仕事の魅力発見セミナー『航空業界編』を12月4日（水）に開催しました。
　講師にIAAインターナショナルエアアカデミー長崎校校長 田中美吉子氏をお迎えしました。田中氏は、1981年、日本航空株式会社に国際線客室乗務員として入社。29年間の乗務生活で国際線客室責任者として乗務するほか、CA新人教育や採用面接官、政府専用機乗務員の訓練、部内のCS活動推進などの業務に従事され、その豊かな経験をもとに、現在は、航空業界での仕事を夢見る学生達の指導をエアラインスクールで行っていらっしゃいます。

　○私のスチュワーデス物語　○１万フィート上空のリアルな出来事　○仕事の醍醐味　○エアライン就職の誤解を解く の4つのテーマで話は進められました。

　「客室乗務員になる！」と決意してからのあの手この手で奮闘した日々、乗務中に起こした失敗談、忘れられないお客様との出会い、また、数々の歴史的瞬間を仕事中に感じた話しなど客室乗務員としての仕事の魅力がたくさん詰まった話の数々に参加した学生達は惹きつけられていました。
　「仕事中に起こるトラブルもチームで役割分担しプラスの方向にもっていく共同作業をすることはとてもやりがいのあることです」と、何かイレギュラーが起きたら自分を試されていると前向きに常に捉えて来たという田中氏からの力強い言葉は航空業界への就職を目指す参加者の夢見る気持ちを一層膨らませたのではないでしょうか。
　今、海外からの観光客を増加させるために国もあらゆる戦略を練っています。羽田の滑走路も拡張されます。東京オリンピックも開催が決定しました。これから航空業界で働く人の増加が十分に見込まれる時です。田中氏からもありましたが、航空業界での活躍を夢見る皆さん、自分で自らの限界を決めず、ヤル気をもってエアライン就職への道を前進してほしいと思います。

　＜本日のセミナーで役に立ったこと・感想＞
○航空業界に興味があるので大変な点や、やりがいを感じる点の話はとても参考になりました。
○キャビンアテンダントの仕事についてよりよく知れました。やはり、航空業界に行きたいと改めて思いました。
○自分はいつもトラブルが起きたらどうしようと考えていて、不安に感じていますが、田中先生の「トラブルは私を試している」という挑戦の心でいるということ。
○自分がやりたい職業に就職できたらとても楽しそうだと思いました。苦しさや喜びがとても大きいなと思いました。就活を頑張ろうと思えるセミナーでした。

　※次回、仕事の魅力発見セミナーは「テーマパーク編」です。お馴染みハウステンボスの方をゲストに1月15日（水）に開催します！