教員・研究者教員・研究紹介
中村 誠司(なかむら せいじ)教授
所属
薬学部 薬学科
専門分野
免疫学、口腔外科学、歯学
研究テーマ
- 口腔癌に対する生体防御機構の解析
- 唾液腺疾患(IgG4関連疾患、シェーグレン症候群など)の発症機序の解明
- 口腔粘膜疾患(口腔扁平苔癬など)の発症機序の解明
- 歯科臨床とアレルギー
担当科目
ホスピタリティとSDGs
所属学会
- 国際歯科研究学会(International Association for Dental Research: IADR)
- 国際歯科研究学会日本部会(Japanese Association for Dental Research: JADR)
- 日本口腔科学会
- 日本口腔内科学会
- 日本口腔外科学会
- 日本口腔腫瘍学会
- 日本口腔診断学会
- 日本頭頸部癌学会
- 日本シェーグレン症候群学会
- 日本IgG4関連疾患学会
- 日本口腔ケア学会
- 日本口腔顎顔面外傷学会
- 日本小児口腔外科学会
- 日本歯学系学会協議会
- 国際口腔顎顔面外科学会(International Association of 0ral and Maxillofacial Surgeons: IAOMS)
- アジア口腔顎顔面外科学会(Asian Association of 0ral and Maxillofacial Surgeons: AAOMS)
- 日本口蓋裂学会
- 日本有病者歯科医療学会
- 日本癌学会
- 日本癌治療学会
- 日本免疫学会
- 日本リウマチ学会
- 日本老年歯科医学会
- 日本顎顔面補綴学会
- 日本歯科放射線学会
- 日本顎関節学会
- 日本顎変形症学会
- 日本小児歯科学会
- 日本口腔インプラント学会
- 日本歯科理工学会
- 日本歯科基礎医学会
- 日本口腔衛生学会
- 日本歯科医学教育学会
研究室
学長室
連絡先
2123
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URL
プロフィール
<学歴>
1976年 福岡県立筑紫丘高校卒業
1976年〜1982年 九州大学歯学部歯学科
1982年〜1986年 九州大学大学院歯学研究科歯学臨床系博士課程
<職歴>
1986年〜1994年 九州大学歯学部口腔外科学第二講座 助手
1986年〜1988年 米国オクラホマ医学研究所Postdoctoral Fellow
1988年〜1990年 米国バージニア大学医学部内科学教室 Research Associate
1994年〜2004年 九州大学歯学部附属病院第2口腔外科 講師
2004年〜2023年 九州大学大学院歯学研究院口腔顎顔面病態学講座顎顔面腫瘍制御学分野 教授
2005年〜2009年 九州大学大学院歯学研究院 教務委員長
2009年〜2012年 九州大学大学院歯学研究院 副研究院長
2012年〜2019年 九州大学病院 副病院長(統括・歯科担当)
2019年〜2023年 九州大学大学院歯学研究院長・大学院歯学府長・歯学部長
2023年〜現在 九州大学大学院歯学研究院 特任教授
2024年〜現在 長崎国際大学 学長、薬学部薬学科 教授
<学位・資格・免許等>
1982年〜現在 歯科医師(歯科医籍登録第85461号)
1986年〜現在 博士(歯学):歯博甲第41号(九州大学)
1994年〜現在 日本口腔外科学会専門医(第631号)
1998年〜現在 日本口腔外科学会指導医(第545号)
2008年〜現在 日本口腔ケア学会指導医(第208SB00029号)
2009年〜現在 日本口腔科学会指導医(第1-16044号)
2013年〜現在 日本がん治療認定医機構暫定がん治療教育医(歯科口腔外科)(第098206号)
2016年〜現在 日本口腔腫瘍学会暫定口腔がん指導医(第13068号)
2019年〜現在 日本口腔内科学会専門医(第100号)
2019年〜現在 日本口腔内科学会指導医(第83号)
2023年〜現在 九州大学 名誉教授
研究紹介
主な研究の概要及び関連する研究実績等
一貫として免疫学を研究基盤として、口腔癌の生体防御機構の解明、口腔粘膜疾患や唾液腺疾患の病因・病態解明、さらには新規の診断・治療法の開発を目指した研究を行い、特に唾液腺を障害するIgG4関連疾患とシェーグレン症候群に関する研究においては注力した、研究活動において多くの大学院生を指導したのは特筆すべき点である。その実績の評価指標となる項目を以下に示す:
- 研究業績:原著論文は227編(英文は190編)、症例報告は104編(英文は10編)、総説・著書は41編(英文18編)発表・出版しており、それらの総Impact Factorは838.67、総非引用回数は7,872回、h-indexは44.0である。
- 研究費獲得:研究代表者としては、基盤研究(A) 3件、基盤研究(B) 5件、挑戦的研究(開拓) 1件、挑戦的研究(萌芽) 6件、奨励研究(A) 5件、その他の外部資金2件が採択され、その他にも研究分担者として計45件が採択された。
- 大学院生の研究指導:ほとんどの研究は大学院生と行い、計122名の博士課程大学院生を指導し、計108名の歯学博士を育成した。
研究活動
学会における役職や年会等の実行委員
- 国際歯科研究学会(International Association for Dental Research: IADR)(IADR-APR(Asia Pacific Region)理事長:2021年)
- 国際歯科研究学会日本部会(Japanese Association for Dental Research: JADR)(理事:2011年〜現在、理事長:2021年〜2022年、大会長:2015年度)
- 日本口腔科学会(理事:2010年〜令和4年5月、理事長:令和2年4月〜令和4年5月、監事:2022年〜現在、大会長:2022年度)
- 日本口腔内科学会(理事:2007年〜現在、理事長:2015年〜2023年、常任理事:2023年〜現在、大会長:2014年度)(「口腔内科学」編集主幹)
- 日本口腔外科学会(理事:2014年〜2018年、口腔癌診療ガイドライン2009年度版・評価委員会委員長、口腔癌診療ガイドライン2013年版・策定委員会委員、口腔癌診療ガイドライン2019年版・改定合同委員会委員長、口腔癌診療ガイドライン2023年版・改定統括委員会委員、口腔がん登録委員会委員長)
- 日本口腔腫瘍学会(理事:2011年〜2023年、監事:2023年〜現在、大会長:2017年度)
- 日本口腔診断学会(理事:2019年〜現在)
- 日本頭頸部癌学会(理事:2014年〜現在)
- 日本シェーグレン症候群学会(理事:2003年〜2023年、顧問:2023年〜現在、大会長:2009年度)
- 日本IgG4関連疾患学会(理事:2019年〜現在、大会長:2015年度)
- 日本口腔ケア学会(理事:2008年〜現在、大会長:2013年度)
