学部学科トピックス
【薬学科】サイエンスパートナーシップ- 身近な科学 が行なわれました
本年度も 長崎県立猶興館高校、理数科2年生の皆さん36人と一緒に、薬学に関連した体験学習を行いました。本体験学習は、文部科学省サイエンスパートナーシップ事業の一環としておこなうもので、今回のテーマは「身近な科学 ~薬学に迫る~」でした。盛りだくさんの実習でしたが、生徒さんたちは一つ一つのテーマに積極的に取り組んでくれ、普段高校では別々に学んでいる化学や生物学が、「薬」というキーワードで結びついていることを実感してくれたものと思います。
平成22年8月21日 読売新聞の掲載記事
【概要】
1.講義:8月17日
薬の歴史、薬が効く仕組み、副作用の仕組み、がんワクチン(小川先生)
2.体験学習:8月17日、18日、20日
5つの課題で薬にまつわる実験に挑戦!
☆ くすりを創る 伝統のくすり:紫雲膏、葛根湯
(正山先生、森永先生、宇都先生、5年生:大久保、迎、林田)
☆ 化学合成:アスピリン
(山口先生、田中先生、萩森先生、5年生:羽山、平畑、荒巻)
☆ GFPを使った先端技術を体験:光る大腸菌と光るマウス
(和田先生、田中宏先生、藤本先生、5年生:仲西、南、谷池、山口祐)
☆ 病原微生物との闘い:ワクチン
(岸原先生、藤木先生、5年生:古崎、柳田、平畑、荒巻)
☆ くすりを使う:ラットを使った行動薬理実験
(山本先生、縄田先生、5年生:工藤、橋本、山本義)
3.事後学習と発表会:9月21日
サイエンスパートナーシップ(SPP)事業とは?
文部科学省が行っている事業で、高校と大学・研究所とが,実験・観察・体験を重視した連携を行い,科学技術の最先端分野で活躍している人の熱意に触れる機会を充実させることを目的とするものです。今回、猶興館高校・長崎国際大学のコラボレーションによる提案が、本事業に採択されて実現しました。