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大学院

健康管理学研究科大学院生紹介

修士課程在籍者の紹介

本研究科に入学しました大学院生を紹介したいと思います。大学院進学を検討している皆さんの参考になりましたら幸いです。本研究科では社会人の方にも勤務を続けながら学ぶことが出来るカリキュラムなども用意されております。
学位を取得しました多くの修了生が、研究者や教員、現場の管理栄養士として、またその他の食品開発やスポーツ指導者など様々な分野で活躍しています。

今回は、この春、本研究科に入学しました井上朋奈さんについて詳しく紹介したいと思います。

井上 朋奈さん インタビュー

Q1. 井上さんが大学院への進学を目指した理由は何ですか?

助手として働いている先輩方が大学院を修了されており、授業や研究など様々なお話を聞く中で、大学院に進学したいという気持ちが大きくなりました。学びたいこと・研究したいことを追求し、より深い専門的な知識や技術を身に付け、助手としてもステップアップしたいと思い、大学院への進学を目指しました。

Q2. 現在、助手として健康栄養学科に勤務をしていますが、今のお仕事などを紹介して下さい。

主に実習の準備や補佐、臨地実習関係、事務仕事等をしています。実習では学生さんと密にコミュニケーションをとる機会が多く、毎日楽しく充実した日々を過ごしています。また、学生さんに教えることで自分の理解力の向上にも繋がり、日々多くの学びがあります。

井上 朋奈さん

井上 朋奈さん(長崎県出身)(写真右)

[略歴]
長崎県内の高等学校を卒業後、本学健康管理学部健康栄養学科へ入学。2021年3月卒業。管理栄養士国家試験合格。2021年4月 助手として入職。2022年4月本学大学院健康管理学研究科修士課程へ入学。

実習風景
実習風景

実習風景(給食経営管理実習で指導を行う井上さん)

1週間のスケジュール

月曜日
  • 実習準備、予習
  • 研究準備(ex:飼料作製など)
  • 大学院授業予習
  • その他業務
火曜日
  • 実習準備、予習
  • 解剖生理学実習補佐
  • 大学院授業
  • その他業務
水曜日
  • 給食経営管理実習事前準備・打ち合わせ等
  • 実習準備
  • 解剖生理学実習補佐
  • 会議
  • 研究準備(ex:文献探しなど)
  • 大学院授業予習
木曜日
  • 給食経営管理実習補佐
  • 大学院授業予習
  • その他業務
金曜日
  • 実習片付け
  • 大学院授業
  • 研究準備
  • その他業務

※その他業務:臨地実習関係、メール(仕事上でのやり取り)、資料作成・印刷等

Q3. 修士課程ではどのような研究に取り組まれるか教えて下さい。

修士課程では、「酒粕が食餌性肥満モデルマウスのメタボリックシンドローム関連指標に及ぼす影響」について研究したいと考えています。卒業研究において糖尿病モデルマウスにおける酒粕の効果について研究を行い、その中で熱乾燥させた酒粕を与えたマウスに著しい体重減少やインスリン抵抗性の改善を確認することができました。
糖尿病発症の基盤には内臓脂肪蓄積型肥満があり、肥満はインスリン抵抗性・糖代謝異常・脂質代謝異常・高血圧が重複して発症するメタボリックシンドロームの発症の原因になります。糖尿病以外にも非アルコール性脂肪肝や腎臓病といったリスクも抱えており、基盤病態である内臓脂肪蓄積型肥満を予防・抑制することが重要であると考えました。
そこで、修士課程では酒粕を用いて肥満から引き起こされるメタボリックシンドロームの発症の抑制を目的として研究を行っていきたいと考えています。


卒業論文タイトル
「高血糖状態のマウスに対する酒粕の効果の検証」(川内ゼミ)

研究風景

研究風景

Q4. 長崎国際大学大学院への進学を考えている方へメッセージをお願いします。

長崎国際大学の先生方は話しやすく、何が学生にとって最善か学生を一番に考えながら親身になって手厚いサポートをしてくれます。大学院へ進学を考えていて、悩んでいる人がいたら是非先生方に相談してみてください。
私はまだ研究に関しては準備段階ですが、助手としての仕事・研究・勉強全てのことを全力で行い、悔いの残らない大学院生生活を送っていきたいと思います。皆さんも、今しかない大学生生活が充実した日々になるように1日1日を大切に過ごして下さい。
大学生で学んだことや、興味があることをより深く研究したい!学びたい!という方はぜひ長崎国際大学大学院への進学を検討してみてください。

指導教員からのコメント

川内美樹 講師

井上さんは学部生の時から大変熱心に勉学に励み、笑顔の裏では人一倍努力をする学生でした。卒業研究ではマウスにおける糖尿病と酒粕の効果についての研究をおこない、国家試験の勉強と研究を両立させながら優秀な成績で卒業し、卒業後は助手としての仕事を頑張っています。今年度からは大学院生と仕事の両立で大変な2年間になりますが、酒粕とメタボリックシンドロームに関する研究を発展させ充実した大学院生生活を送って欲しいと思います。

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