海外留学留学体験談
バーチャル短期留学
人間社会学部 国際観光学科
佐藤 優弥
カリフォルニア州立大学
サンマルコス校 (アメリカ)
バーチャル留学での感想を率直に述べると、とても楽しかったということをまず第一に感じます。私は自らバーチャル留学を志願して学習したものの、英語を人に話したりコミュニケーションという面では明らかに苦手意識を持っていました。その私が楽しいと思えた要因はやはり、自分の話すことを現地の人たちが理解してくれてコミュニケーションをとることの楽しさを学ぶことが出来たことにあると考えます。正しい文法で話さないといけないではなく、自分の話すことを簡単にでもいいからどのように伝えようかなどと考えるようになり、もっと深く会話を楽しめるようになりたいと感じるようになりました。
その中で私が印象に残っているのが、プログラムコーディネーターのJunkoさんや日本人留学生のJさん、Yさんの話を聞いたときに言っていた「現地の人達もインターナショナルということが分かっているから正しい英語を最初から話せないことに自信を無くさないで、相手は母国語なのだから話せて当たり前だという強い気持ちを持つことが大切だ。」という話です。この話を聞いてさらに自分ができないことをマイナスに捉えるのではなく、できないならもっとコミュニケーションを通してさまざまことを学んでいくような姿勢を持つべきだと考えることが出来るようになりました。
しかし、まだまだ自分の英語には課題が多く、授業中に壁に直面することが多くありました。それは、質問やアクティビティの内容がよくわからなかったときに自分からわからないことを聞くことが出来ず、無言になってしまったことです。日本ではあまり授業中に質問する人は多くいません。そのため授業中に質問をすることに自分の中で抵抗があったように感じます。しかし、いざ質問してみると快く答えてくれて、むしろそのほうが会話が進み、良かったように感じました。これは海外の文化などに限らず、日本においてもわからない状況でたとえそれがマイナスであってもプラスであってもしっかりと自分の意思表示をすることが重要であるということを学ぶことが出来ました。これは、これから将来一番重要になってくると考えます。私は、英語の教職課程を専攻しているため、自分が授業をする際にも意思表示の大切さや、意思表示のしやすいような授業を作っていきたいと感じました。また、短期ではありましたがこのような英語を話すことを楽しむきっかけとなったような経験を生徒に伝え、生徒が英語を楽しむきっかけを作れるように役立てていきたいです。
これからもっと英語を学習して次は英語を学ぶよりも、英語で何かを学ぶような体験をもっとしていくことが出来るようにしていきたいと感じた2週間でした。