021)

  • 「自閉スペクトラム症のある不登校男児との人形を介したプレイセラピー」 心理臨床学研究第39巻3号 共著(2021)

  • 「障がい児を育てる親を対象としたセルフヘルプグループに関する研究の動向と課題――対人援助専門職によるコラボレーションのあり方を踏まえた検討」 長崎国際大学社会福祉学会研究紀要 第17号 単著(2020)

  • 「教育活動場面における擬音語・擬態語的音声が重度・重複障がい児の身体運動に与える影響」 九州大学 特選題目研究論文(2019)

  • 「思春期の発達障がい児の親の会におけるプログラム設定と展開の在り方」 九州大学総合臨床心理研究 第9巻 共著(2018)

研究報告書等


  • 「発達に応じた幼児の支援プログラムの開発Ⅷ 自尊心を育むかかわり――子どもの様子から自尊心の状態を把握する」 久留米市幼児教育研究所研究紀要 第61集 単著(2017)

  • 「発達に応じた幼児の支援プログラムの開発Ⅶ 人への意識や関心を育むかかわり――対人接触の過敏さに配慮しながら」 久留米市幼児教育研究所研究紀要」 第59集 単著(2016)

  • 「発達に応じた幼児の支援プログラムの開発Ⅶ ことばの世界を広げよう――日常的な社会的場面を用いて」 久留米市幼児教育研究所研究紀要 第59集 単著(2016)

  • 「発達に応じた幼児の支援プログラムの開発Ⅵ ゆっくり,落ち着いて――感情を共有するための枠組み作り」 久留米市幼児教育研究所研究紀要 第57集 単著(2015)

  • 「発達に応じた幼児の支援プログラムの開発Ⅵ よく聞いて,よく見て,探してね――選択的に注意を向けられることを目指して」 久留米市幼児教育研究所研究紀要 第57集 単著(2015)

  • 「夏期集中型治療プログラムに参加した児童およびその保護者に関する追跡調査」 くるめSTP(サマートリートメントプログラム)10周年記念誌 共著(2015)

  • 「発達に応じた幼児の支援プログラムの開発Ⅴ 話し合って決めよう――交渉場面の作り方」 久留米市幼児教育研究所研究紀要 第55集 単著(2014)

  • 「発達に応じた幼児の支援プログラムの開発Ⅴ はじめてだけどチャレンジしてみようかな――こだわりの活用の仕方」 久留米市幼児教育研究所研究紀要 第55集 単著(2014)

学会発表


  • 「ASD児とのプレイセラピーにおける情動共有を促す支援」 日本心理臨床学会第36回秋季大会 共同(2017)

  • 「学童保育における指導員に対する臨床心理学的かかわりが児童の行動に及ぼす影響について(3)」 日本リハビリテイション心理学会第42回大会 共同(2015)

著書


  • ピア・サポートマニュアルブック(Ver.1)―対面授業編 学校法人九州文化学園長崎国際大学キャンパスライフ・ヘルスサポートセンター 共著(2021)

  • ピア・サポートマニュアルブック(Ver.1)―遠隔授業編 学校法人九州文化学園長崎国際大学キャンパスライフ・ヘルスサポートセンター 共著(2020)

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