昨年度に引き続き今年度も開催する「仕事の魅力発見セミナー」。　その第一弾となる『福祉業界編』を6月18日（水）に開催しました。この日のゲストは愛知県にある社会福祉法人昭徳会の制野司氏です。愛知県から？と思うかもしれませんが、実は本学卒業生が就職をしている法人で、現在6名が在籍しています。

　福祉業界のリアルな話をということで、社会の中の福祉の現状や問題点が数々あげられました。超少子高齢化時代の今の、そしてこれからの福祉を様々な事例話をもとにイメージすることができたのではないでしょうか。目の前に解決しなければならない課題が山積みである未成熟分野の福祉業界で仕事をするということは、かなりのやりがいを感じる魅力的な場所のようです。

　福祉業界の益々の発展のためには、求められる人材もより魅力ある人でなければなりません。『教養と社会人力』、いわゆる「人間力」を備えた人が求められているのだそうです。経産省から出ている「社会人基礎力」12の能力要素が学生時代に伸ばしてほしい力として提示されました。また、福祉の分野で活躍するためには、福祉の専門職の証ともなる国家資格を学生時代にしっかり取得することも必要だと話されました。（本学福祉学科学生の場合）

　本日参加した学生の皆さんには、より一層普段の学びを大切にし、社会人力を養うために意識して毎日を送ってほしいと思います。今後の皆さんの成長を期待しています。

　最後に、社会福祉法人昭徳会の紹介がありました。本学卒業生たちの写真も披露され、日々仕事に奮闘している様子に聞き入っていました。

　次回、仕事の魅力発見セミナーは“公務員編”です。
　私たちの暮らしに密接！市役所・消防の現場からと題し、7月16日（水）に開催します。

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