学部学科トピックス
2011.03.31
【国際観光学科】「異文化コミュニケーション:佐世保とシアトルは違う?似ている?」というテーマで出張講義を行いました。
長崎県立佐世保商業高等学校の国際コミュニケーション科2年生の皆さんを対象に、出張講義を行いました(2011年3月11日、今年度8回目)。講義のテーマは「異文化コミュニケーション:佐世保とシアトルは違う?似ている?」でした。国際コミュニケーション科の皆さんは、昨年の夏、ホームステイのためアメリカのシアトルを訪問されているので、その経験を活かすことにしました。まず、異文化コミュニケーションとは、「当たり前」と思うことに違いのある人たち(例えば外国の人)が、お互いに相手の言うことやすることの意味を理解しようとすることだ、と考えられることを説明しました。そのうえで、昨年のシアトルでのホームステイで経験したときに疑問に思ったり、悩んだりしたりしたのはなぜだったのかを、クラスの皆さんに考えてもらいました。
国際コミュニケーション科の皆さんの感想です。
・「(ホームステイをしていた間、)文化の違いが身近にたくさんあったこと、でもそれに自分なりに対処できていたことに、気がついた。」
・「外国の文化に触れるとき、知らず知らずのうちに自分の国の文化と比べたり、自分の国の文化を学んでいたりしていることが分かった。」
また、異文化コミュニケーションについて今後勉強してみたいことには、次のようなことがあるそうです。
・「私が感じたアメリカでの生活の難しさのように、日本で生活する外国人の方がどう感じているのかを知りたいです。」
・「語学をもっと勉強したい。」
・「もっと、いろいろな国の文化を知りたい。」、「日本の文化と他の国の文化の共通点をさがしたい。」
佐世保商業高校・国際コミュニケーション科のみなさんの新年度の学習に、この出張講義が少しでも役に立ってくれたら、と願っています。
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