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2022.06.30 産学官連携

【高大連携】「継続・育成型STEAMガールズin SAGA・SASEBO」4校(長崎国際大学、佐賀大学、西九州大学、佐世保工業高等専門学校)で共同記者発表を行いました。

2022(令和4)年6月30日(木)、佐賀大学(幹事校)、佐世保工業高等専門学校、西九州大学、長崎国際大学の4校共同で、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」(科学技術振興機構採択事業)*への取組みについて、記者会見を行い、本プログラムの内容説明や今後の展開や抱負を、発表いたしました。

※女子中高生の理系進路選択支援プログラム」(科学技術振興機構 採択事業)

 様々な分野での女性の社会進出が期待されている中、『研究者』、『エンジニア』、『技術者』などいわゆる、理系分野での女性の活躍が世界的に見て少ないことが、我が国の課題になっています。
 日本では、高校生の時期に文理選択を行うため、周囲の女子の進学動向、親の意向、ロールモデルの不在など、女子生徒の進路選択に係る環境が影響しているといわれています。中高生や周りの保護者・教員の方が女子中高生の理系進路選択について理解を深め、後押しをする環境の醸成が必要です。
 こうした背景から、文部科学省の組織である「(国立研究開発法人)科学技術振興機構(略称JST)」は、女子中高生を対象に、女性研究者らとの交流や実験教室などを行う大学を、年間300万円を上限に2年間支援する事業を行っています。

佐賀大学は、2018年度に本事業に採択され、2020年には、長崎国際大学・西九州大学と連携し、佐賀県・長崎県佐世保市の女子中高生を対象に、「継続・育成型 STEAMガールズ in SAGA・SASEBO」を立ち上げました。STEAMとは、S:Science、T:Technology、E:Engineering、A:Arts、M:Mathematicsを頭文字にした、理数系分野を中核とした教科横断的な学びのことです。各大学の大学教員による専門講義や実験体験会、理系女子大学生や大学院生、女性エンジニアとの交流会等を行い、これまで2777名(女子中高生)、649名(教員・保護者)と、多くの方々にご参加いただきました。

今回は、これらの実績を活用し発展的に継続するべく佐世保工業高等専門学校を参画機関として加えて申請を行い、3期連続で採択を受けることができました。連続で採択されている機関は少なく、本事業のモデルとしてこの佐世保・佐賀地域から発信していく所存です。

具体的には、理系女子大学生・大学院生との交流や企業見学、キャリア講義など理系選択や勉強を意識させずに気軽に参加できるものから、大学教員による講義や実験体験会といった普段の学びを深める取組まで、中学1年生から高校3年生までそれぞれに応じたプログラムを創出してまいります。

本事業では、西九州地域の女子中高生が理系選択を行う動機付けの1つとなるだけではなく、佐世保・佐賀の高等機関が連携して行う次世代教育プログラムの1つとして成長させていきたいと考えています。

【本件に関するお問い合わせ先】

〇佐賀大学ダイバーシティ推進室

  • 電話 0952-28-8393

〇九州西部地域大学・短期大学連合産学官連携プラットフォーム事務局

  • 電話 0956-39-2020        (長崎国際大学内) 担当:池山
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