令和6年11月15日（金）、長崎県立大村高校にて実施されているSSH（スーパー・サイエンス・ハイスクール）の外部講師として「データに基づいたスポーツ栄養学」の講義を行いました。SSHとは将来の国際的な科学技術関係人材を育成するため、文部科学省が先進的な理数教育を実施する高等学校等を指定し、学習指導要領によらないカリキュラムの開発・実践や課題研究の推進、観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習等を行っており、長崎県内では大村高校を含む3校が指定校となっています。

　今回の講義は、家政科の2年生に対して、科学リテラシーを高めるための根拠に基づいたデータの活用、特に運動時における身体づくりの観点から実際の食事において栄養バランスを整える重要性について理解を深めてもらいました。講義中は終始和やかな雰囲気で、クイズの際やこちらが質問をした時など積極的に発言してくださり、意識高く講義に参加してくれました。最後には、代表の生徒からお礼の言葉を頂き、データを正しく解釈することは容易ではありませんが、実生活においてうまく活用していきたいと言って頂きました。

　今後も地域における栄養活動にも積極的に取り組んでいきたいと思います。（K.Oda）