2018年02月27日
長崎日本語学院茶道体験
日 時:2018年1月25日(木)10:00~11:30
場 所:長崎国際大学 茶室「自明堂」
主 旨:長崎日本語学院が留学生の日本文化理解の一環として開催している行事で、今年で5回目となります。本学の学生と教職員が、長崎日本語学院の皆さんに日本文化の一つである茶道文化を理解していただくために、薄茶や濃茶の点て方 体験や浴衣の着付け体験をすることが目的となっています。この茶道体験で本学のホスピタリティ精神に触れ、茶道の魅力について感じてもらいたいと思います。
参加者:長崎日本語学院の学生30名(茶道体験サポート学生3名)
1.茶道体験
ここでは、お茶の飲み方とお菓子の取り方を体験してもらいました。
補助員として、本学で茶道文化の授業をサポートしている学生に手伝ってもらいました。
授業とは違った雰囲気の中でも茶道の知識をしっかりと留学生に伝えようと、積極的にコミュニケーションをはかっていました。
さて、お菓子の取り方では、相客のことを考え「お先に」と声をかけてからお菓子を取ります。
お茶の飲み方では、武家茶である鎮信流の作法に沿ってお茶碗を回さない飲み方を学んでもらいました。また、今回は薄茶だけではなく、濃茶にも挑戦してもらい「お茶にも2つの種類があるんだ」と留学生は驚いていました。
2.着付け体験
着付けの体験をする学生は男性と女性に分かれ、帯の締め方や袴の着方など、普段の生活の中ではなかなか体験することのできない動きに挑戦してもらいました。
慣れない動きに苦戦する留学生。
本学のサポート学生に手伝ってもらいながら、綺麗に着付けをすることができました。
わずかな時間ではありましたが、茶道文化体験を通して「日本文化」「茶道文化」を感じてもらえたのではないでしょうか。
ぜひ、茶道だけでなく様々な日本文化にも興味を深めてもらいたいと思います。
<今回の茶道文化体験でサポートしてくれた学生の声>
・私が伝えたことを真剣に聴いてくれ、しっかりとやってくれたので、みんな上手にお茶を点てることができました!
(国際観光学科4年 宮本 裕理佳さん)
・初めての着付けで、みんな戸惑っていましたが、浴衣や袴を格好良く着ることができて、喜んでくれたので、良かったです!自分にとっても着付けの勉強になりました。
(国際観光学科4年 在津 英晟さん)
・うまく伝えることができたか分かりませんが、綺麗に着付けが出来ていて良かったです。みんなが嬉しそうだったので、私も嬉しくなりました!
(国際観光学科3年 髙田 理香子さん)