学部学科トピックス
【国際観光学科】観光研修「クルーズに乗船し、シンガポールからマレーシアのレダン島へ」実施報告
国際観光学科では、「国内観光研修」「海外観光研修」「語学研修」「インターンシップ」のいずれかを卒業までに履修しなければなりません。今年度は「海外観光研修」の1つとして「クルーズに乗船し、シンガポールからマレーシアのレダン島へ」が実施されました。
この研修の目的は、アジアで最大の集客をしているスタークルーズに2泊3日乗船して、クルーズが多くの人を惹きつけている魅力を体感することです。また、クルーズの発着地であるシンガポールの観光施設や観光資源を見学、観察し、国を挙げて観光に力を入れている取り組みについて学ぶことです。
履修登録した33名の学生は、3回の事前研修で、クルーズの概念や特色、動向について学ぶとともに、シンガポールやマレーシアの歴史や文化、観光資源について学びました。そして、いざ9月14日から5日間の研修に出発です。
シンガポールに到着後、マーライオンでお馴染みの公園や、シンガポール国花である蘭の種類が多く見られる植物園、リトル・インディア、アラブ・ストリート、チャイナタウンといった多民族国家ならではの街並み、ユニバーサルスタジオがオープンしているセントーサ島を見下ろせるマウントフェーバー、等を廻りました。植物園では、熱帯雨林気候特有のスコールに遭い、園内の散策を断念しました。
2日目の夕刻から、スタークルーズ社のスターヴァーゴに乗船し、船内での研修が3日間行われました。ドレスコードのあるレストランでの食事や、毎晩繰り広げられる船内劇場でのマジックやサーカスなどのショー鑑賞、図書室やゴルフ練習場、プール、ウォータースライダー、フィットネス、ジョギングコースなどの各種施設・設備の利用、クイズミリオネアやビンゴゲームなどの各種イベントへの参加、等を通して、クルーズの魅力を体感しました。
クルーズの魅力を客として堪能するとともに、職業としてのクルーズの仕事も学びました。船内で働く日本人スタッフより、厨房などのバックヤードやスイートルーム等を見学しながら説明をいただき、船内での仕事内容や生活、スタッフに必要な素養などのお話をいただきました。参加学生は真剣に彼らの話に耳を傾け、その後も活発な質疑応答がなされました。
3日目には、寄港したマレーシアのレダン島で、シュノーケリングのオプショナル体験をしました。学生らは、白い砂浜と浅瀬が続くビーチで、十数種類の魚たちに遭遇し、感動していました。この日の夕刻には、船上でBBQを楽しみ、夜に開催されたパーティでは、日本代表として日高君がパーティを盛り上げてくれました。中国やマレーシア、インド、西欧諸国等、世界各国からこのクルーズに乗船しており、学生らは積極的に国際交流を図っていたことが印象的です。
4日目午前中は、各自が思い思いに船上の時間を過ごし、午後にシンガポールに到着、下船。シンガポール動物園、ナイトサファリを見学後、深夜便でシンガポールから帰途につきました。
10月6日には事後研修が実施され、研修日程をすべて終了しました。この研修で、学生らは、研修目的を達成するとともに、英語の重要性を再認識し、また、外国で仕事をすることへのあこがれを目標に変える機会になったようです。将来の国際観光を担うよう、世界に羽ばたいてほしいものです。
シンガポールのマーライオン前にて、記念撮影。
チャイナタウンで、やしの実を試飲。
スターヴァーゴに乗船!
スターヴァーゴのロビーにて。
バックヤード見学(厨房)
バックヤード見学(キャプテン室)
山内氏、中西氏からスタークルーズについてのお話をいただきました。
レダン島へ到着。
レダン島でシュノーケリング
船上BBQ。
楽しく食事中。
船内の劇場リドにて。
「チョコマッドネスグランドフェアウェルパーティ」では、日高君が日本代表として出演!
ウォータースライダーやジャグジーも満喫しました。
シンガポール動物園でゾウの上から。