教職課程カリキュラム・シラバス
体験・実習
介護等体験(3年次)
中学校教諭一種免許状を取得しようとする者は、7日間の「介護等体験」(社会福祉施設:5日間、特別支援学校:2日間)が必要となります。「介護等体験」は、義務教育に従事する教員が個人の尊厳や社会連帯の理念に関する認識を深めることの重要性から、障害者や高齢者等に対する介護、介助、交流等の体験を義務づけて、教員としての資質向上と義務教育の一層の充実を図るものです。
なお、「介護等体験」終了後に発行される証明書は、免許状の授与申請時に必要となります。
教育実習(3・4年次)
教育実習とは教育職員を志す者が、教育現場である小学校、中学校及び高等学校において、指導教諭の指導のもと、より実践的な知識・技能を修得するための実習です。
教育実習は、教育職員になるという強い意志を持った者(教員採用試験を受験する者)のみが参加するものです。本実習が、実習校の好意によって成り立っていることもふまえ、単に免許の取得だけを目的として参加することは認められません。
なお、教育実習に参加するためには、実習の履修条件に挙げられた科目の単位を修得していることと、教員採用試験を受験する旨の誓約書の提出が必要です。
実習期間
- 中学校免許のみを希望する場合:3週間
- 中学校及び高等学校免許両方を希望する場合:3週間
- 高等学校免許のみを希望する場合:2週間
- 栄養教諭免許を希望する場合:1週間
※実習にあたっては、教育実習費が必要です。また、実習校により謝金が必要な場合は、実費を別途徴収します。
※介護等体験及び教育実習に参加するにあたって、事前に麻疹の抗体検査を受け、麻疹に対する免疫があることの証明書の提出が必要です。