10月2日(土)、健康栄養学科において農業体験学習及び農業に関する意見交換会を開催しました。

　今回、九州農政局長崎農政事務所とJAながさき西海(させぼ南部地区食農教育活動実行委員会)にご協力のもと、佐世保市長畑町の圃場をお借りして、健康栄養学科では初めての農業体験学習を実施致しました。

　当日は少し雨に降られましたがJAの皆さんのご指導のもと、稲刈りから干すまでの一連の作業を行い、参加した15人の学生の殆どは初めて稲刈りを体験しました。

　その後、大学に戻り、JAからご提供頂いた新米や地元の農産物を用いて、学生が豚汁を作り、ご指導頂いたJAと農政事務所の皆さんに昼食を振る舞いました。炊きたての新米はとても美味しく、豚汁も皆さんに好評でした。

　意見交換会では、長崎農政事務所は行政の立場から、JAの皆さんは生産者の立場から、幅広い話題、様々な取り組みについてお話しを聞かせて頂きました。質疑応答の際には学生からも多くの質問があり、とても有意義で活発な意見交換会となりました。

　学生には今回の経験を通して、栄養士の仕事は多くの生産者の方々がいて初めて成り立っている事をよく理解し、農業など食糧生産の分野にも興味・関心を高めて欲しいと思います。