8月19日(日)、長崎県立猶興館高等学校、理数科の、1年及び2年の皆さん30人と一緒に、ゾウリムシを用いた観察と実験を行いました。本学と連携して、教室で学んだ知識をベースとしながらも、より発展的に応用できる能力や、自ら考え探究する態度を育み、専門性を高めることを目的に実施されました。体験実験は、本学教員8名、学生ティーチングアシスタント7名の協力のもと実施されました。生徒の皆さんは、「ゾウリムシの泳ぎ方を観察する」、「ゾウリムシの細胞構造を観察する」、「ゾウリムシの接合を観察する」の3つのテーマに対して、楽しみながらも真剣に取り組んでくれました。

　昼食後は薬学部内の設備を見学し、薬理学の模擬授業に参加しました。その後、KP法を用いて実験のまとめを行い、発表会では各班でプレゼンと質疑応答を行いました。

　最後に、生物学オリンピックの概略説明が行われました。今回の体験学習を通して得たものが学びのモチベーションとなり、猶興館高等学校生徒の皆さんが生物学オリンピック予選で活躍されることを期待するとともに、進路について考えるきっかけになればと思います。