研究紹介薬学研究センター
薬学研究センターの概要
薬学研究センターは、本学部の教員並びに他施設の研究者が共同して教育・研究活動を行う施設で、以下の活動を行っています。
- 本学部のほか、他大学、民間等外部の機関との共同研究の推進
- 学内外における先端研究及び研究交流の支援
- 地域社会における技術開発及び技術教育の振興
- 本学部における教育研究活動の活性化
センターの構成員
薬学研究センターでは、本学部の教員のほか、外部の著名な研究者を客員教員、訪問研究員として迎えることができます。
お問い合わせ先
事務局
センター長:藤田 英明(薬学部長)
〒859-3298 長崎県佐世保市ハウステンボス町2825-7
長崎国際大学薬学部 TEL:0956-20-5611 FAX:0956-20-5622
客員教員・訪問研究員
客員教授
木野亨(元アステラス製薬、現ラクオリア創薬株式会社 開発部 部長)
木野先生は、藤沢薬品(現アステラス製薬)探索研究所在籍中、免疫抑制剤のスクリーニング系を立ち上げられ、茨城県筑波山近郊の土壌から分離された放線菌Streptomyces tsukubaensis No.9993 より、高い免疫抑制作用を示す化合物(FK506)を発見されました。この化合物が、現在、免疫抑制剤およびアトピー性皮膚炎治療薬として用いられている「タクロリムス」です。「タクロリムス」は、今日世界70ヶ国以上で販売され、年間2000億円以上の売り上げを記録しています。木野先生は、客員教授として本学医薬品化学研究室との共同研究をはじめ、研究指導および教育に参加していただくことになっています。