履修モデル
国際観光学科では、非常に多くのバラエティに富んだ科目の中から、科目を選択して学ぶことができます。数多くの科目が提供されていますので、自分の将来の夢の実現のためにはどのような科目をどのような順序で履修したらよいのか、悩む学生もいます。そこで、早い段階から将来就きたい仕事を意識し、効果的に、着実に学びを進めていけるように、「履修モデル」を用意しています。この「履修モデル」は、4年間を見通した学びの計画を立て、夢の実現に向けて努力していけるように設計されています。
※「課程制」は、2020年度をもって廃止されました。ただし、2020年度入学生が卒業するまでは継続されます。
履修モデル
博物館学芸員課程
博物館学芸員課程とは、博物館法の規定により、博物館の専門職員である学芸員を養成して資格を与える課程のことです。博物館には、博物館と名称のつく施設の他、美術館、科学館、郷土資料館、記念館、水族館、動植物園などが含まれます。
学芸員資格を取得した人の就職先及び進路は、博物館施設の他に、都道府県、市区町村の教育委員会や社会教育施設、展示関連の企業等、さらには大学院への進学が想定されます。
旅行業に関心のある学生
旅行会社、航空・鉄道などの運輸業、DMO、観光協会等、旅行関係の職業を志望する人、将来着地型観光の起業を行おうと考えている人は、このコースをお勧めします。法律・実務知識のほか、企画力、経営能力、コミュニケーション能力を培います。
旅行関係の職業や公務員志望の人は、旅行業界で唯一の国家資格である「旅行業務取扱管理者資格(国内・総合)」の取得を目指すことをお勧めします。資格を取得した先輩方の進路は、JTB、HIS、JAL、ANA等旅行業の大手企業をはじめとし、公務員試験合格者も少なくありません。旅行業者の各営業所に原則1人以上の旅行業務取扱管理者資格保有者を配置しないとならないことが法律で規定されているため、旅行業志望者のみならず、着地型観光起業を考えている人も、この資格が必須となります。
ホスピタリティ産業(ホテル、統合型リゾート、ブライダル等)に関心のある学生
ホテルなどのホスピタリティ産業で活躍することに関心がある学生は、この業界で求められる幅広い知識、能力を体系的に学ぶ必要があります。サービスや営業全般に関わる専門知識はもとより、情報収集力や分析力、課題解決力やマネジメントスキルなど、幅広い行動特性が求められます。
加えて、実践力を高めるため、ホスピタリティ系のインターンシップや専門演習、ホテルビジネス実務検定の認定取得などにチャレンジすることで、将来的にはグローバルでのパフォーマンス実現や、チームのリーダー育成に繋がるようなカリキュラムが期待されます。
スポーツの指導者になることに関心のある学生
競技スポーツの競技力向上やスポーツ活動を安心・安全に指導することに関心のある学生は、スポーツツーリズムコースに所属することをお勧めします。
本コースでは、スポーツが持つ価値と可能性について理解を深めるとともにスポーツ・健康分野の基礎知識や最新のトレーニング方法等を体系的に学びます。「中学校・高等学校一種免許状(保健体育)」をはじめ、「公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツ指導者」や「健康運動実践指導者」等のスポーツに関連する指導者基礎資格を取得することによって、学校体育やスポーツ指導現場で科学的根拠にもとづいてスポーツの価値や魅力を人に伝え、活力を与えることができる指導者になることが期待されます。
グローバルに活躍することに関心のある学生
グローバルに活躍したい学生は、グローバルツーリズムコースに所属することをお勧めします。グローバルツーリズムコースでは、2年次後期に留学することを前提としたカリキュラムが組まれています。1年次で延べ1000時間以上の英語学修時間が設定されています。このため、コース必修科目は留学準備に欠かせない科目であり、それらを全て学修することで留学への準備が整います。留学後には、英語で行われる授業を英語圏からの留学生と同じクラスで受講します。なお、観光マネージメントコースに所属する学生も、様々な英語関連科目を履修することでグローバルに活躍するスキルを十分に身に着けることができます。
主な進路としては、航空業、その他の交通業、旅行業、商社、銀行、公務員、英語教員、米軍基地、各種販売業などが挙げられます。