海外留学留学体験談
バーチャル短期留学
カリフォルニア州立大学
サンマルコス校 (アメリカ)
人間社会学部国際観光学科
糸山 菜緒
留学期間:2022年3月8日~19日
バーチャル短期留学を終えて
バーチャル短期留学で印象に残ったことは、プレゼンテーションを改善する方法を学ぶ授業です。1年次に長崎国際大学でもプレゼンテーションの授業があり、私は自身のプレゼンテーションをもっといいものにしたいと考えていました。
この留学でその改善方法を学び、私に足りないところを学ぶことができ、とても印象に残っています。学んだあとに授業でも実践をしました。実践をするのは簡単ではありませんでしたが、何度も練習をしました。
また、音楽で英語を学ぶという授業があり、日本の学校で音楽から言葉を学ぶことをしたことがなかったので、驚きました。これから音楽を聞くだけでなく分からない単語を調べたりして、音楽からも言語を学ぼうと思いました。
10日間、全ての授業がとても楽しかったのですが、困難なことも沢山ありました。一つはSDGsを学んだ日です。SDGsのことは日本語でもあまり理解していませんでした。ですから、それを英語で学ぶというのはとても難しく、単語が理解できず先生が何を言っているのか、他の学生が何を言っているのか、最初は全く分かりませんでした。ですが、その日図書室に行ってSDGsの本を借りてから、SDGsについて理解し問題点や改善点を挙げることが出来ました。二つ目は言語です。先生が何を言っているのか、私はどう伝えたらいいのか、私にとっては困難なことでした。私が英語の勉強を始めたのは大学に入学してグローバルコースに入ることを決めてからであり、流暢に話すことは出来ません。ですが、失敗してもいい、失敗して学ぼうという気持ちで、もう一度説明してくださいと言ったり、文法は綺麗ではないけど思いつく単語で話したり、この10日間毎日何度も発言をする努力をしました。
先生やカリフォルニアの学生は本当に親切で、最後まで話を聞いてくれますし、「あなたはこういいたいんだよね」という風に私が言いたいことを理解し、文章を修正してくれました。困難なことやパニックになることも沢山ありましたが、周りの人から沢山のサポートを貰い、おかげで10日間楽しく学ぶことが出来ました。
コロナ禍により実際に海外で授業を受けることは出来ませんでしたが、今回のこのプログラムはとてもいい経験となりました。困難なことにも乗り越え、英語の勉強だけでなく日本の文化・歴史・有名な名所や自分の趣味などを深く学び、海外の人たちともっと共有したいと思いました。私は自分に自信がなかったわけではないですが、この10日間でしっかりと自分自身に自信を持ちました。私は大学を卒業後、海外で働きたいと考えています。この10日間で学んだことを、残りの学生生活で活かし、将来に繋げたいと考えています。現地の学生とも友達になれましたし、とても素晴らしいプログラムでした。
9月からはカナダのオカナガン大学に留学します。バーチャル短期留学で学んだことを活かして、有意義な留学生活を送りたいと思っています。