- 日本口腔顎顔面外傷学会(理事:2016年〜2022年)
- 日本小児口腔外科学会(理事:2015年〜2017年)
- 日本歯学系学会協議会(理事:2018年〜現在)
講演会・学会・座長実績
講演会や学会の企画ならびに座長の実績については多数あるために、以下には2020年以降の実績のみを示す。
- 石井信之:パラホルムアルデヒド製剤(大会長特別企画①). 第33回日本口腔内科学会・第36回日本口腔診断学会・第43回日本歯科薬物療法学会・第32回日本口腔感染症学会 4学会合同学術大会、宇都宮、2023.9.23.(座長)
- シンポジウム:ビッグデータが拓く頭頸部がんのリアルワールド. 第47回日本頭頸部癌学会、大阪、2023.6.15.(座長)
- 日本学術会議公開シンポジウム:口腔保健からWell-beingを再考する、岡山、2023.5.13.(企画・進行)
- 一般口演8:術後評価. 第41回日本口腔科学会学術集会、岡山、2023.5.27.(座長)
- シンポジウム2:口腔腫瘍の診断におけるAIの活用. 第41回日本口腔科学会学術集会、岡山、2023.5.26.(座長)
- 感染症新時代における口腔ケア. 日本口腔看護研究会主催第6回九州口腔ケアセミナー、福岡、2022.11.20.(企画・座長)
- 一般演題・口演28:唾液腺疾患. 第67回日本口腔外科学会学術集会、幕張、2022.11.5.(座長)
- 中村裕輔:がん死をなくす国を目指して(特別講演1). 第32回日本口腔内科学会学術大会、札幌、2022.9.24.(座長)
- 藤本嗣人:新型コロナウイルスを含む口腔関連ウイルスの流行トレンドとその対策. 第32回日本口腔内科学会学術大会 特別講演2、札幌、2022.9.23.(座長)
- シンポジウム3:IgG4関連疾患の病因論的アプローチ・up to date. 第30回日本シェーグレン症候群学会学術集会、金沢、2022.9.17.(座長)
- シンポジウム7:アカデミアとの連携により進化(深化)する頭頸部癌の診断と治療. 第346回日本頭頸部癌学会、奈良、2022.6.18.(座長)
- 日本学術会議公開シンポジウム:口腔に関連した新型コロナ感染症の諸問題、福岡、2022.4.23.(企画・進行)
- 門田守人:創立120周年を迎えた日本医学会の社会的責務を考える(特別講演3). 第76回日本口腔科学会学術集会、福岡、2022.4.23.(座長)
- 住友雅人:医科で研修を受けたことの意義について振り返る ―日本口腔科学会の役割と目的とは―(特別講演4). 第76回日本口腔科学会学術集会、福岡、2022.4.23.(座長)
- 清野 宏:口腔科学が寄与した粘膜免疫学創生から未来ワクチン開発戦略(特別講演1). 第76回日本口腔科学会学術集会、福岡、2022.4.22.(座長)
- 三宅健介:マクロファージのリソソーム核酸ストレス応答によって誘導される疾患(特別講演2). 第76回日本口腔科学会学術集会、福岡、2022.4.22.(座長)
- 朝比奈 泉:口腔顎顔面領域における再生医療の実践(宿題報告). 第76回日本口腔科学会学術集会、福岡、2022.4.22.(座長)
- 岩井俊憲:口腔顎顔面領域における低侵襲手術の確立(指名報告). 第76回日本口腔科学会学術集会、福岡、2022.4.22.(座長)
- Beyondコロナに向けた口腔ケア. 日本口腔看護研究会主催第5回九州口腔ケアセミナー、福岡、2021.11.7.(企画・座長)
- 全身疾患と口腔ケア 〜特に透析患者について〜. 日本口腔看護研究会主催第4回九州口腔ケアセミナー、福岡、2020.12.13.(企画・講演・座長)
- 住田孝之:シェーグレン症候群:発症機構と制御(特別講演1). 第29回日本シェーグレン症候群学会学術集会、福岡、2021.9.24.(座長)
- 櫻井 滋:クルーズ船 〜未知のウイルスとの闘いの序章〜(教育講演1). 第31回日本口腔内科学会・第34回日本口腔内科学会合同学術集会、東京、2021.9.9.(座長)
- シンポジウム1:データーから読み取る口腔ケア. 第18回日本口ケア科学会学術集会、東京、2021.4.17. (座長)
- シンポジウム7:口腔乾燥症を有する要介護者の口腔ケア方法. 第17回日本口ケア科学会学術集会、長崎、2020.8.2.(企画・座長)
- 公開シンポジウム2:みんなに学ぶ みんなで学ぶ Grand Cancer Board. 第38回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会、東京、2020.1.24. (座長)
科研費や共同研究、受託研究など外部資金・競争的資金の獲得状況
研究代表者として獲得したものは以下のとおりで、資金の種類と獲得数のみを示す。なお、研究分担者としては計51件あるが、詳細の記載は割愛する。
科学研究費補助金の「分科」では歯学、内科系臨床医学、基礎医学、「細目」では、外科系歯学、病態科学系歯学・歯科放射線学、機能系基礎歯科学、膠原病・アレルギー内科学、免疫学が該当する。
- 厚労働科学研究費補助金(難治性疾患政策研究事業):1件
- 科学研究費基盤研究(A):3件
- 科学研究費基盤研究(B):5件
- 科学研究費挑戦的研究(開拓):1件
- 科学研究費挑戦的研究(萌芽):6件
- 科学研究費奨励研究(A):5件
- その他の外部資金:2件
研究活動に対する受賞歴(共同研究者の場合は割愛する)
2014年 日本シェーグレン症候群学会・学会賞
社会活動
各種の委員、社会貢献、地域連携、産学官連携、初等中等教育機関や他大学等との連携の活動
- 2002年〜2022年 ドライマウス研究会代表世話人
- 2011年〜2016年 歯学系CBT実施小委員会ブラッシュアップ専門部会委員
- 2014年〜現在 日本学術会議連携会員(22-26期)
- 2015年〜2021年 歯科医師国家試験委員会(幹事委員:2015年〜2019年、第113回歯科医師国家試験・副委員長:2019年〜2020年、第114回歯科医師国家試験・委員長:2020年〜2021年)
- 2016年〜現在 国際歯科医療安全機構(理事)
- 2016年〜現在 口腔がん撲滅委員会(理事)
- 2016年〜2022年 日本口腔粘膜機構(副理事長)
- 2016年〜現在 日本歯科医師会準会員
- 2017年〜2018年 歯科医師国家試験出題基準改定部会(平成30年版:委員)
- 2021年〜2024年 森田奨学育英会(評議員)
- 2022年〜2023年 歯科医師国家試験出題基準改定部会(令和5年版:幹事委員)
2004年以降に日本学術会議や学会等主催の市民公開講座の企画や講演を計6回担当し、口腔粘膜疾患、薬剤関連顎骨壊死、口腔乾燥症、IgG4関連疾患等についての啓発を行った。
メディアへの出演・取材等
- 中村誠司:歯科医師から学長へ 長崎国際大の中村誠司さん 地域に貢献する人材育成. 長崎新聞、2024.5.1.
