教育内容薬剤師国家試験
薬剤師国家試験への取り組み
薬剤師国家試験は6年次の3月上旬に2日間にわたって実施される予定です。本学では、この国家試験全員合格に向けた万全のサポート体制を整えています。低学年時から少人数教育により薬剤師国家試験のための基礎をしっかり学ぶ体制を取っています。過去に出題された問題の徹底分析と解説を行うほか、模擬試験も実施します。
低学年教育
「基礎科目の理解」、「薬剤師になりたい」というモチベーション獲得、「模擬試験の早期導入」という三つの具体的な方策をとっています。 3年次から、「模擬試験」と「学内独自の実力試験」を行うことにより、基礎を固めるように努力しています。もちろん、試験を受けるだけでなく、試験前の補習授業と試験後の解説会を行い、効果を高めています。
総合演習
6年間にわたる薬学教育は、「人間薬学→基礎薬学→臨床薬学→薬学教育の集大成」と系統的に実施されています。この教育の流れの節目に際して、学生が習得した知識・技能を整理し身につけるために、総合演習Ⅰ(4年次)、同Ⅱ(5年次)、同ⅢA・ⅢB(6年次)を設置しています。
- 総合演習Ⅰ:薬学の基礎を確かなものにするための演習科目
- 総合演習Ⅱ:4年次までに学んだ知識と技能に、実務実習で実際に体験し学んだ事柄を統合し、問題解決を得るための演習科目
- 総合演習ⅢA・ⅢB:将来の薬剤師業務を念頭に置き、6年間の薬学教育で得られる知識・技能の総括を行うための演習科目
CAI教育システム
薬剤師国家試験に向けて学生が自由な時間に効率よく学習できるよう、自学自習が可能な薬剤師国家試験学習システムを構築しています。例えば、セミナー室に設置されたCAI(Computer Assisted Instruction)教育システムを利用することで、学生は自分の能力に見合った学習メニューを組み立てることができます。これにより、学んだ知識の一つひとつを確認しながら、確実に自分の知識として身につけることができます。