第1２回グローバル人材ビジネス実務検定試験（2023.1.18.実施）の合格者が発表されました。今回も前回に引き続きコロナ感染拡大防止を踏まえ、グローバル人材キャリア支援協会とタイアップし、WEB受験を行いました。その中で、本学の外国人留学生5名（2級1名・3級4名）が見事合格しました。

　ビジネスの世界は、ますます多様化し、サービス業の分野だけでなく、すべての業界でお客さまの満足度が重視されています。『お客さまや相手をもてなす。思いやりをもって応対する。』という接遇が、あらゆるビジネスシーンで求められています。

　ビジネス社会における外国人留学生採用の現場では、『日本語力だけが問われ他の能力についての評価はあまり問われない。』という時代から進化し、日本人学生で求められる、コミュニケーション能力、ビジネスマナー、対人スキルといった能力も当然のように評価されるようになってきました。　長崎国際大学では、言葉や文化の壁をこえて、日本の企業で活躍するために必要なことを取得することができる、『グローバル人材ビジネス実務検定試験』を推奨しています。

　今回の試験で合格した留学生からは、『検定試験勉強で就職活動に対するヒントを得ることができた。』『大学で学んでいる茶道文化の、お客さまや相手をもてなす心、そして思いやりをもって応対する等、相通じるものがあると思う。』『今後、日本企業に就職した際、キャリアセンターでアドバイスを受けたように、この試験勉強で学んだ事を実践に活かしたい。』などの感想メールがありました。合格した留学生には、キャリアポイント制度により受験料が返還されます。

　キャリアセンターでは、日本での就職を希望する外国人留学生が、日本企業の就職環境について一層の理解を深め、日本における就職活動を行うために大切なことを学び、就職支援に向けたモチベーションアップに繋げていく企画を、今後も開催していきたいと思います。

キャリアセンター