- 中村誠司:口の中のできもの ①病気の種類. 名医が教える日本人の病気の最新治療 Vol. 199 週刊朝日、pp52-53、2022.8.5.
- 中村誠司:白秋・耕筰 唯一の教室歌. 西日本新聞、2022.6.28.(その他、共同通信社を介して、山陽新聞、佐賀新聞、琉球新聞、京都新聞、信濃毎日新聞、秋田新聞、中国新聞、岩手新聞、日経新聞に掲載)
- 高口秀夫、久保秀郎、中村誠司:口腔科・口腔科学のSDGsと未来 〜より良い治療で社会に貢献するために〜. 朝日新聞、2022.4.20.
- 岡崎和一、田中良哉、梅原久範、川野充弘、中村誠司:市民公開講座 IgG4 〜それってなんの病気?原因不明の免疫異常〜 読売新聞、2022.2.3.
- 大山 茂、平木昭光、中村誠司:口腔がん 〜福岡県における「がん医療連携」の体制づくり〜. 朝日新聞、2021.6.29.
- 中村誠司:心配ならまず歯科に相談. 医療ルネサンス No7263:口腔がん、読売新聞、2020.4.16.
- 中山秀樹、平木昭光、中村誠司:口腔がん. 読売新聞、2020.1.1.
- 中村誠司:幅広い年代で注意!口腔がん. とっても健康らんど・KBC九州朝日放送、2019.7.13.(テレビ放映)
- 中村誠司:口腔がん 〜早く見つけて治療を〜. 読売新聞、2019.1.1.
- 田中良哉、中村誠司:口の渇きや目の乾燥に悩んでいませんか. シェーグレン症候群. 朝日新聞、2018.8.29.
- 中村誠司:健康長生き!教えてドクター. KBCラジオ、2018.6.7/14/21/28.(ラジオ放映)
- 樋口勝規、中村誠司:周術期口腔機能管理の重要性 〜患者さんをサポートするチーム医療による包括的な口腔ケア〜. 朝日新聞、2014.11.30.
- 森本泰宏、中村誠司:お口から健康長寿 発展する歯科医療の役割. 読売新聞、2014.9.19.
- 中村誠司:周術期口腔機能管理の重要性. 読売新聞、2014.11.30.
- 中村誠司:シェーグレン症候群の診断と治療 〜最新トピックス〜. KISSEI KUR 7(1), 20-25, 2014.
- 九州大学創立百周年記念九大病院歯科部門市民公開講座 市民の皆さんと考える 〜お口はカラダの健康の入り口〜. 読売新聞、2013.4.21.
- 中村誠司:あなたのお口健康ですか?. 読売新聞、2010.6.12.
- 中村誠司:ドライマウス(口腔乾燥症) 口腔内のトラブルと唾液の関係. 朝日新聞、2009.9.2.
- 中村誠司:その不快な症状は病気(シェーグレン症候群)のせいかもしれません. リビング福岡中央 1803号、2009.7.18.
- 中村誠司:薬であごの骨が死ぬことが. めんたいワイド くらし探検隊・FBS福岡放送、2008.6.23.(テレビ放映)
- 中村誠司:ドライマウス 〜症状と治療法〜. 読売新聞、2008.6.3.
- 中村誠司:ビスフォスフォネート系薬剤と顎骨壊死の関連性. 読売新聞、2008.5.31.
- 中村誠司:骨粗鬆症治療薬と歯科 〜医療従事者が研修〜. 糸島新聞、2008.5.29.
- 中村誠司:特集「口を診る」. 日経メディカル 487(6):75-83, 2008.
- 中村誠司:ドライマウス 〜口腔乾燥症〜. しんぶん赤旗日曜版、2007.2.4.
- 中村誠司:恐ろしい病気が潜んでいるかもしれない??ドライマウス. とっても健康らんど・KBC九州朝日放送、2006.11.25.(テレビ放映)
- 中村誠司:診療アップデート 〜ドライマウスの診断と治療〜. 日経メディカル10:125-128, 2006.
- 中村誠司:「口腔」「膠原病」それぞれの観点から「シェーグレン症候群」を探る. 朝日新聞、2006.9.27.
- 中村誠司:口や目がかわく自己免疫疾患 〜シェーグレン症候群の治療法〜. 聖教新聞、2006.8.11.
- 中村誠司:シェーグレン症候群の病因、診断、治療. メディカルトリビューン 7月号、2006.
- 中村誠司:口内炎に特効薬. 西日本新聞、2005.10.3.
- 中村誠司:口内炎 身近なのに原因不明 多い謎. 西日本新聞、2005.10.2.
- 中村誠司:急増する現代病 ドライマウス. 朝日新聞、2005.6.26.
- 中村誠司:口腔乾燥症 専門外来広がる動き. 西日本新聞、2005.5.16.
- 中村誠司:口腔乾燥症 治療法幅広く. 西日本新聞、2005.5.15.
教育活動
生涯教育における講演や講師
医師・歯科医師・薬剤師を対象とした講演会は計100回以上を行い、口腔粘膜疾患、薬剤関連顎骨壊死、口腔乾燥症、IgG4関連疾患等についての最新情報を伝えて啓発を行った。また、製薬会社における講演は、キッセイ薬品工業株式会社、ライオン株式会社、第一三共株式会社、わかもと製薬株式会社、富士フイルムファーマ株式会社、アステラス株式会社、ガーソンレーマングループ、富士フイルム富山化学株式会社、中外製薬株式会社、ニットーボーメディカル株式会社、帝人メディカルテクノロジー株式会社、久光製薬株式会社、株式会社松風等の依頼を受けて行うとともに、新薬開発についての相談も受けた。
なお、講演の実績については多数あるために、以下には2020年以降の実績のみを示す。
- 中村誠司:歯科医師が知っておくべき最新情報 〜口腔粘膜疾患から薬剤関連顎骨壊死まで〜. 第9回熊本県歯科口腔外科研修会、熊本、2024.2.10.
