参画機関長コメント【参加機関】長崎短期大学 安部学長コメント
長崎短期大学 学長 安部 恵美子
1.機関の特色・特徴の紹介
本学は、日本の最西端にある短期大学で、「高い知性と豊かな教養」、「優れた徳性と品格」「たくましい意志と健康な身体」を建学の精神に掲げ、専門的知識や技能を備えた地域の中核的人材を育成しております。
また、「Students First いつも学生のために」「With Community 地域と共に これまでも これからも」「Think Global 国際化を引き寄せて」を3つのスローガンのもと、地域に根ざした教育・研究・地域貢献に取り組んでいます。
2.QSPに対する期待と機関の果たす役割、取り組んで行きたい事業等
地方の大学や短期大学が、知の拠点として、地方公共団体や産業界と共に地域課題の解決に取り組むことは、地域から期待される、高等教育機関としての役割、責務であると認識しています。
QSPは、平成29年10月の設立から5年半が経過しました。この間、参画機関による共同事業等を通しての連携が深まってまいりましたが、3年以上に亘るコロナ禍の影響で、QSPで企画された各種事業の中には、その実施に際する制限や制約を余儀なくされたものも多かったと感じています。
コロナ禍の収束が期待される今年度は、昨年度協議され決定した「次期中期計画」に従って、地域課題解決のための人材育成や共同研究に参画機関全体の力を結集して取り組んでいかなければならない正念場を迎えています。若者の流出と人口減少が他の地域よりも特段に激しいといわれる、佐賀・長崎の両県に存する高等教育機関が協働で、地域の活性化のために出来ることとは何かについて、地域の行政や産業界と踏み込んだ議論を開始することもQSPの喫緊の課題です。
本学は責任校を務める「子ども育成専門委員会」を中心に、参画大学の専門知を活用して、地域の子育てや保育環境の改善に資する地域イベントの企画や、子どもの育ちに関する現代的課題に関する共同研究等に取組んでまいります。
また、地域における2年という短期の高等教育の役割について、これまで「短期大学コンソーシアム九州」での20年の実践活動や研究の成果をもとに関係者間での議論を深めておりますが、今後も、地域から必要とされる短期大学を目指して、QSPに参画する短期大学間での活動を推進してまいります。
3.機関長の紹介(略歴・専門・座右の銘・趣味等)
- 【略歴】
- 1955年長崎県生まれ。奈良女子大学大学院文学研究科教育学専攻(修士課程)修了。1978年、九州文化学園短期大学に着任。助手、講師、助教授、経て、長崎短期大学助教授、教授、同副学長を歴任し、2006年4月から現職。
- 【専門】
- 高等教育研究
- 【座右の銘】
- 「七転び八起き」
- 【趣味等】
- 軟派な読書(コミック、推理小説、エッセイ本)
4.公式サイト
九州⻄部地域⼤学・短期⼤学連合産学官連携プラットフォーム
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プラットフォーム事務局(長崎国際大学内)
TEL.0956-39-2020 FAX.0956-39-3111