１月13日、日本企業に就職を希望する外国人留学生を対象に『留学生企業訪問バスツアー』を開催しました。コロナ感染防止対策を徹底し、マスクの着用、手洗い、消毒、密集・密接を避け、こまめな換気を行いながら参加者ワンチームとなっての訪問でした。

　今回は長崎県北佐世保地区の、佐世保卸団地協同組合様と、させぼパール・シー株式会社様を訪問させていただきました。

　最初の訪問先である佐世保卸団地協同組合様では、長崎国際大学留学生の採用を検討されている企業の人事担当の方々より、会社概要のご説明を頂きました。その後、個社別に設けて頂いた各部屋を訪問しながら、より詳しく説明、質疑応答を行って頂きました。

　留学生は、今までコロナ禍により中止となってきた対面での企業説明会体験のチャンスを挽回すべく、積極的な質問を行っていました。面談の中で、留学生からは『佐世保に、歴史のある卸団地が存在することを初めて知ることができた。』『採用担当の方より、対面での説明を聴く事ができ、とても良い経験になった。』『長崎国際大学の近くにある佐世保卸団地の中で働いてみたい。』などの声がありました。

　次の訪問先である、させぼパール・シー株式会社様では、川久保社長様より、会社概要、自然環境保全、そして『自然界へのお返し』の取組みについて詳しく丁寧にご説明頂きました。その後、この会社で活躍している長崎国際大学卒業留学生の先輩から、体験談を交えた説明をしてもらいました。施設内にある『海きらら』や、九十九島の遊覧船、西海国立公園内である佐世保の自然の素晴らしさや、生き物たちとの触れ合い、先輩方の実体験に基づく、失敗談や苦労話等、留学生達は熱心に聴いていました。留学生からは『日本で働いている長崎国際大学留学生の先輩に、社会人としての体験談を聞くことが出来て本当によかった。日本で働くことが出来るようになりたい。』『九十九島の自然は素晴らしいと思った。佐世保そして日本のことが好きになった。日本で働くことができれば、日本で生活したい。』『活躍する先輩の姿を見て感動した。自分もこれからの就職活動を頑張りたい。』などの声がありました。

　キャリアセンターでは、日本での就職を希望する外国人留学生が、日本企業の就職環境について一層の理解を深め、日本における就職活動を行うために大切なことを学び、就職支援に向けたモチベーションアップに繋げていく企画を、今後も開催していきたいと思います。

キャリアセンター