- 中村誠司:歯科医師が知っておくべき最新情報 〜口腔粘膜疾患から薬剤関連顎骨壊死まで〜. 九州大学歯学部同窓会 北九州支部 学術講演会、北九州、2023.10.28.
- 中村誠司:薬剤関連顎骨壊死に関する最新情報. 宗像歯科医師会医療管理懇談会主催講演会、福岡、2023.7.1.
- 中村誠司:歯科医療従事者が知っておくべき口腔粘膜疾患. 株式会社松風 第11回社内歯科公開講座、福岡、2023.4.7.(ビデオ撮影後にオンデマンド配信)
- 中村誠司:薬剤関連顎骨壊死に関する最新情報について. 第一三共株式会社主催「口腔外科医のためのExpert Live Symposium」、福岡、2023.3.13.
- 中村誠司:口腔カンジダ症治療の最前線(特別講演). 第3回福岡地区耳鼻科小児科合同懇談会・第15回福岡地区耳鼻咽喉科専門医会(五孔会)講習会・第509回福岡地区小児科医会(丹々会)学術講演会、福岡、2022.7.27.
- 中村誠司:口腔カンジダ症治療の最前線. オラビⓇ錠口腔用50 mg Web Seminar、オンライン、2022.4.28.
- 中村誠司:それってなんの病気?原因不明の免疫異常 〜IgG4関連疾患〜. 第4回IgG4関連疾患国際シンポジウム・第13回日本IgG4関連疾患学会主催市民公開講座「〜それってなんの病気?原因不明の免疫異常〜」、北九州、2021.12.4.
- 中村誠司:IgG4関連疾患の病態解明を基盤とした新たな治療戦略へのアプローチ. 「21世紀先端医療コンソーシアム」医療情報部会ライフサイエンス分科会、オンライン、2021.5.31.
- 中村誠司:口腔乾燥症(ドライマウス)患者の口腔管理〜診断と治療の最前線〜. 日本口腔看護研究会主催第4回九州口腔ケアセミナー、福岡、2020.12.13.
- 中村誠司:口腔カンジダ症治療の最前線(特別講演). 第37回京都耳鼻咽喉科研究会、京都(オンライン)、2020.12.5.
- 中村誠司:シェーグレン症候群とIgG4関連疾患の新しい理解(特別講演). 第5回北海道免疫疾患セミナー、札幌、2020.10.30.
他大学等における客員・非常勤講師・講演等
- 2005年〜2023年 九州大学医学部保健学科
- 2005年〜2023年 九州大学医学部医学科
- 2005年〜2026年 産業医科大学医学部
- 2006年〜2023年 鹿児島大学歯学部
- 2009年〜2013年 九州歯科大学歯学部・大学院歯学研究科
- 2010年〜2011年 広島大学歯学部
- 2012年〜現在 福岡医健・スポーツ専門学校歯科衛生士科
- 2013年〜2023年 長崎大学歯学部・大学院医歯薬総合研究科
- 2016年〜2023年 島根大学医学部医学科
- 2016年〜2017年 愛知学院大学歯学部
- 2017年〜2022年 福岡歯科大学歯学部
- 2022年〜2023年 アカデミー看護専門学校看護師科
- 2023年〜現在 九州大学歯学部(特任教授)(現在に至る)
なお、他大学での講演の実績については多数あるために、以下には2020年以降の実績のみを示す。
- 中村誠司:IgG4関連疾患の病態解明を目指した免疫学的アプローチ. 松本歯科大学 大学院セミナー、塩尻、2024.3.26.
- 中村誠司:口腔の健康から全身の健康に貢献する 〜Overall Well-being through Oral Health〜. 九州大学大学院医学研究院講義「医療の質概論」、福岡、2023.1.5.
- 中村誠司:歯科医師が知っておくべき口腔粘膜疾患 〜口腔乾燥症と口腔カンジダ症を中心に〜. 愛知学院大学 歯学会 第101回学術大会 特別講演、名古屋、2022.12.4.
研究実績
2023年3月31日時点の実績のまとめを以下に示す:
・著書・総説数:41(英文:18)
・原著論文数:227(英文:190)
・症例報告数:104(英文:10)
・総Impact Factor:838.67(昭和61年1月1日〜)
・総被引用回数:7,872(平成6年1月1日〜)
・h-index:44.0(平成6年1月1日〜)
なお、実績数が多いために、以下には2020年以降のもののみを示し、原著論文については2019年以前の特筆すべきものも示す。紀要と研究に関する報告書等の実績については該当するものはない。
著書・総説
- 口腔内科学(第3版)、永末書店、2023年(著書・分担)
- 口腔癌、医歯薬出版、2023年(著書・分担)
- 中村誠司:顎骨壊死・顎骨骨髄炎. 日本臨牀81 Suppl 1:352-359, 2023(総説)
- 前原 隆、宗村龍祐、古賀理紗子、中村誠司:IgG4関連疾患と木村病における疾患特異的な濾胞性T細胞. 臨床免疫・アレルギー科 79:339-347, 2023(総説)
- Kaneko N, Moriyama M, Maehara T, Chen H, Miyahara Y, and Nakamura S: Orchestration of immune cells contributes to fibrosis in IgG4-related disease. Immuno 2:170-184, 2022. (doi.org/10.3390/immuno2010013)(総説)
- 歯科におけるくすりの使い方 2023-2026、デンタルダイヤモンド社、2022年(著書・分担)
- 中村誠司:IgG4関連疾患の概要 IgG4関連疾患の疾患概念. 胆と膵 43:1031-1037, 2022(総説)
- 中村誠司:ドライマウス. 日本臨牀80:1647-1653, 2022(総説)
- 介護福祉士もための口腔ケアマニュアル、一般財団法人口腔保健協会、2022年(著書・分担)
- 日本臨牀80巻増刊号4「最新関節リウマチ学(第2版)―寛解・治療を目指した研究と最新治療」、日本臨牀社、2022年(著書・分担)
- 前原 隆、古賀理紗子、中村誠司:キーワード No.62 Cytotoxic T cell. 消化器病学サイエンス6:48-49, 2022(総説)
- 歯科医師のための内科学、医歯薬出版、2021年(著書・分担)
- 有病者歯科学(第2版)、永末書店、2021年(著書・分担)
- 中村誠司:口腔カンジダ症治療の最前線. バムサジャーナル 33:201-205, 2021(総説)
- 森山雅文、中村誠司:シェーグレン症候群. 臨床と研究98:665-668, 2021(総説)
- 前原 隆、宗村龍祐、村上祐香、中村誠司:特集II. IgG4関連疾患「IgG4関連疾患の病態」. 臨床免疫・アレルギー科 75:443-446, 2021(総説)
- Maehara T, Moriyama M, and Nakamura S: A novel disease entity IgG4-related disease, including so-called Mikulicz's disease and Küttner's tumor. J Korean Assoc Oral Maxillofac Surg 46:3-11, 2020(doi.org/10.5125/jkaoms.2020.46.1.3)
- 口腔外科学(第4版)、医歯薬出版、2020年(著書・分担)
- 口腔内科学(第2版)、永末書店、2020年(著書・分担)
原著論文
- Aoyagi R, Maehara T, Koga R, Munemura R, Murakami Y, Doi A, Yamamoto H, Kiyoshima T, Nakamura S, and Kawano S: Single-cell transcriptomics reveals granzyme K-expressing cytotoxic Tfh cells in tertiary lymphoid structures in IgG4-RD. J Allergy Clin Immunol, in press (doi.org/10.1016/j.jaci.2023.08.019, IF: 14.290)
- Koga R, Maehara T, Aoyagi R, Munemura R, Murakami Y, Doi A, Kono M, Yamamoto H, Niiro H, Kiyoshima T, Tanabe M, Nakano T, Matsukuma Y, Kawano M, Stone JH, Pillai S, Nakamura S, and Kawano S: Granzyme K- and amphiregulin-expressing cytotoxic T cells and activated extrafollicular B cells are potential drivers of IgG4-related disease. J Allergy Clin Immunol, in pres (doi.org/10.1016/j.jaci.2023.11.916, IF: 14.290)
