“学校生活のあらゆる場面や地域社会”で、卒業後には“職場”で、多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力のことを社会人基礎力と言いますが、その社会人基礎力の『前に踏み出す力』に焦点を当て実施しているキャリアセンター発の『リーダー研修』も今回で第5期生となりました。

　「リーダーとは？」「リーダーシップとは何なのか？」「リーダーシップを発揮するための視点とは？」「チームをリードするための能力って？」　とにかく、考える、考える・・・、書きとめては、それをグループで話し、考えを交える・・・この繰り返しで初日が過ぎていきました。次第に自分自身のこれまでの学生生活で担ってきた役割や行動パターンも見えてきました。

　二日目、自身のリーディングパターンの振り返りとケーススタディを通して「チームが最高の成果を出すためには」についてグループで取り組みました。学年、学部学科、国籍を越え、この研修で出会ったメンバーと意見を交えるわけですからその考えは多様です。参加者は多くの気づきを仲間からもらうことになりました。

　研修のまとめは、『今後の学生生活でどのようにリーダーシップを発揮していくのか』を各自全体の前で宣言をしました。このような研修スタイルを初めて体験した学生たちばかりでしたが、参加目標を掲げて本研修に臨んでいたからか一つ一つの課題に積極的に取り組んでいました。講師を務めていただいたキャリアファシリテーターの岩尾至和氏も学生たちの学びの姿勢を大変褒めていらっしゃいました。

　今年は、夜の親睦会で“カレーレース”を開催しました。研修前からチームに分かれ『審査員をうならせるカレーを作れ！』という指令のもとオリジナルカレーで競ってもらいました。七夕の季節を感じさせるカレー、疲労回復・美肌によいカレー、夏をテーマにしたカレーなどチームのプレゼンもユニークでした。

　とにかくリーダーシップを意識して過ごした2日間。参加した学生たちがこれからのそれぞれのフィールドで力を発揮してくれることを期待しています！頑張れ、第5期生！

キャリアセンター