目の前で誰かが倒れた時、居合わせた人達が冷静に対処することが重要です。長崎国際大学では、佐世保市消防局（東消防署）のご協力の下、1年生全員を対象としたAED講習会を実施しています。

　今年度は1年生454名と教員53名が受講し、救命処置に関するDVDを視聴、消防隊員の方の実演で具体的な手順を学んだ後、少人数グループに分かれて実技を行いました。傷病人の反応と呼吸を確認し、周囲に救急車とAEDの手配を指示するなど、一次救命処置の知識と技術をしっかりと身に着けました。

　また、実際にキャンパス内に設置されているAEDの場所を確認することで、「ここからならあそこのAEDが一番近い！」と自信をもって走り出すことができるようになるための実践的な取り組みを行いました。

　安全な学生生活を送るため、いざという時の救命処置や初動を学ぶことはとても重要です。今回の講習会に参加した学生も消防隊員の方の講話に真剣に耳を傾け、皆で協力して命を守る大切さを学びました。