- Chen H, Sameshima J, Yokomizo S, Sueyoshi T, Nagano H, Miyahara Y, Sakamoto T, Fujii S, Kiyoshima T, Guy G, Nakamura S, Moriyama M, Kaneko N, and Kawano S: Expansion of CD4+ cytotoxic T lymphocytes with specific gene expression patterns may contribute to suppression of tumor immunity in oral squamous cell carcinoma: Single-cell analysis and in vitro experiments. Front Immunol, in press (doi.org/10.3389/fimmu.2023.1305783, IF: 8.787)
- Ogata K, Moriyama M, Kawado T, Yoshioka H, Yano A, Matsumura-Kawashima M, Nakamura S, and Kawano S: Extracellular vesicles of iPS cells highly capable of producing HGF and TGF-β1 can attenuate Sjögren's syndrome via innate immunity regulation. Cell Signal, in press, 2024 (doi.org/10.1016/j.cellsig.2023.110980, IF: 4.850)
- Kakehashi K, Sakamoto M, Moriyama M, Goto Y, Kitamura R, Ogata K, Nakamura S, and Kawano, S: The clinical effectiveness of conservative surgical management in medication-related osteonecrosis of the jaw. J Oral Maxillofac Surg Med Pathol, in press (doi.org/10.1016/j.ajoms.2023.11.001, F: 0.172)
- Hayashi Y, Kimura S, Yana E, Yoshimoto S, Saeki A, Yasukochi A, Hatakeyama Y, Moriyama M, Nakamura S, Kimi E, and Kawakubo-Yasukochi T: Id4 modulates salivary gland homeostasis and its expression is downregulated in IgG4-related disease via miR-486-5p. Biochem Biophys Acta Mol Cell Res 1870:119404, 2023.(doi.org/10.1016/j.bbamcr.2022.119404, F: 5.011)
- Miyahara Y, Chen H, Moriyama M, Mochizuki K, Kaneko N, Haque ASM R, Chinju A, Kai K, Sakamoto M, Kakizoe-Ishiguro N, Yamauchi M, Ogata K, Kiyoshima T, Kawano S, and Nakamura S: Toll-like receptor 9-positive plasmacytoid dendritic cells promote Th17 immune responses in oral lichen planus stimulated by epithelium-derived cathepsin K. Sci Rep 13:19320, 2023. (doi.org/10.1038/s41598-023-46090-3), IF: 4.996)
- Kubota K, Kamisawa T, Nakazawa T, Tanaka A, Naitoh I, Takikawa H, Unno M, Kawa S, Masamune A, Nakamura S, Okazaki K, and collaborators: Reducing relapse through maintenance steroid treatment can decrease the cancer risk in patients with IgG4-sclerosing cholangitis: Based on a Japanese nationwide study. J Gastroenterol Hematol 38:556-564, 2023 (doi.org/10.1111/jgh.16066, IF: 4.369)
- Kubota K, Kamisawa T, Nakazawa T, Tanaka A, Naitoh I, Takikawa H, Unno M, Kawa S, Masamunwe A, Nakamura S, Okazaki K, and collaborators: Steroid therapy has an acceptable role as the initial treatment in autoimmune pancreatitis patients with pancreatic cyst formation: Based on a Japanese nationwide study. J Hepato-Biliary Pancreat Sci 30:664-677, 2023. (doi.org/10.1002/jhbp.1227, IF: 3.149)
- Kawano S, Hattori T, Mikami Y, Chikui T, Kawazu T, Sakamoto T, Maruse Y, Tanaka S, Hamada E, Hiwatashi M, Shiraishi Y, Oobu K, Kiyoshima T, and Nakamura S: Prediction of nodal metastasis based on intraoral sonographic findings of primary lesion in early-stage tongue cancer. Int J Oral Maxillofac Surg 52:515-523, 2023. (doi.org/10.1016/j.ijom.2022.08.021, IF: 2.986)
- Shimane T, Koike K, Fujita S, Kurita H, Tanaka-Isomura E, Chikazu D, Kanno N, Sasaki K, Hino S, Hibi H, Koyama T, Nakamura, S, Nomura T, Mori Y, Tojyo I, Yamamoto T, Yamamori I, Aota K, and Tanzawa H: Positive impact of perioperative oral management on the risk of surgical site infections after abdominal surgery: Sixteen universities in Japan. Medicine (Baltimore) 102:p e35066, 2023 (doi.org/10.1097/MD.0000000000035066, IF: 1.817)
- Kaneko N, Sameshima J, Kawano S, Chikui T, Mitsuyasu T, Chen H, Sakamoto T, and Nakamura S: Comparison of computed tomography findings between odontogenic keratocyst and ameloblastoma in the mandible: Criteria for differential diagnosis. J Oral Maxillofac Surg Med Pathol 35:15-22, 2023. (doi.org/10.1016/j.ajoms.2022.07.016, IF: 0.172)
- Munemura R, Maehara T, Murakami Y, Koga R, Aoyagi R, Kaneko N, Doi A, Perugino CA, Della-Torre, E, Saeki T, Sato Y, Yamamoto H, Kiyoshima T, Stone JH, Pillai S, and Nakamura S: Distinct disease-specific Tfh cell populations in two different fibrotic diseases: IgG4-related disease and Kimura’s disease. J Allergy Clin Immunol 150:440-455.e17, 2022. (doi.org/10.1016/j.jaci.2022.03.034, IF: 14.290)
