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薬学部薬学科

研究紹介臨床薬理学研究室

教員名(内線) 教 授: 山田 勝士(3781)
准教授: 西奥  剛(3790)
担当科目
薬と疾病
臨床薬理学 、薬理学、応用薬理学 、薬理学実習、総合演習
研究テーマ
  • 中枢ドパミン神経系の神経内分泌機構に関する研究
  • 抗がん剤の薬剤耐性機構に関する研究
  • 医薬品の適正使用に関する研究
研究概要

 脳内には、主なものとして八つのドパミン神経系があり、情動、自発運動、ホルモン分泌調整等において重要な役割を果たしています。快・不快などの情動には中脳-辺縁・皮質ドパミン神経が関与し、総合失調症の発症に関わっています。運動には中脳(黒質)-線条体ドパミン神経が関与し、この神経の変性がパーキンソン病の発症原因とされています。下垂体前葉ホルモンであるプロラクチンの分泌には、隆起漏斗-下垂体ドパミン神経が関与し、この神経活動の低下は高プロラクチン血症の発症に繋がります。これらのドパミン神経系に関わる病気の発症機序や治療薬の作用機序の解明に関する研究を行っています。これまでに研究開発の先鞭をつけたドパミン神経作用薬としては、総合失調症治療薬のアリピプラゾール、パーキンソン病治療薬のタリペキソールやプラミペキソールがあります。
 また、当研究室では、抗がん剤について研究していますが、抗がん剤で誘導されるヴォールト(Vault)の発現亢進機序と抗がん剤耐性との関連について研究しています。さらに、抗がん剤5-FUの治療効果や副作用発現に明らかな個体差が認められることから、5-FU関連薬剤を投与した動物や患者において、5-FU血中濃度測定およびジヒドロチミン脱水素酵素遺伝子変異型解析を行うことで、5-FUの有効性を確保しながら重篤な副作用を防止することが出来るか検討しています。

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