学びの特長
本学科では、実践力をはぐくむ実習を豊富に取り入れるなど、理論と実学をバランスよく身につける学習環境を整備。真のホスピタリティを身につけ、これからのさまざまな福祉のシーンに柔軟に対応できる人材を育成します。
変化する時代のニーズに応じた最新知識を学ぶ機会を提供
医療制度改革により早期退院による在宅医療への移行が進められるなか、医療ソーシャルワーカーが注目されています。また、学校だけでは解決できない子どもの教育問題に取り組むスクールソーシャルワーカーの育成が求められています。こうした日々変化する社会ニーズへ他大学に先んじて対応した講義や実践の場を提供しています。
豊富な現場実習を提供
学内講義に加えて提携病院や関連法人である長崎リハビリテーション病院等と連携し、医療・福祉の連携に関わる実践的な学習の場が豊富です。社会福祉士資格の取得を希望する学生は、2、3年次の8月〜10月にかけて社会福祉士現場実習に参加します。この実習は、ソーシャルワーカーとなるための福祉現場で学ぶチャンス。実習分野は地域福祉、高齢者福祉、児童・障がい児福祉、障がい者福祉、医療機関に分かれます。
大学においては実習前に実習計画書の作成方法や分野ごとの特徴を学び、実習後は実習を振り返り実習報告書を作成します。また12月には実習先の施設の方をお招きして、実習報告会も行われます。
短期海外社会福祉研修
国際福祉を学ぶための短期海外社会福祉研修制度があります。協定校である中国・上海大学社会学院を訪問しました。
現在は新型コロナ感染症の拡大を受けて中断していますが、社会情勢が改善次第、訪問を再開する方向です。
地域貢献活動への参加の機会も多数!
社会福祉学科が主催して実施する年4回の「子ども食堂」活動をはじめ、各種ボランティア活動や地位貢献活動への参加機会が多数設けられています。地域の人びととの交流を深めるなかで、実習とはまた違ったかたちで社会福祉の実践を学ぶことができます。
「子ども食堂」活動も、現在新型コロナ感染症の拡大を受けて中断していますが、社会情勢が改善次第、活動を再開する方向です。
国家試験などの資格取得対策も充実
本学を卒業する学生のうち、所定の科目を履修した学生は社会福祉士や介護福祉士、精神保健福祉士などの国家試験受験資格を得ることができます。この国家試験に向けて3年次より、国家試験基礎演習の授業が始まります。さらに4年次にはゼミを中心とした学生同士の自主的な勉強会も活発に行われています。また、教員免許(高等学校教諭一種免許状【福祉】)取得のための講義、保育士等の資格取得など個々の学生の希望に応じた柔軟な相談指導体制が整っています。なお、社会福祉士、精神保健福祉士の合格率は次の通りです。