- Chinju A, Moriyama M, Kakizoe-Ishiguro N, Chen H, Miyahara Y, Haque ASMR, Furusho K, Sakamoto M, Kai K, Kibe K, Furukawa S, Ohta M, Maehara T, and Nakamura S: CD163+ M2 macrophages promote fibrosis in IgG4-related disease via Toll-like receptor 7/interleukin-1 receptor-associated kinase 4/NFκB signaling. Arthritis Rheumatol 74:892-901, 2022 (doi.org/10.1002/art.42043, IF: 15.483)
- Kaneko N, Sameshima J, Kawano S, Chikui T, Mitsuyasu T, Chen H, Sakamoto T, and Nakamura S: Cytotoxic CD8+ T cells may be drivers of tissue destruction in Sjögren's syndrome. Sci Rep 12:15427, 2022.(doi.org/10.1038/s41598-022-19397-w, IF: 4.996)
- Sumimoto K, Uchida K, Ikeura T, Hirano K, Yamamoto M, Takahashi H, Nishino T, Mizushima I, Kawano M, Kamisawa T, Saeki T, Maguchi H, Ushijima T, Shiokawa M, Seno H, Goto H, Nakamura S, Okazaki K, and The Research Committee for an Intractable Disease of IgG4-related disease: Nationwide epidemiological survey of immunoglobulin G4-related disease with malignancy in Japan. J Gastroenterol Hematol 37:1022-1033, 2022 (doi.org/10.1111/jgh.15809, IF: 4.369)
- Hasegawa K, Fujii S, Kurppa K, Maehara T, Oobu K, Nakamura S, and Kiyoshima T: Clear cell squamous cell carcinoma of the tongue exhibits characteristics as an undifferentiated squamous cell carcinoma. Pathol Res Prct 235:153909, 2022. (doi.org/10.1016/j.prp.2022.153909, IF: 3.309)
- Kubota K, Kamisawa T, Nakazawa T, Tanaka A, Naitoh I, Takikawa H, Unno M, Kawa S, Masamunwe A, Nakamura S, Okazaki K, and collaborators: Steroid therapy still plays a crucial role and could serve as a bridge to the next promising treatments in patients with IgG4-related sclerosing cholangitis: Results of a Japanese nationwide study. J Hepatobiliary Pancreat Sci 29:884-897, 2022. (doi.org/10.1002/jhbp.1157, IF: 3.149)
- Nishikori A, Nishimura MF, Nishimura Y, Notohara K, Satou A, Moriyama M, Nakamura S, and Sato Y: Investigation of IgG4-positive cells in idiopathic multicentric Castleman disease and validation of the 2020 exclusion criteria for IgG4-related disease. Pathol Int 72:43-52, 2022. (doi.org/10.1111/pin.13185, IF: 2.121)
- Perugino CA, Kaneko N, Maehara T, Mattoo H, Kers J, Allard-Chamard H, Mahajan VS, Liu H, Della-Torre E, Murphy SJH, Ghebremichael M, Wallace ZS, Bolster MB, Harvey LM, Mylvaganam G, Tuncay Y, Liang L, Montesi SB, Zhang X, Chinju A, Mochizuki K, Munemura R, Sakamoto M, Moriyama M, Nakamura S, Yosef N, and Stone JH: CD4+ and CD8+ cytotoxic T lymphocytes may induce mesenchymal cell apoptosis in IgG4-related disease. J Allergy Clin Immunol 147:368-382, 2021. (doi.org/10.1016/j.jaci.2020.05.022, IF: 14.290)
- Kamikaseda Y, Uruno T, Kunimura K, Harada A, Saiki K, Oisaki K, Sakata D, Nakahara T, Kido-Nakahara M, Kanai M, Nakamura S, Ohkawa Y, Furue M, and Fukui Y: Targeted inhibition of EPAS1–driven IL-31 production by a small-molecule compound. J Allergy Clin Immunol 148:633-638, 2021.(doi.org/10.1016/j.jaci.2021.03.029, IF: 14.290)
- Kawakubo-Yasukochi T, Yano E, Kimura S, Nishinakagawa T, Mizokami A, Hayashi Y, Hatakeyama Y, Ohe K, Yasukochi A, Nakamura S, Jimi E, and Hirata M: Hepatic glycogenolysis is determined by maternal high-calorie diet via methylation of Pygl and this is modified by osteocalcin administration in mice. Mol Metabo 54:101360, 2021. (doi.org/10.1016/j.molmet.2021.101360, IF: 8.568)
- Masaki Y, Nakase H, Tsuji Y, Nojima M, Shimizu K, Mizuno N, Ikeura T, Uchida K, Ido A, Kodama Y, Seno H, Okazaki K, Nakamura S, and Masamune A: The clinical efficacy of azathioprine as maintenance treatment for autoimmune pancreatitis: A systematic review and meta-analysis. J Gastroenterol 56:869-880, 2021. (doi.org/10.1007%2Fs00535-021-01817-9, IF: 6.772)
- Kai K, Moriyama M, Haque ASMR, Hattori T, Chinju A, Chen H, Kubota K, Miyahara Y, Kakizoe-Ishiguro N, Kawano S, and Nakamura S: Oral squamous cell carcinoma contributes to differentiation of monocyte-derived tumor-associated macrophages via PAI-I and IL-8 production. Int J Mol Sci 22:9475, 2021. (doi.org/10.3390/ijms22179475, IF: 6.208)
