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薬学部薬学科

研究紹介ゲノム標的創薬学研究室

教員名(内線) 教授: 佐々木 茂貴(3792)
担当科目
物理系薬学
構造解析学
化学系薬学
有機薬化学Ⅱ
医療品をつくる
創薬化学
研究テーマ
  • 配列・塩基選択的なRNA化学修飾法の研究と化学的RNA編集への展開
  • RNAの立体構造を変化させる新規低分子化合物の開発
  • リピートDNAを標的とする低分子化合物の探索
研究概要

「ゲノム」は生命の遺伝を担うDNAやRNAを含む全体を表します。がん、糖尿病などの生活習慣病、遺伝病など、多くの病気はゲノムの異常によって発生します。当研究室では、病気の原因となるDNAやRNAを標的に、難病の治療法開発にチャレンジします。


  1. 遺伝子の中の、わずか一個の核酸塩基が正常なものと違うだけで重篤な症状を引き起こすことがあります。私たちは、mRNAに作用して選択的に化学反応する人工核酸を展開し、遺伝コードを編集するインテリジェント人工核酸の創製を目指しています。
  2. ゲノムには同じ配列が繰り返されている領域があり、重要な機能を担っていると考えられています。しかし、この繰り返しが異常に長くなるとリピート病と呼ばれる重篤な疾患の原因になります。リピート領域が形成する特殊な立体構造に作用する、低分子化合物を開発し、生物活性について検討します。
  3. リピート病では、リピートDNAが原因となって遺伝子発現が異常となっています。私たちは、リピートDNAを標的に遺伝子発現を正常化させる低分子化合物を探索しています。

スタッフ(内線)
 博士研究員:村瀬 裕貴(3779)
 研究補助員:イ ジョンス(3779)
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