1月19日、日本での就職を希望する外国人留学生を対象に『グローバル人材ビジネス実務検定試験』を、感染力が非常に強い新たな変異株（オミクロン）の第6波感染拡大防止を踏まえ、グローバル人材キャリア支援協会へ依頼し、マークシート受験からWEB受験への変更を行い実施しました。

　長崎国際大学では、日本企業で活躍するために必要なビジネスマナーやコミュニケーション・企業文化などを取得するために、グローバル人材ビジネス検定試験を推奨しています。

　この検定試験は、日本で働く、または就業を希望する外国人を対象とした、ビジネス遂行能力などを総合的に判定するための試験です。受験者は、グローバル社会または多文化の中で働くためのビジネス基礎力や人間関係構築力を取得できます。

　外国人採用の現場では、日本語力だけが問われ他の能力については評価をせずというケースから、日本人であれば当然のように求められる、コミュニケーション能力、ビジネスマナー、対人スキルといった能力も評価されるようになってきました。

　『グローバル人材ビジネス実務検定試験』の試験勉強を通して学ぶ、日本企業独特の接遇基本事項や敬語、社会人としての心構えやビジネスマナー、クレーム対応や、ご高齢者・障害のある方への対応等は、留学生の大きな力になると思われます。

　今回の『グローバル人材ビジネス実務検定試験』について、留学生からは『職場で活躍する為に必要なビジネスマナーを学ぶことができました。』『顧客意識をもつという事や、お客さま満足度を向上させるという意味がわかりました。』『相手をもてなす、思いやりをもって応対することは、あらゆるビジネスシーンで役に立つと思います。』などの感想メールが入っていました。

　キャリアセンターでは、日本での就職を希望する外国人留学生が、日本企業の就職環境について一層の理解を深め、日本における就職活動を行うために大切なことを学び、就職支援に向けたモチベーションアップに繋げていく企画を、今後も実施していきたいと思います。