- Naitoh I, Kamisawa T, Tanaka A, Nakazawa T, Kubota K, Takikawa H, Unno M, Masamune A, Kawa S, Nakamura S, and Okazaki K: Clinical characteristics of immunoglobulin IgG4-related sclerosing cholangitis: Comparison of cases with and without autoimmune pancreatitis in a large cohort. Digest Liver Dis 53:1308-1314, 2021. (doi.org/10.1016/j.dld.2021.02.009, IF: 5.165)
- Tsuji K, Haruyama N, Nomura S, Murata N, Yoshizaki K, Mitsuyasu T, Nakano H, Nakamura S, Mori Y, and Takahashi I: Characteristics of craniofacial morphology and factors affecting them in patients with isolated cleft palate. Peer J 9:e11297, 2021. (doi.org/10.7717/peerj.11297, IF: 3.061)
- Hattori T, Kawano S, Tanaka S, Matsubara R, Sakamoto T, Hashiguchi Y, Kaneko N, Mikami Y, Morioka M, Maruse Y, Kitamura R, Hamada E, Hiwatashi M, Oobu K, Kiyoshima T, and Nakamura S: Elevated expression of protease-activated receptor 1 via ΔNp63 down-regulation contributes to nodal metastasis in oral squamous cell carcinoma. Int J Oral Maxillofac Surg 50:163-170, 2021.(doi.org/10.1016/j.ijom.2020.04.021, IF:2.986)
- Yamada S-I, Koike K, Tanaka-Isomura E, Chikazu D, Yamagata K, Iikubo M, Hino S, Hibi H, Katsura K, Nakamura S, Nomura T, Mori Y, Tojyo I, Kanamura N, Yamamori I, Aota K, Fujita S, Tanzawa H, and Kurita H: The effects of perioperative oral management on perioperative serum albumin levels in patients treated surgically under general anesthesia: A multicenter retrospective analysis in Japan. Medicine (Baltimore) 100:e25119, 2021. (doi.org/10.1097/MD.0000000000025119, IF: 1.817)
- 緒方謙一、川野真太郎、碇 竜也、松村万由、清島 保、中村誠司:上顎洞を占拠した上顎骨粘液線維腫の1例. 日口外誌 66:431-438, 2020.(doi.org/10.5794/jjoms.66.431)
- Ishiguro N, Moriyama M, Furusho K, Furukawa S, Shibata T, Murakami Y, Chinju A, Haque ASMR, Gion Y, Ohta M, Maehara T, Tanaka A, Yamauchi M, Sakamoto M, Mochizuki K, Ono Y, Hayashida J-N, Sato Y, Kiyoshima T, Yamamoto H, Miyake K, and Nakamura S: Activated M2 macrophage contributes to the pathogenesis of IgG4-related disease via TLR7/IL-33 signaling. Arthritis Rheumatol 72:166-178, 2020. (doi.org/10.1002/art.41052, IF: 15.483)
- Ono Y, Tsuboi H, Moriyama M, Asashima H, Kudo H, Takahashi H, Honda F, Abe S, Kondo Y, Takahashi S, Matsumoto I, Nakamura S, and Sumida T: RORγt antagonist improves Sjögren's syndrome-like sialadenitis through downregulation of CD25. Oral Dis 26:766-777, 2020. (doi.org/10.1111/odi.13255, IF: 4.068)
- Higashioka K, Ota Y, Maehara T, Moriyama M, Ayano M, Mitoma H, Akahoshi M, Arinobu Y, Horiuchi T, Nakamura S, Akashi K, and Niiro H: Association of circulating SLAMF7+Tfh1 cells with IgG4 levels in patients with IgG4-related disease. BMC Immunol 21:31, 2020. (doi.org/10.1186/s12865-020-00361-0, IF: 3.549)
- Sakamoto M, Moriyama M, Shimizu M, Chinju A, Mochizuki K, Munemura R, Ohyama K, Maehara T, Ogata K, Ohta M, Yamauchi M, Ishiguro N, Matsumura M, Ohyama Y, Kiyoshima T, and Nakamura S: The diagnostic utility of submandibular gland sonography and labial salivary gland biopsy in IgG4-related dacryoadenitis and sialadenitis: Its potential application to the diagnostic criteria. Mod Rhematol 30:379-384, 2020. (doi.org/10.1080/14397595.2019.1576271, IF: 2.862)
- Tsuboi H, Iizuka-Koga M, Asashima H, Takahashi H, Kudo H, Ono Y, Honda F, Iizuka A, Segawa S, Abe S, Yagishita M, Yokosawa M, Kondo Y, Moriyama M, Matsumoto I, Nakamura S, and Sumida T: Up-regulation and pathogenic roles of CCL18-CCR8 axis in IgG4-related disease. Mod Rheumatol 30:729-737, 2020. (doi.org/10.1080/14397595.2019.1632061, IF: 2.862)
- Tanaka S, Kawano S, Hattori T, Matsubara R, Sakamoto T, Hashiguchi Y, Kaneko N, Mikami Y, Morioka M, Maruse Y, Kitamura R, Hamada E, Hiwatashi M, Oobu K, Kiyoshima T, and Nakamura S: Cytokeratin 19 as a biomarker of highly invasive oral squamous cell carcinoma with metastatic potential. J Oral Maxillofac Surg Med Pathol 32:1-7, 2020. (doi.org/10.1016/j.ajoms.2019.10.007, IF: 0.172)
- Kukita-Kawahara, R, Arai S, and Nakamura S: Association study of polymorphisms in the metabotropic glutamate receptor mGluR1 and mGluR5 genes (GRM1, GRM5) with schizophrenia. Oral Science in Japan 2020:11-14, 2020.
