薬学研究科
社会に希望をもたらす薬学研究者
佐々木 茂貴
本研究科は、医療社会薬学、薬物治療設計学、予防薬学、医療基盤薬学の4つの大講座で構成され、高度医療を担う医療系薬学研究者、生命科学の発展に寄与する研究者および医療行政に貢献する人材養成を目的にしています。大学院生は自分の希望する分野で研究成果を上げ、博士(薬学)の学位を獲得することができます。薬剤師としての資格に加えて博士号を取得することで、専門分野の第一人者へのキャリヤの第一歩を踏み出すことができ、活躍の場が大きく広がります。「博士」は世界的に広く尊敬を集める称号です。
2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大による人的被害、社会的混乱の中で始まりました。このウイルス対策の切り札は有効な治療薬とワクチンの開発で、世界中で必死の研究が行われています。治療候補薬は、長年の年月と莫大な予算がつぎ込まれ生み出された成果で、多数の基礎薬学研究者が携わっていますが、さらに臨床実用化では医療薬学研究者が活躍しています。
薬学研究科で学び、研究し、新たな知を創造し、その成果を社会に還元することで、社会に希望をもたらす光になれます。本学科では多くの学生さんのチャレンジを歓迎します。
医療薬学を探求する
市川 和洋
長崎国際大学大学院薬学研究科医療薬学専攻では、医療の高度化、超高齢社会化の社会ニーズを踏まえ、高度医療、医療行政などの職域で、実践的な研究能力を有する優れた医療系薬学研究者を育成し、地域・国際社会に貢献することを目指しています。2017年度に第一号の博士が誕生し、これまでに6名が博士号を修得しました。2019年度からは、薬剤師免許取得者以外にも門戸を開き、社会人の方には、仕事を継続したまま学位取得を目指すことが可能なカリキュラムを用意しています。
長崎国際大学大学院薬学研究科 医療薬学専攻で医療薬学を究めていきましょう。