海外留学留学体験談
長期派遣交換留学
人間社会学部 国際観光学科
日野 真優
順天郷大学
(韓国)私は、元々「大学生になったら留学したい!」という夢があり、大学に入学しましたがそれと同時にコロナウィルスが発生し海外に行くことが出来なくなり夢を諦めかけようとしていました。しかし、今回留学に行けるチャンスを得る事ができ実際に4ヶ月間の留学の中で多くの人に出会い、そしていろんな体験を経て自分自身を成長させることができて本当に留学に行けてよかったなと感じています。
私は今回留学するにあたり「あえて大変な道を選び、自分自身を成長させて帰国する!」という大きな目標を掲げました。その結果、同時に2カ国語(英語と韓国語)を習得できる韓国留学を選択しました。まず、学習面においては自分が受けたい授業を選択することができたので、1週間の中で英語の授業と韓国語の授業を満遍なく受講しました。英語の授業に関しては主にディスカッションがあったので、自分から積極的に発言することを意識しながら授業に臨みました。韓国語の授業では、ペアで会話練習をする機会が多かったので、他の国の留学生と一緒に助け合いながら授業を受けました。また、授業時間以外にも友達に英語の勉強方法を教わったり、夜遅くまで開いている寮の勉強部屋を利用して友達と韓国語の勉強をしたりなど朝から夜まで2カ国語の勉強に費やしました。
次に生活面に関しては、寮生活だったのもあり様々な国の留学生と毎日交流しながら過ごしました。その中でも私を含めた日本人留学生が作ったカレーを皆に振る舞ったことがとても印象に残っています。実際に、食べてくれた友達が「日本のカレー食べてみたかった!」や「とても美味しい」と言ってくれて幸せな気持ちになったのを今でも鮮明に覚えています。そして、週末の過ごし方は大学周辺のローカルな市場や食堂に行き留学でしか体験できないような週末を過ごしました。時には皆で遠出をして海や遊園地にも足を運びました。さらに、運良く留学が始まったと同時に学校行事が多くあり、学園祭からクリスマスパーティーそして留学生向けのイベントまで開催されました。その他にも、留学生のみならず現地の学生とも交流することができ、実際に韓国人の学生が受ける日本語の授業で日本文化についてプレゼンテーションをしたこともありました。
今回韓国に留学してみて、私は様々な学びを得る事ができました。まずは、英語・韓国語の習得です。留学中、自分ではあまり言語力が身についた!と実感していなかったものの帰国後、アルバイト先のハウステンボスで外国人観光客のお客様を接客した際、「あなた本当に英語上手ね」や「あなたが韓国語話せるからとても助かりました」と言っていただき、留学で頑張ってきた言語力が身についているのだなとその時に大いに感じました。次に、自分の視野の狭さを目の当たりにしたことです。日本で生活していると気づけなかった日本人の習性や自分の思いを素直に相手に伝えることの大切さを留学から得る事ができました。そして、何よりも世界中の友達を作ることができ、実際に日本に旅行に来てくれたり、留学が終わっても連絡を取り続ける関係性を築けたことがとても嬉しいです。これからは、この留学で培った言語力をさらに向上させ、そして留学で得た価値観や考え方を持って自分の将来と向き合っていけたら良いなと思います。最後に、コロナウィルスの影響で留学することが難しかった状況の中、温かく見守ってくれた家族、そして留学準備をサポートしていただいたり、相談に乗っていただいた国際交流センターの方々に感謝します。