学部学科トピックス
2011.02.16
【国際観光学科】西彼杵高等学校で「観光客に感動を、市民に自信を与えよう」というテーマで出張講義を行いました。
西彼杵半島は、夕日が海に沈む素晴らしい景色があるところです。今回の出張講義は、そのような場所に位置する長崎県立西彼杵高校で行いました。テーマは、「観光客に感動を、市民に自信を与えよう」という内容で、西海学の一環として、自分たちの住む町を歴史から地理から、地場産品から学び、自分たちで観光名所めぐりを作成して、観光地マップを作るワークショップです。
着地型観光「さいかい元気村」について話をして、ワークショップとして、市内にある著名な場所を調べ、観光マップを作ってもらいました。意外なことに思ったより学生達は、市内の様々な場所を知っており、日頃から町の様々なところに行っている事が解りました。
たとえば「日本一小さな公園」などは、地元の人でもあまり行ったことがないところだと思います。また高校から近いところに、お尻が腐ってしまうほど永い時間座り続けてしまうほど美しい海で有名な「尻久砂里海岸」は、長崎県五島列島を含めても、透明度が県内2番目の海岸であることは、あまり知らないようでした。
ただ知ってはいるけど、それが自慢できるどうかの判断を、他との比較によって地元の素晴らしさに気づき、自信につながれば良いと考えます。結果は、思っていた以上の観光マップができたように思います。
(国際観光学科 原 哲弘)
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