平成25年10月30日（水）、第4回就職ガイダンスを開催しました。

　今回のガイダンスは、「履歴書＆エントリーシートの書き方のポイント」をテーマに開催しました。相手に思いが伝わる書類の作り方について、株式会社リクルートキャリアの松本ふみ氏を迎えました。

　履歴書とエントリーシートがどのような意味をもつ書類なのかという基本的なことがレクチャーされました。目的があり提出を求められる書類であるため、その書類がもつ意味を理解した上で、記入・提出しなければ意味がありません。
　「自分自身の事」「志望する企業のこと」をしっかりとわかってこそようやく伝わる履歴書が書けるのです。「自分自身のことを・・・」となると、前々回の「自己分析」のガイダンスが思い起こされます。今回は、ワークシートに経験の振り返りをしました。「学生生活の活動内容の棚卸タイム」がとられ、各自ワークシートに集中し、これまでチャレンジしてきたこと、そこから何が得られたのか、どう活かして行くのかを思いつくだけ書き出しました。その後、書き出したものの中で1番という項目をピックアップし、それについてさらに深く掘り下げました。書いたことを相手に伝えることも大切であることから、ペアを組み、発表をし合いました。
　「学生生活の棚卸」を実際にやってみることで、相手に伝わるように書類を作成し、相手の心を打つように訴えていくためには、こんなにも考えを深めなければならないのかということがわかったと思います。
　大変なステップのようですが、自分自身の経験の振り返りですので何も難しいことではありません。自分の特徴や思考・タイプがわかり、これから将来を選択していく上では役に立つことだと思いますので、本格的に就職活動で忙しくなる前にぜひやってみてほしいと思います。

　次回ガイダンスは11月20日（水）「面接試験対策Ⅰ」です。

〔参加者の声〕
○自分の強みを振りかえることができ今後の参考になりました。
○要点をたくさん知ることができてよかったです。自分らしさを表現できるエントリーシートをつくりたいと考えています。
○エントリーシートという言葉は知っていたが、内容やどんなものなのかは知らなかったので勉強になった。
○やはりE.S.でも一番大切なことは自己分析なんだと実感しました。