- 高戸 毅、北川善政、上川義昭、岸本裕充、中村誠司、古森孝英、近津大地、森 良之、丹沢秀樹、片倉 朗、金川昭啓、梅田正博、五味暁憲、米永一理:口腔咽頭カンジダ症に対するミコナゾール口腔粘膜付着錠とミコナゾールゲル剤との比較. 真菌誌 61:53-61, 2020.(doi.org/10.11534/ishinkin.19-00028)
以下は、2019年以前の特筆すべき原著論文を示す。
- Kubota K, Moriyama M, Furukawa S, Haque ASMR, Maruse Y, Jinno T, Tanaka A, Ohta M, Ishiguro N, Yamauchi M, Sakamoto M, Maehara T, Hayashida J-N, Kawano S, Kiyoshima T, and Nakamura S: CD163+CD204+ tumor-associated macrophages contribute to T cell regulation via interleukin-10 and PD-L1 production in oral squamous cell carcinoma. Sci Rep 7:1755, 2017.(doi.org/10.1038/s41598-017-01661-z, IF: 4.996)(Sci RepでTop 100 Scientific Reports Oncologyに選ばれた論文)
- Maehara T, Mattoo H, Ohta M, Mahajan VS, Moriyama M, Yamauchi M, Drijvers J, Nakamura S, Stone JH, and Pillai SS: Lesional CD4+ IFN-γ+ cytotoxic T lymphocytes in IgG4-related dacryoadenitis and sialoadenitis. Ann Rheum Dis 76:377-385, 2017. (doi.org/10.1136/annrheumdis-2016-209139, IF: 27.973)(Nature Rev Rheumatolでハイライトされた論文:CD4+ CTLs drive IgG4-related disease. Nature Rev Rheumatol 12:500, 2016)
- Maehara T, Moriyama M, Hayashida J-N, Tanaka A, Shinozaki S, Matsumura K, Kubo Y, and Nakamura S: Interleukin-21 contributes to germinal centre formation and immunoglobulin G4 production in IgG4-related dacryoadenitis and sialoadenitis, so called Mikulicz's disease. Ann Rheum Dis 71:2011-2019, 2012. (doi.org/10.1136/annrheumdis-2012-201477, IF: 27.973)(Ann Rheum Disでハイライトされた論文:The distinct pathogenesis of IgG4 Mickulicz's disease and Sjogren's syndrome in Japan; the role of IL-21 and IL-6. Ann Rheum Dis 71:1919-1920, 2012)
- Umehara H, Okazaki K, Masaki Y, Kawano M, Yamamoto M, Saeki T, Matsui S, Yoshino T, Nakamura S, Kawa S, Hamano H, Kamisawa T, Shimosegawa T, Shimatsu A, Nakamura S, Ito T, Notohara K, Sumida T, Tanaka Y, Mimori T, Chiba T, Mishima M, Hibi T, Tsubouchi H, Inui K, and Ohara H: Comprehensive diagnostic criteria for IgG4-related disease (IgG4-RD), 2011. Mod Rheumatol 22:21-30, 2012. (doi.org/10.1007/s10165-011-0571-z, IF: 2.862)(被引用回数がScopusで1,563回と最も多い論文)
- Tanaka A, Moriyama M, Nakashima H, Miyake K, Hayashida J-N, Maehara T, Shinozaki S, Kubo Y, and Nakamura S: Th2 and regulatory immune reactions contribute to IgG4 production and the initiation of Mikulicz disease. Arthritis Rheum 64:254-263, 2012. (doi.org/10.1002/art.33320, IF: 15.483)(Nature Rev Rheumatolでハイライトされた論文:Immune responses in Mikulicz disease differ from those in SS. Nature Rev Rheumatol 7:621, 2011)
- Ohyama Y, Nakamura S, Matsuzaki G, Shinohara M, Hiroki A, Mouri T, and Nomoto K: Cytokine messenger RNA expression in the labial salivary glands of patients with Sjögren's syndrome. Arthritis Rheum 39:1376-1384, 1996.(doi.org/10.1002/art.1780390816, IF: 15.483)(Arthritis Rheum のLettersで取り上げられて質疑応答を行った論文:Arthritis Rheum. 40:989-990, 1997)
- Nakamura S, Sung S-S J, Bjorndahl JM, and Fu SM: Human T cell activation. IV. T cell activation and proliferation via the early activation antigen EA 1. Exp Med 169:677-689, 1989.(doi.org/10.1084/jem.169.3.677, IF: 15.300)(留学時代の基礎免疫学研究の集大成の論文)
- Nakamura S, Sanui H, and Nomoto K: Relationship between the tuberculin-type and Jones-Mote-type hypersensitivities: suppression of basophil infiltration by mycobacterial adjuvant. Immunology 58:397-403, 1986.(IF: 7.215)(学位論文)
症例報告
- Kubota K, Arai S, Mitsuyasu T, Matsumura K, Saijo H, Hoshi K, and Nakamura S: Prader-Will syndrome with a cleft palate: A case report. Surg Med Pathol 32:200-204, 2020. (doi.org/10.1016/j.ajoms.2019.11.006, IF: 0.172)
学会発表
- 中村誠司:口腔科学・口腔外科学を志す後進の先生方へ 〜失敗を恐れず、失敗から学べ〜(特別講演:退任記念講演). 第56回日本口腔科学会九州地方部会、北九州、2023.12.2.
- 中村誠司:一般社団法人日本口腔内科学会が目指してきた、そしてこれから目指すべき方向性について. 第77回日本口腔科学会学術集会シンポジウム4:口腔診断学会、口腔内科学会、口腔外科学会・医科歯科連携の中でのStomatology・Oral Medicine、岡山、2023.5.13.
- 中村誠司:シェーグレン症候群とIgG4関連疾患の病態解明と新たな治療戦略. 第96回日本薬理学会年/第43回日本臨床薬理学会学術総会 ワークショップ9:口腔乾燥症の治療戦略、横浜、2022.12.2.
- 中村誠司:口腔乾燥症診療の最前線. ジャパンオーラルへルス学会 第24回学術大会 特別講演、福岡、2022.11.26.
- 中村誠司:口腔癌登録説明会ならびに経過報告会. 第67回日本口腔外科学会総会・学術大会、幕張、2022.11.4.
- 中村誠司:口腔カンジダ症治療の最前線. 第2回IgG4-RD Web研究会、オンライン、2022.6.18.
- Nakamura S: A novel disease entity, IgG4-related disease, includes so-called Mikulicz’s disease and Küttner’s tumor 〜its unique clinical, pathological, and immunological aspects〜 (Keynote Lecture). The 35th IADR-SEA Annual Scientific Meeting, Singapore (on line), 2021.12.8.
- 中村誠司:口腔乾燥患者の口腔管理 〜診断と治療の最前線〜. 第62回九州リウマチ学会 モーニングセミナー、熊本、2021.9.12.
- 中村誠司:口腔癌登録説明会ならびに経過報告会. 第66回日本口腔外科学会総会・学術大会、幕張、2021.11.14.
- 中村誠司:理事長講演. 第64回日本口腔科学会中部地方部会、長野、2021.10.31.
- 中村誠司:理事長講演. 第55回日本口腔科学会関東地方部会、鶴見、2021.9.11.
- 中村誠司:免疫担当T細胞からの口腔疾患の病態解明と治療法開発のアプロ−チ(宿題報告). 第75回日本口腔科学会学術集会、大阪、2021.5.13.
- 中村誠司:口腔乾燥症ガイドライン. 第18回日本口ケア科学会学術集会、東京、2021.4.18.
- 中村誠司:理事長講演. 第32回日本口腔科学会近畿地方部会、大阪、2020.12.5.
- 中村誠司:口腔癌登録説明会ならびに経過報告会. 第65回日本口腔外科学会総会・学術大会、名古屋、2020.11.13.
- 中村誠司:理事長講演. 第58回日本口腔科学会北日本地方部会、仙台、2020.11.3.
- 中村誠司:口腔癌登録説明会ならびに経過報告会. 第46回日本口腔外科学会北日本支部学術集会、仙台、2020.11.3.
- 中村誠司:理事長講演. 第54回日本口腔科学会関東地方部会、仙台、2020.9.12.
- 中村誠司:口腔乾燥症の新分類. 第17回日本口ケア科学会学術集会、長崎、2020.8.2.
- 中村誠司:口腔癌登録説明会ならびに経過報告会. 第88回日本口腔外科学会九州支部学術集会、福岡、2020.8.15.
- 中村誠司:口腔癌登録説明会. 第38回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会、東京、2020.1.23.