海外留学留学体験談
バーチャル短期留学
薬学部 薬学科
和田 優那
サンマルコス校 (アメリカ)
初めは、自分以外に薬学部の生徒がいないことを知り、うまく馴染めるのか不安が大きかったです。しかし、いざプログラムが始まると、ディスカッションで話を振ってくれたり、Zoomの個人チャットでフォローしてくれたりと周りの助けを得られたことが多く、同じプログラムに参加する仲間として接してもらえたので嬉しかったです。
プログラムの中で印象的だったことは、他の参加者の意欲的な姿勢です。積極的にグループディスカッションに参加し、その後グループ内での話を全体に共有している姿は自分の励みとなりました。
しかし、困難もありました。英語力の不足です。 相手の話している単語が分からず、何を話したらいいのか分からないことや、自分の話したい言葉の英単語を知らずに言葉に詰まってしまうことがありました。そこで、自分の意見を自分が使える表現に言い換えて伝える、分からない言葉はなるべくその場で調べる、それが難しそうなときは発音や単語を記録して後で調べることで対処しました。またプログラムの後半では、What does 〇〇 mean?と相手に単語や文の意味を直接聞くことで、会話を繋げながら話の内容を理解できるようになりました。
今回のオンライン短期留学には、英語で薬の説明ができる薬剤師になりたいという思いから挑戦しました。医療分野の話を英語で行うことは難しいと思いますが、プログラムを通じて培った自分の意見を使える表現に言い換えて伝える力がこの目標に活用できると考えます。慣れない土地で体調を崩すことは誰にとっても不安です。日本のグローバル化が進む中、訪日外国人は今後増えていくでしょう。一人でも多くの外国人が、安心して日本の医療を受けられるようにしたいです。